七代目 三遊亭円楽のブログ

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落語家・七代目 三遊亭円楽が日々の出来事・落語・映画について徒然なるままに語ります。
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昨日は、好一郎師匠と共に大阪へ。

ホテルにチェックインした我々は、心斎橋にある老舗の洋食屋〈明治軒〉さんへ。

好一郎師匠は、名物オムライスに串カツ5本セット。

私は、ハンバーグと海老フライ定食。ライスお代わり自由なので、無論お代わり。美味しゅうございました☆

満腹になった我々は、なんばまで歩いて、久方振りに法善寺横丁の路地裏にあるバー〈路(みち)〉さんへ。

繁昌亭で真打昇進披露をさせて頂いた時、松喬師匠に初めて連れてきて頂いた思い出深いお店。

店に入るや否や、いらしたご夫妻から「円楽師匠!」と…何て嬉しい事でしょう(泣)。

絶品ハイボールをたらふく頂き「マスター、お勘定」と云うと、店の隅で独り静かに呑んでいらした紳士をマスターが手で指して「頂いてます」と…何て粋な方でしょう!有難うございます(泣)。

最高のほろ酔い気分でブラブラ歩いてホテルに帰った我々は、テレビ見ながら部屋呑みして就寝しましたとさ☆

さて…英気を養った我々は、本日サンケイブリーゼにて襲名披露です!頑張るぞ~♪







昨日は〈シネスイッチ銀座〉にて『ぶぶ漬けどうどす』を観ました。

タイトルの「ぶぶ漬けどうどす」は、京都の人が早く帰ってほしいお客さんに対して遠回しに云う言葉…つまり、上方落語の『京の茶漬』ですネ♪

さて、如何なもんでしょうか…

室井滋さんと松尾貴史さんの怪演が見所。

ズカズカ行くヒロインのまどかを演じた深川麻衣さんが、とてもチャーミング☆元乃木坂46の方とは知りませんでした。

肩に力を入れずに観られるのが、本作の魅力かもしれませんネ?



昨日の昼は、来年5月に開催される大きな落語会の打ち合わせがありました。

会派を超えてのビッグイベントですので、超絶楽しみです☆皆様、お楽しみに♪

夜は〈末廣亭〉でしたが…

楽屋入り直前に、久方振りに演る噺をノート見ながらブツブツさらってたら、上方の先輩・桂吉坊師匠にめっかってしまいました!(泣)

昨日・一昨日と吉坊師匠は、末廣昼の文治師匠トリの芝居にご出演されていたのであります☆

大好きな先輩にお会い出来たのは嬉しかったのですが、ハズいところを見られてしまった…吉坊師匠、目にしたものは忘れてください!またゆっくり呑みましょう!

末廣を後にして、ホームグラウンドの両国へ。

高座に上がったら、何と客席に、昨日発売したばかりの自著『円楽への道 ~七代目三遊亭円楽半生記~』(竹書房)を手にした方がいらしたの!有難や~(泣)。

お子さんがいらしたので『転失気』をば。よく笑ってくださり、感謝々々であります♪

終演後は、トリの好一郎師匠に御馳走になりました☆

さて…本日は、気になってる映画でも観に行きましょうかネ?



昨日、映画を観終わった後は〈末廣亭〉へ。

今月中席夜の部は、可龍師匠がトリでござんす☆

ハレの初日、いいお客様方の前で『看板のピン』を口演した後、ホームグラウンドの【両国寄席】へ。

此方では、パパ直伝の『蛇含草』をば。

終演後は、トリの鳳志師匠から楽しいお話を聴かせて頂きながら、たらふく御馳走になりました♪

いや~、鳳志師匠と熱烈中華食堂は裏切りませんナ?素敵なひととき、有難うございます!

