芦沢央さんの『火のないところに煙は』(新潮文庫)を読みました。
昨年『汚れた手をそこで拭かない』を読んで度肝を抜かれた芦沢さんですが、本作も圧巻の一言。
作者の芦沢さんが芦沢さんご本人として出てくるフェイク・ドキュメンタリー怪談小説の為、リアルな怖さがハンパない。
花園神社近くのベローチェで読み始めたら…
「コレ…どっち?ウソ?ホント?」
…ってな具合に、怖いのに読む事を止められませんでした。
相談していたオカルトライターと連絡が取れなくなったり、その人の書評を載せたり、凝りに凝りまくってる為、ビビらずにいられません。
読み終わって今、コレを書いておりますが…
ああ、弱った。またトイレに行けなくなった(泣)。
「あははははははははははははは!」
…此の笑い声を書いてたら、また怖くなってきた…是非!(←どっちだヨ)