たまには、ダンスの話をしないと...
WDSF系の動画を見てると、ナチュラル系フィガーの時、
男性が左肩・左胸を大きく下げて、ナチュラル系フィガーを踊ってるのを見かけます。
昔のプロ教師が教える「ひこうき・ぶんぶんの法則」とは、逆ですね。
(飛行機と同じで、右に曲がりたいなら、右を低くするのがダンスの基本...と言う教え)
「こいつらは、一旦左腕を低くして、左腕を持ち上げる勢いでライズするのだ!美しくないのだ!」とか、偉そうに言ってるヤツもいるけど、根本的に違う。
ナチュラルターン前半3歩(123)
ランニングスピンターン(1&23&)
シンコペーティッド・タンブルターン(1&2&3)
とくに、体感しやすいのが、「ランニングスピンターン」。
動画と同じくらい、大きな歩幅で、実際にやってみれば、いいと思う。
多くの人は「こんなにカラダを傾けるのは、邪道だ!」と罵倒して、やろうとしない。
でも、実際にやってみると、意図的にカラダを傾けているのではなく、
「結果的に、左腕が低い姿勢が、自然に出来てしまう」とう理由が、
身体動作の原理が、わかってくるかもしれない。
WDSF系列であるはずの「JDSFのプロ教師」であったとしても、
「左腕が低くなっている」のが、いったいどんな理由によるものなのか、
説明できるプロ教師は、ごくごく少数だと思う。
「左下から右上(←ここが超重要)に向かって、
「臓器を支えるインナーマッスル群」を最大化ようとすると、
右足が前方に着地するあたりで、左肩・左腕が低くなる。
そして、「臓器を支えるインナーマッスル群」が最大化したときに
鋭いナチュラル系回転と、急浮上するような大きなライズが生まれる。
....という感じだと、わたしは思っているけれど、
そういうことを書いても、プロ教師は、なんの反応も示さないだろうな!
多分.... (いわゆるスルー、というか放置プレイ)