国宝・下 花道篇 | 三遊亭王楽のぽよよんブログ

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吉田修一さんの『国宝・下 花道篇』(朝日新聞出版)を読みました。

本書と『愛に乱暴』を読んで「成程、映画化される作品が多い訳だ」と、納得した次第。

本書のラスト、そして、幼なじみが帰ってくる場面なんざァ、もろに映画ですもの☆

ちなみに本書と『愛に乱暴』、いずれも映画化が決まっております♪パチパチパチパチ~。



「女形というのは男が女を真似るのではなく、男がいったん女に化けて、その女をも脱ぎ去ったあとに残る形である」



「役者が立派なふりしてどうすんですかい?いいですか。立派な人間じゃねえからこそ立派ってこともあるんだよ」



読み応えのある大河小説ですが、あっという間に読めちゃいますのでオススメです~。