選択的夫婦別姓に関連して「虎に翼」にまで「イチャモン」をつける無知な自民党議員 | santos008jpのブログ

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 以下は、自民党参議院議員和田政宗氏のXでの発言だ・・・

 

6月4日放送NHK『虎に翼』

『この頃、戦前の民法を改正する作業が行われていました。
婚姻は「双方の合意」のみによって成立すること・・・を基本にして』
とのナレーションがあったが、
憲法24条は「両性の合意」であり、なぜ「双方の合意」としたのか、民法改正作業における具体的根拠をNHKに質問。

回答が来次第、皆様にお伝えする。
事実が無いなら相当問題だ。

 

・・・以上引用

 

 上記にも示すように、NHKドラマ「虎に翼」にて、「婚姻の自由」に関する戦後の改正民法についての言及があったのは確かだ。さて、それに対応する民法の条文は以下の通りだ・・・

 

第739条【婚姻の届出】

① 婚姻は、戸籍法の定めるところにより届け出ることによって、その効力を生ずる。

② 前項の届出は、当事者双方及び成年の証人2人以上が署名した書面で、又はこれらの者から口頭で、しなければならない。

 

・・・以上現行民法より

 

 民法改正の話である。民法に「当事者双方」と証人2人以上・・・、と書いてあるうえはNHKのナレーションに間違いは無い。選択的夫婦別姓に反対したいが為のとんだ言い掛かりだ。

 

 「選択的夫婦別姓」を選ばない人の選択は自由だ。しかし、「選択的夫婦別姓」に反対したいなら、「選択的夫婦別姓」を選びたい人に対して、それを選ばせない合理的な理由を明らかすることが、第一に必要だ。下らないイチャモンは必要ない。