水とお湯との混合水栓(蛇口)
最近の水道の混合水栓は、
レバーを 上に上げると、水(お湯)が出て。
レバーを 下に倒すと、水(お湯)が止まる。
いわゆる「下げ止め式」で、共通になってるはず。
ところが、昔はそうではなかった。
レバーを「上げる」と水が出る(下げ止め式)混合水栓と、
レバーを「倒す」と水が出る(上げ止め式)混合水栓、
その両方が存在した。
普段、家で使ってるのと「逆」の混合水栓を使うと、
水を止めようと思って、間違えて水が最大になったりする。
昔の思い出。
いまでも、一部の公共施設には、
「レバーを 下に倒すと、水(お湯)が出る」
昔の仕様(絶滅危惧種)の混合水栓が存在します。
金沢市内ですが、さて、どこでしょう?
これ、欧米では「下げ止め式」が主流になってることに加え、
阪神大震災の時に、「レバーを 下に倒すと、水が出る」タイプにおいて、
レバーのモノが落ちたときに、水が出っぱなしになった、という事例があったとかで、
それ以降(2000年3月以降)
「レバーを 下に倒すと、水が止まる(下げ止め式)」タイプに統一されたようです。