大好きだよ!あみママちゃん! | 猫好き、犬好き、酒好き

猫好き、犬好き、酒好き

保護猫と暮らす幸せ




今日はあみママちゃんのお話しです



あみママちゃんは2012年5月に阿見町の公園で、仔猫と一緒に保護されてシェルターに入ったお母さん猫です
(阿見町→あみ、お母さん→ママ、ということであみママ)

酷い鼻炎と口内炎でゴハンを食べることが出来なくなり、2017年2月から我が家でお預かりしていました


我が家に来た日のあみママちゃん



鼻が……
口内炎も酷くて毛づくろいも出来なくて毛玉だらけの身体でした


我が家で暮らすようになってからも体調の良い時と悪い時の波がありましたが、手作りゴハンで水分が摂れるように食事を工夫すると、体調も安定して顔つきも穏やかに、毛なみも良くなってきました


そしてミカン大好き!イチゴ大好き!なフルーツ女子になり


ブロッコリーだってガブリ!


キュウリだってご覧の通り


テレビっ子で鳥を追いかけたり


何故か私にオモチャを持って来てくれることもありました


預り仔猫の面倒をみてくれたりと


穏やかにシニアライフを送っていたあみママちゃん



こんなに元気だったあみママちゃんですが、今年9月から体調が優れず通院をして抗生剤で様子をみていました



10月下旬、左頬が腫れていることに気付き、口内炎でバイ菌が入ったのかな?と最初は思いましたが腫れは引きませんでした


11月上旬、腫瘍に詳しい病院があると鶴田代表から教えてもらい受診したところ、腫瘍の硬さや場所などから「扁平上皮がん」の可能性が高いと



刺したり切ったりの検査はしませんでした
検査をして何の腫瘍かわかったとしても、抗がん剤や放射線で絶対に治るとは限らないし、苦しい時間を延ばすことになるかもしれない
シニアで顔の外科手術も無理だと思いました

辛い辛い選択ですが看取り、緩和ケアを選びました

獣医師の指導を受けて自宅で毎日ステロイド注射をして、今あみママちゃんに何をしてあげるのが良いのかを考える日々でした



同じく預り猫のさとちゃんとじゅんが寄り添って寝ています



固形物が食べれなくなり、支援物資で頂いた介護食や高栄養食をシェルターから分けてもらいました(ご支援ありがとうございました)


飲み込みも辛い様子で、腫瘍の影響が口腔内にも出てきているようでした


12月に入り全くゴハンを食べず補液をすることになり、自宅で初の補液をしました


2023年12月14日 21:30
闘病生活は終わり、静かに息を引き取りました

仕事がお休みで最後の日を一緒に過ごし、看取ることができました

本当に可愛い良い子でした
楽しい思い出しかないので悲しくてしかたありません

あみママちゃんはシェルターボランティアさんに可愛がられ、フォスターペアレント様にもお世話になり、我が家の猫たちと仲良く暮らし、口内炎で時々辛かったけど良い猫生を送れたと思います

あみママちゃんに代わり、支えて下さったたくさんの皆様に感謝申し上げます




私たちのようなボランティア活動は、保護したら終わりではありません

里親さんを見つけ譲渡したり、里親さんが見つからなかったとしても穏やかに猫生を送れるように、最後まで幸せだったと思えるようにしたいとお世話をしています



一日一日が大切な時間です



これからもCAPINの保護っ子たちの応援をどうぞ宜しくお願い致します




ありがとう、あみちゃん
大好きだよ