産業カウンセラー実技試験の合格率はかつて80%を超えていた時期もありますが、
2024年1月の試験結果は60.8%です。
産業カウンセラーに求められるのは、基本の部分
この基本というのは、カウンセリングの技術だけをさしてはいません。
実技試験では、カウンセラーとして、人としての振る舞いを見られていると思ってください。
試験の部屋に入って、出るまで、一連の振る舞いを試験官は見ています。
カウンセラー役の時だけではありません。
クライエント役の時の方が見られているといってもいいでしょう。
※なぜなら、クライエント役でその人の本当の人柄見えてしまうから。
面接時間は8分。
その中でクライエント役として何を話すかです。
8分間で、人間関係が複雑な相談だと説明だけで終わってしまいます。
また、あまりに重たい相談。
カウンセラーがどう応えていいのかわからなくなってしまいます。
そして、8分なのにあまりに沈黙してしまう。
これは、クライエント役をやった本人からすると無意識かもしれませんが、カウンセラー役の人からすると困ったなと思うわけです。
養成講座中のロールプレイでそんな経験ありませんか?
試験官はそこを見ていると言われています。
カウンセラー役としてしっかり話を聴くことと同じくらい、クライエント役で何を話すかをしっかりと意識してください。
昨今の様子ですと、「仕事」「家庭(私生活)」「自分のこと」「気になること」等から3つのテーマの中から1つを選んで、クライエントとして話をするということです。
クライエント役として何を話すのかを準備しておいてください。
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