santos008jpのブログ

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 「狂言」と書いたが、勿論「能狂言」の狂言では無い。狂言にはいくつも意味が有るが、ココでは歌舞伎芝居としての狂言と「作り事」としての狂言と思って欲しい。

 

【ココからはネタバレ】

 

 冒頭のツカミ・・・、真っ白い雪に真紅の着物と血潮が美しい。更に、お嬢吉三の様な女装の二枚目と生首が美しさと生めかしさのコントラストを際立たせる。映画の台本としても、客席の興味をひくにはこの上ない。そして、最後の「謎解き」の場面でもう一度この狂言を出して来る・・・、コレはミステリーの王道!!しかし、ココで一捻り。探偵役とも言える柄本さん演じる加瀬総一郎ではなく、渡辺謙さん演じる狂言作家に語らせているのも良い。「探偵」が完全に謎解きをしていない処も面白い。勿論、柄本さんの金田一耕助を思わせる探偵ぶりは秀逸の演技であった。

 

 私は、この作品を「第一級のミステリー映画」と言いたい。但し、最後の最後・・・、余り出番の無かった藩主にあれ程の役を充てて良いか?少し疑問は残ったが・・・

 

 

 

  昭和 (1951)年に、現在の東京大学検見川総合運動場(場所は千葉県です)の地層から発掘された古代ハスの実を起源として全国に広まった所謂「古代ハス(大賀ハス)」・・・町田の薬師池公園でも見頃になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは睡蓮

 

 

 

 

 賛否両論有るようだが、「秒速5センチメートル」の実写版である。WOWOWで連続放送が有ったので続けて見た。もう、60(才)も遠に過ぎると・・・「今思えば、ほんの一時の事でも、其れが一生の事の様に思えた」時も有ると言えるようになったが・・・、そんな人生の切ない季節を美しい画で見せてくれたのが、アニメ「秒速5センチメートル」であった。

 しかし、その実写化となると・・・、正直、「止めておいた方が良い」と思った。しかし、実際に見てみると、それ程大きな違和感は無かった。特に、二人の子役が良かった。そして「尺」も倍近く伸びたので、第三話の部分が丁寧に描けていて良かったとも言える。アニメの実写化は失敗も多いが、本作品は例外かも知れない。

 

 

 今年も去年と同様・・・古い日記から

 

○8月13日(2003年)
両親の故郷である磐田(静岡県磐田市)へ・・・両家の墓参りをする。
田を渡る風が爽やか・・・札幌では聞かれない蝉の声(当時札幌に住んでいました)・・・歳は重ねているが元気な親戚の顔・・・ふと思い出す中原中也の詩
 
 「帰 郷」 中原中也

柱も庭も乾いてゐる
今日は好い天気だ
縁の下では蜘蛛の巣が
心細そうに揺れている

山では枯木も息を吐く
あゝ今日は好い天気だ
路傍(みちばた)の草影が
あどけない愁みをする

これが私の故里(ふるさと)だ
さやかに風も吹いてゐる

心置きなく泣かれよと
年増婦(としま)の低い声も

あゝおまへはなにをして来たのだと・・・・・
吹き来る風が私に云ふ

田んぼの中に有る墓地・・・所々に「陸軍上等兵 何の何某」 「海軍曹長 何の何某」という墓碑銘・・・
今日は盆の迎え火の日・・・彼ら「英霊」は、ここから遠く離れた「靖国」に帰るのか?
緑の田を渡る風が心地よいこの故郷へ帰るのか?
墓参りをした両親や親類に問えば、墓石に刻まれた名の全てを知っているという・・・何処が故郷かは明白なこと

・・・以上日記より

 

 これに加えて、今年は軍人恩給について・・・

 

 先日、TBSの番組で、軍人恩給と民間の犠牲者の戦後補償が「60兆円対0円」である事が取り上げられていた。具体的には以下の様な金額となる。要するに、恩給の半額が遺族に支払われるので、大将の妻が存命なら、2001年度で約400万円の扶助料が遺族に支払われていたと言うことだ。其れは当時の日本人の平均年収を上回る金額だった。勿論、2001年には存命では無かったのでもう少しすくないが、東條英機の妻も死ぬまで大きな金額をもらっていたと言うことだ。「英霊」には手厚く、民間には「受忍」を強いる。コレがこの国の現在地だ。

 

 

 

 

