七代目 三遊亭円楽のブログ
昨日、昼は〈明治座〉へ。【梅沢富美男 水森かおり 特別公演】を、パパと観に行って参りました☆芝居・歌謡ステージ・舞踊の3本立てを堪能♪終演後、水森さんに御挨拶をば。かの『NHK紅白歌合戦』に23年連続出場中の歌姫のチャーミングさに、家入親子はノックアウト!出演者の皆様、千秋楽まで頑張ってください☆夜は【しのばず寄席】。祝日とは云いながら夜公演にも拘わらず、大勢のお客様。仲入り前の出番で『百川』を口演。高座前には遊喜師匠と、高座後には遊雀師匠と、小遊三一門の方々と沢山お話をさせて頂きました☆その後は〈末廣亭〉へ。主任のたい平師匠へ御挨拶に伺いました。先月末、楽しい九州ツアーでご一緒させて頂いた天どん師匠にも御挨拶♪たい平師匠は、客席にお子様がいらっしゃる事から『禁酒番屋』を口演。サービス精神、心に沁みました。終演後は、いつものごとく美味しく楽しく御馳走になりました☆大感謝(泣)。さて…本日もしのばず寄席、頑張りますネ~♪
今週25日(土)に〈池之端しのぶ亭〉にて【第12回 こっそり円楽】を開催致します。好好も出演し、私は三席口演予定☆夏に相応しく、一席は怪談噺にしようかナと♪17時30分開演(17時開場)入場料 3,000円ご予約・お問い合わせは…enraku7sanyutei@gmail.com…です。皆様方の御来場、心よりお待ち申しております! 昨日は〈むさし坊 神田西口店〉さんにて【第111回 むさし坊神田寄席】。2年振りに、圓橘師匠と『怪談乳房榎』をリレーで口演するのであります!…なので、その前に谷中の〈全生庵〉へ。作者である圓朝師匠のお墓参りをしました。それから神田駅に着くと、目の前には〈TOKYO豚骨BASE〉が…お腹が空きまくっていたので、冷やし魚介豚骨つけ麺に、450円を足して博多炒飯セットをば♪前回のむさし坊出演時も、似たメニューを食べたような(笑)。エネルギーを蓄えて、会場入り。圓橘師匠と大事なお話をさせて頂いてから、いざ開演。開口一番の鳳月は『看板のピン』。ニンに合ってました。続いて、圓橘師匠の一席目は『悋気の火の玉』。お後、私は『乳房榎』の〈上〉に当たる『おきせ口説き』を演って、お仲入り。休憩後、トリの圓橘師匠が〈下〉の『重信殺し』。圓橘師匠のような大ベテランの方とリレー口演が出来ます事、芸人人生に於いて貴重な経験であり、また、こんな有難い事はございません。来月3日(月)も【両国寄席】で、圓橘師匠とリレー口演させて頂きます☆…ちなみに来月14日(金)は、しのぶ亭で小満ん師匠とも『乳房榎』をリレーで申し上げます♪皆様、お誘い合わせの上、是非いらしてください! 昨日は〈東京ドーム〉にて【巨人-中日】を観戦。一緒に行ったのは、中日ファンの好好。巨人先発のウィットリー選手が、5回までノーノー。中日先発の大野雄大選手も、負けじと7回1失点の好投。1-1のまま9回裏、坂本勇人選手のサヨナラスリーランには痺れました(泣)。中日ファンの好好は、隣りで苦虫噛み潰したような顔をしてましたけども(笑)。いやはや、劇的なゲームを観る事が出来て嬉しかったです☆さて…本日は、神田の〈むさし坊〉さんにて、圓橘師匠とリレーで『怪談乳房榎』を口演してきますネ~♪
昨日、昼は【しのばず寄席】。楽屋入りすると、萬橘副会長が『天災』で沸かしている真っ最中!負けじと会長の私も『試し酒』を口演。いいお客様でした☆暑い平日の昼にも拘わらず、大勢様の御来場で有難うございます(泣)。夜は〈歌舞伎座〉にて【七月大歌舞伎】の夜の部を鑑賞。先ずは『鎌髭』。落語『中村仲蔵』に出てくる狂言ですが、初めて観させて頂きました。ガツンと荒事、存分に堪能。続いて『め組の喧嘩』。元々が派手なところへ持ってきて、辰五郎が團十郎丈ですから、楽しくない訳がない。締めは『春興鏡獅子』團十郎丈、お嬢様のぼたんさん、ご子息の新之助丈が揃い踏み。観ながら「お母さんが見て喜んでる」と云う月並みな言葉が頭に浮かんだのは、決して私だけではないかと。大いに感動しました。さて…本日は、好好と野球観戦に行ってきますネ~♪
昨日は【両国寄席】の楽日。人気者の萬橘師匠がトリでしたので、満員御礼!また、とてつもなくいいお客様でしたから、気持ち良く『七段目』を口演させて頂きました♪主任の萬橘師匠は『千両みかん』で、ドッカンドッカン☆終演後は、楽屋に顔を出してくださった前副会長の楽之介師匠も交えての打ち上げで大盛り上がり!いやはや、良き楽日でした。大変お暑い中を御来場くださった皆様方、心より御礼申し上げます(泣)。さて…本日、昼はしのばずで、夜は歌舞伎を観に行って参りますネ~♪ チャールズ・ブコウスキーの『勝手に生きろ!』(河出文庫)を読みました。ただただ延々と「勤めては呑んでクビになり、勤めては呑んでクビになり」を繰り返すばかりなんですが、それでも頗る面白い。一見、人間が小さく見える主人公チナスキー(ブコウスキー)は、逆にとんでもなく人間が大きいのです。独特の表現も楽しく…「開いたままの女の口が、おれの口に押しつけられた。唾と玉ネギ、気の抜けたワインと四百人の精液(おれの想像だが)の味がした」「おれはコップにポートワインをなみなみと注ぐ。