英単語帳 | 裏庭の盆栽棚から

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盆栽、頑張っています。

英単語帳について書きます。

娘が高一の時に学校で買わされたのは「大学入試データ分析英単語VALUE1400」でした。
数研出版のこの本は内容的にはそんなに悪くはなかったのだと思いますが
その時の英語の先生が非常に厳しい人で、毎日のように単語テストをやるのです。
それも毎日毎日、前日の分がプラスされて最大100個まで増えていくのです。
そんなわけですから、当然毎日のように単語帳を見て必死に覚える毎日でした。

しかし、何が悪いのか、単語は覚えても長文はあまり読めないと言う結果。
もちろん文法の本もボロボロになるまで繰り返し勉強していたのにです。

2年の時、一年の時の英語の先生は転勤でいなくなり
単語帳は「英単語ターゲット1900―大学入試出る順」に変わりました。
この本は旺文社から出ているもので、
もっともよく売れているのではないかという単語帳です。

しかし、2年時の先生は優しくて、単語テストも程々で
生徒が苦しむほどはやりませんでした。

それでも娘は毎日のように単語帳と格闘して苦手な英語を克服しようとしていました。
その頃から私は学校指定の単語帳に対する疑問がどんどんふくらみ
娘に何度も単語帳を変えるように勧めました。

学校の単語テストでは日本語で意味が書いてあり
英語のスペルを答えると言うもの。

テストの方法は仕方ないけどターゲットの中身がつまらない。
そして覚えにくい、かつてはこれが最先端だったかもしれないけど
今は違うという感じです。

現にアマゾンのレビューなどを見ても評価がバラバラで賛否両論あります。

結局その後もターゲットを使い続け、勉強の成果が上がらないのに業を煮やした私は
今年の夏休みの初めに「システム英単語 Ver.2」を娘に無断で買いました。

娘はシス単を一目見て気に入り、早速ターゲットは放棄して
シス単に取り組み始めました。
これまでの単語の勉強の積み上げもあり、ミニマル・フレーズを採用したシス単を
あっという間に一周二周とやっていきました。
更に別売の5枚組CDも買い、ipodに入れて単語帳と同時進行で進めました。

その結果、長文の読解力がすごく上がりました。

更に長文読解をレベルアップさせるために
基礎英文解釈の技術100、英文解釈の技術100、やっておきたい英語長文300
やっておきたい英語長文500などを立て続けに購入。

夏休みにこれまでやった参考書や問題集の復習で
レベル別英文法や英文読解ハイパートレーニングなどをやったこともあり
新たに購入した本達も次々に三周以上してクリア。

今も毎日のようにシス単を読んでいますが
一体何周目なのか本人にも解らないくらいになりました。

シス単、恐るべしです。
でも、先生には注意されたんですよね。
「それは何だ、何でそんなものを持っているんだ。ターゲットはどうした!?」ってね。
娘曰く 「いつまであんなんやっても覚えられへんで!」

先生、目が点になっていたそうです。
そしてそれからは2度と注意はされなかったそうです。

それと学校でシス単族がかなり増殖したそうです。



追記
 でもね、まだまだ悩みは尽きないんです。
 読解問題は飛躍的に伸びたんだけど、文法問題や発音のアクセント問題
 この二つが娘の弱点として残ってしまいました。
 以前は読解問題が大きく足を引っ張っていたから
 目立たなかったんだよね・・・・f(^ー^;
 何か解決するのに良い方法は無いですか? 
 英語のリスニングはよくやってる方だし
 レベル別文法問題や基礎英文法問題精講は
 何度も繰り返しやったんだけどねえ(*_*)