産業カウンセラー実技試験の合格率はかつて80%を超えていた時期もありますが、

2024年1月の試験結果は60.8%です。

 

総合合格率60.8% (2023年1月は70.5%)
 
学科試験  
・受験者数:1,366名 (2023年1月は1,536名)
・合格者数:940名 (2023年1月は1,036名)
学科試験合格率:68.8%  (2023年1月は67.4%)
 

実技試験

受験者数:522名 (2023年1月は573名)
合格者数:326名 (2023年1月は404名)
実技試験合格率:62.5% (2023年1月は70.5%)

 

 

上差し産業カウンセラーに求められるのは、基本の部分

この基本というのは、カウンセリングの技術だけをさしてはいません。

実技試験では、カウンセラーとして、人としての振る舞いを見られていると思ってください。

 

試験の部屋に入って、出るまで、一連の振る舞いを試験官は見ています。

カウンセラー役の時だけではありません。

 

クライエント役の時の方が見られているといってもいいでしょう。

※なぜなら、クライエント役でその人の本当の人柄見えてしまうから。

 

面接時間は8分。

その中でクライエント役として何を話すかです。

8分間で、人間関係が複雑な相談だと説明だけで終わってしまいます。

 

また、あまりに重たい相談。

カウンセラーがどう応えていいのかわからなくなってしまいます。

そして、8分なのにあまりに沈黙してしまう。

 

これは、クライエント役をやった本人からすると無意識かもしれませんが、カウンセラー役の人からすると困ったなと思うわけです。

養成講座中のロールプレイでそんな経験ありませんか?

 

試験官はそこを見ていると言われています。

カウンセラー役としてしっかり話を聴くことと同じくらい、クライエント役で何を話すかをしっかりと意識してください。
 

昨今の様子ですと、「仕事」「家庭(私生活)」「自分のこと」「気になること」等から3つのテーマの中から1つを選んで、クライエントとして話をするということです。

クライエント役として何を話すのかを準備しておいてください。

 

 

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