ドイツ鉄道 奇跡の電車に居合わせた! | あられせんべいの幻想パラダイス

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この世はすべて幻想。だけど面白い事いっぱい。
ドイツに住むあられせんべいが、幻想、妄想、夢や現実・・・etc.を綴ります。

昨日は、ドイツ鉄道に乗って

マンハイムという街へ行きました。


ここからだったら、電車を一回乗り換えて行きます。

最初はとても田舎で、牧歌的な風景が広がっていて、

段々と家やビルが増えて来ます。


途中の乗り換え駅には

ドイツ鉄道だし、普通に、

5分遅れて到着しました。


乗り換え時間は15分くらいあったので余裕だったけど。


そして、乗り換えた電車に乗ること1時間半、

マンハイムの駅に着きました。


息子の住む街で、

週末に息子はこの風景を見ながら行ったり来たりしているんだな、って

思いながら、景色を眺めたり、途中、ちょっと寝落ちしたりしながら

乗っていました。


最初に乗った電車は

チケットのチェックさえなかったけど、

乗り換えた電車にはちゃんと車掌さんがいて

チケットのチェックに来ました。


電車はマンハイムの駅が最終だったので、

「皆さんここで降りてくださいね。」というアナウンスの後に、

「この電車は予定より3分早くマンハイム駅に到着しましたよ〜」という

嬉しそうな車掌さんのアナウンスがありました。

そして、その瞬間、後ろの方の車両では拍手が湧き起こりました。

わたしもつられて拍手しましたよ。


だって、ドイツ鉄道の電車は遅れるのは当たり前で

電車が突然無くなる事だってあるのに、

早く着いたんですよ!!

ドイツに長く住んでいて、

電車にはたまーーに乗りますが

遅れたことは数知れず、だけど

早く着いた事は初めての体験でした。


それこそ、奇跡!!ですよ。

そんな奇跡の電車に乗り合わせた事はとてもラッキーです。


この日、息子の住む街に行ったのは

実は、息子が夕方の電車で

ストックホルムに旅立つので

その見送りの為でした。


息子の下宿の鍵を預かったり、洗濯物を持って帰ったり、

夕飯に電車で食べるお弁当を渡したりと

諸々の雑用もありました。


息子はストックホルムに3ヶ月間滞在して

インターンをやる予定です。


あ、でも、息子の乗った電車は予定通り来たのですが、

出発が10分くらい遅れて、しかも途中でさらに遅れたみたいで

次の乗り継ぎに間に合うのか心配でしたが、

無事に乗れたようです。

ドイツの北の港町のハンブルグで乗り換えて、

コペンハーゲンに朝到着して、ちょっと一息ついて、

明日の朝に、ストックホルム行きの電車に乗るそうです。




息子の乗った電車がなかなか出発しなかったので

写真を撮ってみました。

これが電車の後ろ半分。




こっちが前半分。

どっちも端っこの車両が見えない。


こうやってみるとむっちゃ長い電車です。

隣のホームにはスイスからの電車が止まっていました。

陸続きなんだなぁと思いますねぇ。



奇跡の電車に乗ってやって来たのですが

帰りは、夫の車で帰りました。

夫はこの日はたまたまここからそう遠くないところで仕事していたので

最初は夫だけ鍵を受け取る予定にしていたのですが

それならばとわたしも一緒に見送りに来ることにしました。


息子とはしばしのお別れですが

今の時代は、どこにいても

瞬時にメッセージを送ってやり取り出来ますからね、

そんなに淋しくはありません。

スェーデン語が喋れない息子ですがストックホルムで

たくましく頑張って欲しいですね。