 お馴染みのウクライナ国立バレエ団の公演・・・場所は東京国際フォーラム・ホールC。満員の観客。プログラムは、「ゴバック」・「ラ・シルフィード」から始まり、第2部も有名な「海賊」「クリスマスのグラン・パ・ド・ドゥ」と楽しく、力強く、「高い・早い・上手い」技巧も織り交ぜたナンバーが続く・・・。しかし、ラストの1つ前、拍手や歓声で満ちた客席が突然静まりかえる。このバレエ団が誇る珠玉のプリンシバル・・・アナスターシャ・シェフチェンコの登場である。演目はサン・サーンスの「瀕死の白鳥」だ。瀕死であるが故に絶対に動きを止めず、全身で静かなる死への道程を表現する。ベテランでなければ決して表現できない円熟の境地!!バレエがエンターテイメントから舞台芸術に変わる瞬間を誰もが共有する。

 

 理不尽な戦争によって、自国での練習も実演もままならないこのバレエ団をこれからも応援し続けたい。

 

 

 

 先ずは告知です。

 

 

 この映画・・・ショパンを好きなら・・・、またショパンを知りたいなら最適の映画です。使われている曲は・・・

 

◯楽曲夜想曲(ノクターン)第20番 嬰ハ短調(遺作)

◯曲バラード第1番 ト短調 作品23

◯華麗なる大円舞曲 変ホ長調 作品18

◯前奏曲 第4番 ホ短調 作品28-4

◯マズルカ イ短調 作品17-4

 

 どれもショパン珠玉の名曲。特に私は、「ショパンで一曲だけ選べ!!」と言われれば、「ノクターン20番!!」と答えるでしょう。映画の事を思い出して聴くと涙が出そうになる一曲です。更に、この5曲からショパンの世界を広げることも出来ます。例えば、ノクターンなら1番2番とか・・・、エチュードなら別れの曲・黒鍵・革命・エオリアンハープ・木枯らし等・・・、その他にも幻想即興曲・ポロネーズ英雄等々、この映画をキッカケに是非ショパンファンが増えればとも思います。

 

 さて、映画です。この映画の主人公は実在の人物。ワルシャワでフォロコーストから生き残ったウワディスワフ・シュピルマンというピアニストの物語です。ワルシャワのラジオ局専属ピアニストのユダヤ系ポーランド人シュピルマンは、第二次大戦に入っても、アメリカが参戦すれば状況は改善すると思いゲットーに残ります。その後トレブリンカ絶滅収容所への移送中に不可抗力によりそこから逃れることが出来ました。それでもシュピルマンはゲットーに戻り、今度は対ナチス・レジスタンスに身を投じる事となります。そんな中、シュピルマンは、ドイツ軍の将校に見つかって仕舞うのですが、その彼を救ってくれたのがショパンだったのです。そしていよいよナチスドイツのワルシャワ撤退が始まり・・・、と言うのが物語の概要です。

 ドイツに住むユダヤ人と同じ様にドイツ占領地に住むユダヤ人の置かれた状況がいかに過酷だったか、映画で描かれる廃墟となったワルシャワの状況を見ればよく分かります。そして、人間の愚かさを嫌でも感じる事となるのですが・・・。そんな映画のポスター・・・そこに描かれているワルシャワの廃墟・・・、最近も現実の世界で見た様な気がします。其れは、パレスチナのガザです。ガザの爆撃・・・、誰がヤッたのか?其れは、ユダヤ人国家イスラエルです。愚かなドイツ人も居れば、愚かなユダヤ人も居る・・・、結局、人間の愚かな行為とは人種とは無関係なのでしょう。

 

 ショパンとともに戦争についても深く考えさせる・・・、其れが「戦場のピアニスト」です。

 

ガザの廃墟

 副首都構想・・・巨大利権党・大阪至上政党・デジタル真理教が賛成に回った。自民党は、大型公共事業が有れば基本的に何でも賛成だし、何と言っても維新との関係維持の為にはこの法案が必要。維新は大阪至上主義の一貫。何の思想性もなく「デジタル」と言えば反射的に手を上げてしまうデジタル宗教政党「チームみらい」(票差を考えればA級戦犯だが・・・)。こんなわけで世論を無視した改正皇室典範同様に、会期末、強引に通って仕舞った。

 