それはひどい酒で、飲んでるあいだ他のことを考えないと、その場で吐いてしまうようなしろものだった」…そんな酒、呑むなヨ(笑)。既成概念をぶっこわす表現は、まるでポエム…「要するに、おれは人生にうんざりしていた。ただ食べたり、寝たり、服を買うためにしなくちゃならないことそのものにだ。だからおれは、ベッドのなかで飲んでいた。飲んだところで世界がなくなるわけじゃない。でも、世界のほうもこっちの首を絞めたりはしない」「ほとんどすべての人間は作家だ。歯医者や自動車の修理工になれるだろうなんて、全員が思いやしない。でも、自分は作家になれるとはみんな知ってる。この部屋の五十人の男のなかでたぶん十五人が、おれは作家だと思ってることだろう。ほとんどすべての人間が言葉を使い、それを紙に書くことができる。つまり、ほぼ全員が作家になれるってわけだ。しかし幸運なことに、ほとんどの人間は作家ではなく、タクシー運転手ですらなく、そして何人か、かなり多くの人間は、不幸なことに何者でもない」「聖書は『汝の隣人を愛せ』って言ってるわ」「そりゃ、ほっとけって意味だ」…ブコウスキー作品には、不思議な痛快さがありながら、人生観をひっくり返されてしまうパワーもあります。皆様、是非。
昨日は〈歌舞伎座〉へ。【七月大歌舞伎】の昼の部を鑑賞。『末広がり』は、コミカルな隼人丈が良かった。傘の曲芸も、お見事。『時今也桔梗旗揚』は、幸四郎丈の〈台詞〉ではなく〈肚〉で思いを語る芸に陶酔。目玉は『御浜御殿綱豊卿』。かのブラック師匠を歌舞伎好きにさせたきっかけの作品。いや~、痺れた。仁左衛門丈演じる綱豊卿、度量が大き過ぎ。それに丁々発止で応えた幸四郎丈の助右衛門も最高。御年82歳の仁左衛門丈、衰え知らず。仁左衛門丈がご出演される舞台は、これから先、決して見逃すまいと心に決めました。16日(木)には、夜の部を観に行きます☆楽しみぢゃ~♪
昨日、昼間は次男とペアルックでお出掛け♪夜は【両国寄席】。開場前、鯉三郎さんに教えた『三味線栗毛』を聴かせて頂きましたが、却って勉強になりました。聴きながら「此の人、意外に(?)怪談噺が似合うかも…」と思ったりして。彼で『宗悦殺し』を聴いてみたいナと思った次第☆開口一番は、鳳志師匠に入門したばかりの一番弟子・心一(ここいち)。御年43歳の彼が口演する『桃太郎』は、ルーキーにも拘わらずいぶし銀の香り。此の香りを嗅いだのは、今の好志朗が〈西村〉と名乗っていた前座の頃に口演していたのを袖で聴いて以来。仲入り前の楽麻呂師匠は『船徳』。おこがましいですけども、本題も然ることながら、いつもマクラが素晴らしい。オチが「こう来る!」とわかっていても笑わせてしまう事に、学ばせて頂く事が多いです。トリの道楽師匠は『阿武松』で、ビシッと締めてくださいました☆御来場くださった皆様方、心より御礼申し上げます。さて…本日、今から歌舞伎座へ行ってきますネ~♪
チャールズ・ブコウスキーの『くそったれ!少年時代』(河出文庫)を読みました。『郵便局』も面白かったですし、やっぱ好きだわブコウスキー。微塵もウソが無い。無さ過ぎると云っていいくらい。小説って、頭の中で映像化しますが、その画が汚なくても品がある。コレは凄い。人間の品って、見た目の美しさなんかよりも人間性から滲み出るものなんだナと、改めて思い知らされた次第。ちなみに原題は『Ham on Rye』。本来は〈ハムをはさんだライ麦パン〉と云う意味らしいですが…実は、ブコウスキーがサリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』が好きらしく(←好きそう!)、その原題『The Catcher in the Rye』の〈Rye〉をもじっていて…更に、パンにはさまれたハムは自分を表しており、両親から板挟みの状態になっている事を云っているそうな…成程!文章を書き始め、オリジナルのキャラクターを活躍させる事に快感を覚えた時の…「人には誰か相手が必要だ。自分のまわりに誰もいないのなら、誰かをでっちあげて、あたかも実在する人物のようにしてしまえばいい。それはまやかしでもなければ、ごまかしでもない。むしろその反対のほうが、まやかしでごまかしだ。彼のような男が身近にいることもなく、人生を生きていくことのほうが」更には、図書館で本と出会い、ヘミングウェイと出会った時の感動場面…「それからヘミングウェイの登場だ。何という興奮!彼こそ文章の書き方というものを心得ている。喜びを与えてくれる。切れ味の鋭い言葉は、読者の心を躍らさずにはおかない。彼の作品を読み、その魔術にすっかり心を預けてしまえば、自分の身に何が起ころうと、苦痛を少しも感じることなく、希望を持って生きていくことができた」…破滅的な暮らしを送っているにも拘わらず、感動出来たものには全力で感動している事に感動します。「みんな同じ穴のむじなではないか。誰もが一つの巨大な便器の中でもがいている。逃げ場はどこにもない。誰もがやがては流されてしまう運命にあるのだ」…人間の幅を大きく拡げてくれる青春小説。是非。

