シーズンも残りわずか。
本当にあっという間だなぁ。
9月1日、美馬っち先発でした。
大負けでした。笑
試合は負けてしまいましたが、私にとっては感慨深い日でした。
なぜなら去年の9月1日は、美馬っちの肘の手術の日だったからです。
去年の今日は、私達は病室にいたのです。
手術後、意識朦朧としながら一生懸命
『アンちゃん、ありがとう』
って何回も言ってくれていたのを覚えています。
本当に心の綺麗な人。
私が手術したわけじゃないのにさ。
ありがとうって。
家族だからただ側にいるだけなのに。
電気が消えた病室のベッドで寝ている美馬っちを椅子に座りながら、ずーっとずーっと見てたな。
看護師さんとか、きっと暗い中に私がいるから怖かっただろうな。笑
寝ている美馬っちを見て、舞台の仕事をセーブしようと思ったんですよね。
舞台メインでやっていると、一ヶ月二ヶ月は平気で離れ離れになるので。
しかもその時はまだ新婚さんな私達。
側にいてほしい時にいてあげられないなんて、なんて無責任なんだ私は。って自分が情けなくなったんですよ。
美馬っちはたくさん覚悟を決めて手術したのに。
私はなにをやってるんだ。って。
幸い、幼い頃からずっとお世話になっている事務所なので、マネージャーさん達も事情を理解してくれて応援してくれています。
本当に有難いです。
手術を決めるまで、痛みと戦っている美馬っちを見ているのはかなり苦しかったです。
でも、本人が一番苦しかったでしょうけど。
だから、今日は、私が覚悟を決めた日でもあったんです。
去年の今日は、ボールを握ることさえできなければ、試合を観ることも、喜ぶことも、悔しがることも、なんにもできなかった。
ただ、ただ、手術したのはいいけど、良い方向に行くのかどうかわからない不安だけと戦っていたはず。
だから今日の悔しいという気持ちは大切にしてほしいと私は家族として思います。
良い時もあれば、悪い時もある。
良い時があるから、悪い時も頑張れる。
残り少ないシーズン。
思いっきり楽しんでほしいです。
嫁は既に楽しんでいます!笑