さて…本日も、末廣からの両国です☆頑張ってきますネ~♪



昨日は〈TOHOシネマズ新宿〉にて『MaXXXine マキシーン』を観ました。

タイ・ウェスト監督&ミア・ゴス主演コンビによるシリーズ『X エックス』『Pearl パール』に続く第3作。

心配なのは、前2作を観てない事ですが(泣)。

さて、如何なもんでしょうか…

苦手な場面は多々あったものの、それらの描かれ方が割とあっさり(?)していたので、許容範囲だったかナと。

前2作を観ていなくとも、存分に楽しめました。

80年代の空気を大切にしたカメラの色調にワクワク。

衣装や音楽、VHSビデオテープもドラマを盛り上げます。

強く自分を持って様々なものと戦っているマキシーンの姿が、演じている売り出しのミア・ゴスと重なって、胸にズシンと響くものがありました。

エンドクレジットが終わってからのナツい文言に胸アツ…それは、観てのお楽しみ☆



「ショウビズ界では怪物と呼ばれてこそスターだ」
ベティ・デイヴィス



「私らしくない人生は受け入れない」



スクリーンいっぱいに横溢する悪趣味の美学に刮目せよ。是非、劇場で御覧ください。



昨日は〈TOHOシネマズ渋谷〉にて『国宝』を観ました。

吉田修一さんによる同名小説を、李相日監督が映画化。

歌舞伎界をモチーフにしたもので、既に読ませて頂いた小説は面白かったです。

上映時間は、175分…約3時間!観てる時だけ、あんまり水分取らんようにしとこ(泣)。

さて、如何なもんでしょうか…

「人生に於いて必要なのは〈挫折〉である」と云う事を、美しく魅せながら教えてくれる作品。

いつも通り抜群の演出力を披露した李相日監督も流石ですが、奥寺佐渡子さんの脚色も素晴らしい。

吉沢亮さんと横浜流星さんが、脆くて儚くて美しい。

堕ちるとこまで堕ちた喜久雄(吉沢)が、逢魔が時にさびれたビルの屋上で踊っている場面、最も美しかったです。



「あん時のお陰で、今の俺があんねん」



…そう、その〈あん時〉が大切なのです。

あっという間の175分。是非、劇場で御覧ください。





昨日は、親子三代で〈歌舞伎座〉へ。

【六月大歌舞伎】の夜の部を鑑賞。次男は、初歌舞伎座☆

先ずは『暫』。

鎌倉権五郎を演じるのは、市川團十郎丈でしたが…

私の歌舞伎初体験は、先代團十郎丈の『助六』でしたので、不思議なご縁を感じます。

続いて、口上。

親子三代が並ぶ口上を親子三代で観るのは、感慨深いものがありました。

また、菊之助丈が立派なんだ☆きちんとした御挨拶。感動。

からの、八代目菊五郎丈と菊之助丈の親子による『連獅子』。

菊之助丈の狂言師左近が花道から揚幕へ引っ込んだのを菊五郎丈の狂言師右近が思い入れを込めて見つめる場面、泣きそうになりました。

締めは『芝浜革財布』。

落語とは違う演出を楽しませて頂きました☆参考になります。

終演後、席を立った次男が客席を振り返りながら一言…



「末廣より広いネ?」



…と(笑)。

さて…本日は、歌舞伎をモチーフにした映画『国宝』を観に行ってきますネ~♪

















昨日は、札幌へ。【さっぽろ落語まつり】でした☆

朝7時20分の飛行機に乗って、8時50分に新千歳空港へ到着。

タクシーで、会場である〈札幌文化芸術劇場hitaru〉へ。

文枝師匠とはパパについて、鯉昇師匠とは老眼について話していたら、間もなく開演…

人気者・宮治師匠が『権助魚』でドッカンドッカン♪

負けてはならじと、ボクは『うつけもの』をば。いいお客様に、感謝々々です(泣)。

高座から下り、お後の雲助師匠に御挨拶をして、着替えてから会場を後にしました。

新千歳空港に到着した私は…



「かみさんに頼まれた物を、ひとつの漏れもなくお土産として購入する」



…と云う、此の旅で最も重要なミッションを完了。

そのご褒美(?)か、空港では尊敬する一朝師匠にお会いする事が出来ました☆嬉しい♪

14時30分にフライトし、16時05分に羽田に到着…正に、弾丸!

さて…本日は、親子三代で歌舞伎座へ☆伜は、初めての歌舞伎鑑賞です~♪







昨日は、慶応元年創業の船橋にある高級割烹〈稲荷屋〉さんにて【稲荷屋落語会】☆

そんな立派なお店で、開口一番が好好(笑)。

色んな意味で耳に残る『たらちね』を演っておりました。

私は『皿屋敷』と『青菜』の夏ネタ二席を演らせて頂きましたが、反応のいいお客様方で嬉しい限り(泣)。

終演後の懇親会も大変楽しくて美味しかったのですが…

我が大師匠・六代目圓生の最後の高座は習志野だったのですが、大師匠をお招きした習志野市長のお孫さんが落語会にいらしてくださっていたのには、とても驚かされました!

御来場くださった皆様方、そして主催の稲荷屋さん、心より御礼申し上げます。

さて…本日、朝から札幌へ☆【さっぽろ落語まつり】、頑張ってきますネ~♪
明日(8日)の早朝に、NHKの『桂文枝の演芸図鑑』に出演致します!

〈上方の父〉と慕っている文枝師匠と対談させて頂きました♪

大いに語らせて頂きましたので、見応え聴き応え充分!

5時20分から50分までの30分番組です☆

皆様、早起きして是非観てくださいませ~♪