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七代目 三遊亭円楽のブログ

落語家・七代目 三遊亭円楽が日々の出来事・落語・映画について徒然なるままに語ります。
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昨日、昼は〈銀座ブロッサム〉にて【圓朝祭】。

楽屋入りすると、仲良しの文菊師匠が着替えておられました☆

文菊師匠の『岸柳島』の後、私は『不孝者』を口演。

楽屋のモニターにて、人間国宝・雲助師匠の『目黒のさんま』を拝聴しながら、大好物である〈弁松〉さんの赤飯弁当を頂く…何て、至福なひとときでしょう。

休憩後、白鳥師匠の『ナス娘の大冒険』。トリは復帰された権太楼師匠で『文七元結』。

開口一番…



「昨年暮れから食べ物が喉を通らなくなりまして、病院へ行きましたら食道癌のステージ4と診断されました。

何とか落語が演りたくて、放射線治療などをして今日の高座に照準を合わせてきましたが…

今の白鳥の高座を聴いてたら、そんなに意気込まなくても良かったのかナと…」



…に、泣きながら大爆笑。

魂を震わせる50分間の名演に、ただただ滂沱の涙。

芸人として大切なハートを、改めて教えて頂きました。権太楼師匠、有難うございます。

夜は、浅草5日目。

楽屋入りして間もなく、お腹が空いたので〈翁そば〉を再訪。

前日、小助六師匠からすすめられたカレー南蛮の〈ヒヤダイ〉をば…

説明しよう。

〈冷たい台(蕎麦)〉だから〈ヒヤダイ〉なんだそうです。猫舌にはピッタリだ。次回は、ルー別にしてみましょう☆

口上は、米助・遊雀・談笑各師匠方。司会は、小痴楽師匠。

遊雀師匠が本当にいい事を仰ってくださったのですが、話し終わった途端、私の方を向いて…



「今日は、ちゃんとしてたでしょ♪」



…ですと(笑)。いつまでもチャーミングなお方だ☆

トリで私は『紙入れ』を口演。御来場くださった皆様方、心より御礼申し上げます。

終演後の打ち上げは、米助師匠ご夫妻もご参加くださり、大盛り上がりでした!

さて…本日は、浅草6日目☆頑張ってきますネ~♪





















昨日、昼は〈船橋市民文化ホール〉にて【ふなばし寄席】。

襲名披露の口上もあり、司会は昇也師匠。

並んでくださったのは、パパに小助六師匠、そして何と好好までもが!

予想通り、余計な事しか云わなかったので、或る意味期待を裏切らなかったのは流石です(笑)。

いいお客様の前で『読書の時間』を口演して、いざ浅草へ。

夜は、浅草4日目。

楽屋入りする前に、好好と〈水口食堂〉さんで腹ごしらえ。

並盛のご飯が並盛ぢゃないところが、ボクのお気に入り♪

たらふく食べて、英気を養って楽屋入りすると、つい先程まで船橋で一緒だった昇也師匠が『鎌倉飛脚』で、お客席をひっくり返している真っ最中☆

袖からお客席を覗いてみれば、2階までいっぱいの満員御礼で、感謝感激則巻アラレ(泣)。

伯山先生の『三方一両損』で大いに盛り上がって、お仲入り。

口上は、遊雀師匠に晴の輔師匠、伯山先生。司会は、夢丸師匠。

皆さんが口上を述べた後の、夢丸師匠による〈軽く毒を含んだ寸評〉が堪りません♪

盛り上げて頂きバトンを渡してもらった私は『七段目』を口演…何ていいお客様だ!

御来場くださった皆様方、心より御礼申し上げます(泣)。

終演後の打ち上げは、船橋で打ち上げていたパパも参加して、これまた大盛り上がり(笑)。

さて…本日、昼が【圓朝祭】と云う落語会、夜が浅草中日です☆頑張るぞ~♪





















昨日、昼は〈三条市中央公民館・大ホール〉にて【三条寄席】。

『親子酒』を口演すると、燕三条を後にして浅草へ。

夜は〈浅草演芸ホール〉の3日目。

楽屋入りする前に、初めて〈翁そば〉さんへ。

噂に聞いていた、冷したぬきの玉落としを食す…断言しよう、此の芝居中に再訪します♪

口上は、松鯉先生に遊雀・生志両師匠、司会は夢丸師匠。

生志師匠が、私が前座働きしている頃、ブルガリの腕時計をしている事に触れてくださったお陰で、トリで上がる時にロレックスを付けて高座に上がる事が出来ました(笑)。

私は『天狗裁き』を口演。いいお客様に感謝です☆

御来場くださった皆様方、心より御礼申し上げます。

打ち上げでは、同期の遊雀・生志両師匠による、主に談志師匠のエピソードに、後輩一同大喜び!

