これは忘れもしない
小学一年生の2月のこと。
車を購入して、一週間後の出来事です。
100円のスーパーで売っている
ハンバーグには卵入りでも
反応しなかった息子。
ちょっと奮発!と思って
生協で一個300円の
冷凍ハンバーグを夕飯にしました。
普段と違うハンバーグ。
息子は美味しかったんだと思う。
「大丈夫?」
と聞いても
「大丈夫」
と言っていて安心していたら
一個を食べ終わるくらいで
「何か口が変」
と言い出しました。
「いつから?」
と確認したら
「食べ始めた時から」
という。
ええー!
「大丈夫」って言ったよね?
確認したとき!!
どうやら口腔内に違和感があったら
いつもなら食べないのに
美味しかったから
食べ進めちゃったらしいのです。
今までこんなことしなかったのに…
よほど美味しかったらしい。
慌てて内服薬を飲ませるけど
効果なく、咳が出始める。
「咳!!…気道が閉塞気味なんだな」
と思って、
次の内服薬のステロイドもすぐに内服。
あんまり変化なし。
逆に息子は
「怠い」
と言って横になりだす。
これまずいー!!
重篤なときは息子は眠くなる。
正確には横になりたがる。
重度の症状ぽいわ。
やばいなー。
でもここで私が慌てると夫が
びっくりしちゃうし
「これで吐いたら病院かなぁ」
とさらっと言ってみる。
咳は続いてるけど
内服は飲めてるから、
ちょっと様子見でも、どうかな?
と私の頭の中の知識をフル回転状態に。
横になるのは、
血流量がアナフィラシキーで
減っているので、息子自身の
防衛本能だと思う。
アナフィラキシーは、
なってから5分が鍵。
自分の免疫をフル活動して
改善するように体はなっていると
昔、研修できいたことがある。
その免疫のフル活動を私は信じる!
吐いたら、救急車だわ…と思った瞬間
嘔吐!!!
ちーん
あー、もうこれダメだわ。
決定打。
息子の意識を確認。
意識はあるらしいけど、これは
病院はいかないと。
東京消防庁の7117に電話して
状況を説明したら
即、大学病院を受診するように言われ
日大板橋病院の救急外来を
受診することにしました。
(あー、私の古巣)
車を買ってはじめて家族でのお出かけは
夜中の救急外来でした。
診断の結果は
卵によってアナフィラキシーが起こり
口の中に腫れがあり
それがまだ喉にも少し残っている状態で
点滴が必要との判断でした。
息子はあんなにグッタリしていたのに
点滴をされるときは
叫んで大暴れしてました。
点滴は1時間。
そのとき気がついたんだけど
慌ていて、息子の靴を持ってくるのを
忘れていました。
20キロを抱っこするのはキツイ。
これは息子にとって衝撃だったようで
未だに話に引き合いにだされます。
症状がよくなり、夜中に帰宅。
次の日に主治医を受診。
アナフィラキシーについて報告。
息子の血液データは、加熱卵は陰性。
卵白も食べれない値ではないのに
しかもタンパク質が変化している
冷凍品で起こしたということは
重度のアレルギー児なんだね
という判断。
わかってたけど、
決定打をもらったようで
結構ショック。
1月の血液検査は
「良くなったね」
と話していたので。
今回のことでエピペンの処方が決定。
しかも、何で起こすか?
わかりづらいため、
2本の処方となりました。
「普通は一本だけど…」
と前振りがあっての2本処方。
結構、ショックでしたね。
エピペンはランドセルに一本
私が常備持つ鞄に一本入っています。
生死をさまようようにならなくて
良かったけどね…。
現実を思い知らされた感は
拭えなくて。
後にも先にも、救急外来まで行くほどの
アナフィラキシーは
これ以降はありません。
高級なものは素材もいいから
食べたら駄目なんだな…ということを
身を持って知った事件でした。
毎日お風呂に入るように、エネルギーも調整し
笑顔の多い毎日にしましょう。
遠隔ヒーリングは、時間、場所、行動は制限されません。
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