 副首都構想とは・・・もし首都圏が大災害にあった時のバックアップ機能を備えた地域を副首都とする構想だ。副首都は当然首都圏が大災害(大地震等)にあっても大丈夫な所で、「既に」ある程度の経済規模が有って、東京の様な特別区(東京23区)を持つ地区が候補だそうだ。ある程度の経済規模は分かるが、特別区に関してはコレまで2度の挑戦を僅差で退けられた、大阪都構想を念頭に置いた法令である事はミエミエだ。吉村知事は来年の統一地方選挙でこれを争点とするであろうし?もしかしたら、法令の附則を無視して同日投票に打って出る様な気もする。

 

 それでは、巨大災害時のバックアップとして大阪はふさわしいか?巨大災害として最も危惧されるものが、南海トラフ地震だが、以下は震災想定時の震度予想、津波予想、避難のし易さである。どれを取ってみても大阪はバックアップとして相応しいとは言えない。

 

 札幌・金沢・仙台・福岡・当たりの県知事・・・立候補してみては?

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨日・今日と関東地方は猛暑の予想・・・、マア、一泊二日では避暑でも無いのですが、昨日、八ヶ岳山麓の蓼科高原・・・、今日、佐久の「もののけの森」と言われる苔むす森と「白駒池」に行ってきました。流石に2000メートルを超える高原は、陽射しが強くてもチョット風が吹けば爽やか!!更に苔むす「もののけの森」は、陽射しを遮る原生林!!沖縄の「キジムナー」北海道の「コロボックル」の様に・・・もののけと言うよりは、精霊が住んでいそう。やっぱり空気は、ヒンヤリ・・・、もう山を降りるのが嫌になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

何処にでも居る「イトトンボ」ですが、ココで見ると涼しげ!!

 

 ワールドカップを終えて、我が日本代表を考える時、本当に進歩しているのか疑わしくなる。「進む方向は間違っていないが、進むスピードは遅い」としか言いようがない。数字はシビアなもので、ランキングこそ1つ上がっているが、2022年のカタール大会から成績は落ちている。それなのに、この国は「日本よくやった!!」の大合唱だ。その理由は全く違うのに、「代表を叩く」お隣の国と比べ・・・「何て日本人は素晴らしいのか?」という者が多数現れた。見当違いも甚だしい。しかし、この状況は変わらないだろう。何せ、この国には代表の試合となる彼らを「推す」・・・所謂「ダイヒョウバカ」が湧いて出てくるからだ。日本代表は自身の幸せを噛み締めて欲しい。

 恐らくこの国には、当分エムバペやメッシの様な絶対的なエースストライカーは出て来ないだろう。ソレなら、お手本はスペインのサッカーだ。但し、今の日本と、このスペインのサッカーの間には大きな開きがある。更に、2022年から比べればその開きは大きくなったと思う。代表は個の力を高めないとダメだろう。そして、今の時代、その個の力を高めるのは所属するヨーロッパの各チームであり各リーグである。代表として個の力を高めるのには限界がある。高まった個の力を調和させるのが代表でのトレーニングだ。選手には、其々がそのチームに戻って世界基準のリーグで戦える力を高めて欲しい。

 さて、この国には「ダイヒョウバカ」とともに根強い「Jリーグ軽視」の伝統が出来上がりつつある。自国のリーグが盛り上がらなくて代表だけ強いのは、移民選手で構成される一部の国ばかりだ。小学生からヨーロッパの国でトレーニング出来る日本選手など極めて特殊な例でしか無い。今シーズンからJリーグではU21のリーグを発足させた。良いことだ。jリーグの育成環境も高めて欲しい。其れが基本だ。

 

 

 

 

 スペインの流れる様な洗練性の高いパスワークは全てのサッカーチームのお手本になるものだった。スペインの鉄壁の守備力も、高い壁を築くのではなく、美しい三角形をフィールド全体に作り出す高いインテリジェンスだった。そんなチームに個の力で挑んだアルゼンチンだったが、1人少なくなってしまったら、正直、チャンスはP.K.戦に持ち込むしか無かったが、ソレも叶わなかった。

 

 写真は、メッシが20歳の時、ユニセフのカレンダー用の写真として撮ったものた。赤ちゃんは・・・偶然にもラミン・ヤマルだそうだ。こんな偶然が有るだろうか?ヤマルがメッシの様な選手になるかどうかは分からないが、時代が変わった様な気がする。