こういう瞬間に、無上の喜びを感じます。師匠方、有難うございました。

さて…本日、昼は船橋で落語会、夜は浅草4日目です☆頑張っていきまっしょい♪





















昨日は〈浅草演芸ホール〉の2日目。

口上は、圓橘・米助・文治各師匠。司会は、前日に引き続き小痴楽師匠。

文治師匠が、末廣2日目に引き続き、映画『国宝』の小野川万菊の物真似をしてくださいました♪此の物真似、クセになる!(笑)

トリの私は『青菜』を口演☆

御来場くださった皆様方、心より御礼申し上げます!

打ち上げには、圓橘師匠と文治師匠、また魔女・瞳ナナ姉さんがご参加くださいましたが、コンプラど無視の〈文治劇場〉に、一同が抱腹絶倒!

圓橘師匠が「文治さんには、是非とも『三十石』を演って頂きたい」と仰いましたが、確かにめちゃくちゃ聴きたいです☆

文治師匠、いつか必ず演ってください!

さて…本日、昼は燕三条にてパパとの親子会、夜は浅草3日目です☆頑張るぞ~♪





















末廣亭での10日間が終わり、昨日から〈浅草演芸ホール〉にて襲名披露興行です☆

此の芝居、ウチの一門の枠を設けて頂いてまして、昨日の出番は我らが楽生師匠。

マクラから『日和違い』で、大いに盛り上げてくれました♪

…からの奈々福先生、ぴろき先生、夢丸師匠、遊雀師匠、コント青年団先生と最高の流れで、伯山先生『小田原遺恨相撲』で、お仲入り。

休憩後、口上。

パパ・遊雀師匠・伯山先生で、司会は小痴楽師匠。予想通り、最高に面白かったです。

トリの私は『皿屋敷』。反応のいいお客様に助けられました☆

御来場くださった皆様方、心より御礼申し上げます!

打ち上げは、目の前にいらした夢丸師匠に伯山先生、隣りにいらした小痴楽師匠によるエピソードトークに抱腹絶倒♪

上座では、パパと遊雀師匠が昔話で盛り上がり、下座では、本を売りまくった好好がハイボールをグビグビ呑んでました。

ハレの初日らしい、最高の打ち上げ。皆さん、有難う!

さて…本日2日目は、一門の圓橘会長に米助師匠、文治師匠もご出演くださいます☆楽しみでっせ~♪





















昨日は〈末廣亭〉の千秋楽。

口上は、パパと小遊三師匠の『笑点』コンビ☆

司会は、お馴染み竹丸師匠で、軽くて楽しい口上でした♪

楽日のトリネタは、五代目・六代目との思い出を語ってから『鼓ヶ滝』。

噺の終盤に差し掛かった時、様々な思いが去来して、油断すると涙が出そうになりました。

高座から下りると、同い年の枝太郎師匠の御挨拶…



「今から15年前、私と楽生と楽京とで六代目の番頭を勤めさせて頂き、そして今、同い年の七代目の披露目に出させて頂きますて、こんな嬉しい事はございません」



…に、目頭が熱くなりました。

御来場くださった皆様方、心より御礼申し上げます。

そして千秋楽まで支えてくださった末廣亭の皆様、出演者の皆様、後輩の方々、本当に有難うございました!

さて…本日から20日まで〈浅草演芸ホール〉にて襲名披露です☆頑張るぞ~♪





















本日〈末廣亭〉の楽日ですが…

一門の後輩で映画通の好二郎から「私の生涯ベストワン作品は『狂い咲きサンダーロード』です☆」と、以前から聞かされておりましたが、未見でして…

「どうせなら大画面で観たいなァ?」と思ってましたところ、それが何と此の度、再映される事と相成りました!

それも調べてみたら、末廣亭の直ぐ近くにある〈シネマート新宿〉にて、14時45分から16時26分までの上映時間…そのまま楽屋入りすれば、ちょうどいい時間♪

…てな訳で、つい先程〈シネマート新宿〉にて『狂い咲きサンダーロード』を観ました。

いや~、オープニングから虜になりましたヨ。

山田辰夫さんの熱量が画面からビリビリ迸り、また、小林稔侍さんの怪演も見応え充分。

小林稔侍さん扮する剛が山田辰夫さん扮する仁の前に登場する場面、また、その後のやり取り、爆笑でした♪

泉谷しげるさんによる劇中歌が素晴らしく、中でもオープニングと最終決戦で流れる『電光石火に銀の靴』が、痺れるくらいにカッコいい!

最終決戦手前で何も出来ない自分にイライラしながらさ迷い咆哮する仁の姿が胸を打つ。

ラスト、ブレーキかけずに突っ走る仁にも感動。

皆さん、是非観てください!好二郎、有難う☆



昨日は〈末廣亭〉の9日目。

此の芝居、最高の入りで有難い限り(泣)。

口上は、文珍師匠と伯山先生でしたが、お二方とも口上と高座、どちらも盛り上げてくださいました♪

トリで私は『文七元結』。最高の一夜でした。

御来場くださった皆様方、また、著書をご購入くださった方々、心より御礼申し上げます。

打ち上げも皆さんご参加くださり、嬉しい限り。人徳かしら?(←自分で云うなヨ)

さて…本日は、いよいよ末廣千秋楽です!

パパと小遊三師匠の笑点コンビが登場☆頑張るぞ~♪





















昨日は〈末廣亭〉の8日目。

談春師匠は楽屋入りするなり、竹丸師匠と漫才を始めました(笑)。

口上は、松鯉先生に談春師匠、司会が竹丸師匠。

竹丸師匠が談春師匠を紹介する時に「初めて会った時、生意気な奴でした。今は、もっと生意気です」に爆笑♪

談春師匠は…



「円楽は、過度に恵まれた芸人です。どんなに能力があっても、我々のような外の人間が、末廣亭をはじめとした寄席で襲名披露を出来るなんて事は、先ずありえません。

可愛がられる資質があるのみならず、彼は二ツ目の頃から『此の会、面白そうだなァ?』『此の師匠と此の師匠が競演したら、どんな会になるんだろう?』と私が思った会には必ず居りまして、目をキラキラ輝かせながら袖で勉強しておりました。先輩は、そういう姿をちゃんと記憶しているものです」



…と仰ってくださり、ただひたすら感動。

トリでは『唐茄子屋政談』を口演。いいお客様に感謝です。

御来場くださった皆様方、書籍をご購入くださった方々、心より御礼申し上げます!

さて…本日9日目は、文珍師匠に伯山先生がご出演☆頑張るぞ~♪





















昨日、昼は〈浅草ビューホテル〉にて【清元お浚い会】。

昨年と同じく『権九郎』を語らせて頂きました♪

夜は〈末廣亭〉7日目。

早めに楽屋入りして、松樹さんの1分講談、ぽん太の『紀州』、青年団先生のコント、昇々師匠の『裸ンナー!』(←アホ全開♪大爆笑!)、小助六師匠の『虱茶屋』(←最強のお家芸☆必見!)をじっくりと堪能☆

…している間に、文枝師匠が楽屋入りされました。しばし大事なお話をさせて頂く事に。

師匠から、楽屋に美味しいものを沢山頂戴し有難い限り。お気遣い並びにご散財、誠に痛み入ります(泣)。

人間国宝・松鯉先生『太田道灌』で、お仲入り。

口上には、文枝師匠並びに松鯉先生が並んでくださいました。司会は、小助六師匠。

松鯉先生が…



「円楽さんは大変洒落のわかる方で、以前、高座で鮭の塩引きの話をしたら、後日〈加島屋〉さんの美味しい鮭を送ってくれました!円楽さん、ちなみに私は〈魚久〉の粕漬けも好きです(笑)」



と云えば、お後の文枝師匠、間髪入れず…



「私は松阪牛が好きです」



…に、会場ドカ~ン(笑)。

ポカスカジャン先生、夢丸師匠の『殿様団子』(←橘ノ圓師匠から教わった噺☆必聴!)、文枝師匠の爆笑漫談、ボンボンブラザース先生と、最高の流れでトリの私。

『井戸の茶碗』を口演しましたが、いいお客様過ぎて感動。

終演後のサイン会で、皆様方からお話を伺っておりますと、此の日の為にわざわざ地方から来てくれた方が沢山いらして、また感動。

その中のおひとりが…



「生まれて初めて落語を聴きに来ました!今日の寄席が初めてで、本当に嬉しかったです!」



…で、更に感動(泣)。

御来場くださった皆様方、心より御礼申し上げます!

さて…本日8日目は、人気者・談春師匠が登場☆どんな口上を述べてくださるか、楽しみだべさ~♪