昨日は見えなかった第13回国家資格キャリアコンサルタント学科・論述試験問題が、

キャリアコンサルティング協議会HPで公開され内容が見えるようになりましたね。

 

>>キャリアコンサルティング協議会国家キャリコン第13回学科試験

 

>>キャリアコンサルティング協議会国家キャリコン第13回論述試験

 

学科・論述試験の感想を数名の方から頂いておりますが、

今回は両者ともに、中々手こずったとの感想が多かったです。

 

 

 

学科は、幅広く、全範囲から出題されています。

法律や統計情報についての問題は一見難しいようですが、昨今の

キャリアに関する流れを押さえていると正解できたのではないでしょうか。

 

キャリア理論で出題されている人名も王道的な方が出題されています。

とはいえ、有名なキャリア理論をしっかり理解していないと正解できない内容と

私は感じました。

 

過去問をなんとなく解くような勉強法ではなく、ひとつの問題について

問題文・選択肢文章で分からないものまで調べて理解することが

学科試験にとっては大切といえます。

 

12月に試験がある1級・2級キャリア技能検定の学科試験を受ける方は

今回の国家キャリコン学科試験問題を是非解いてみてください。

 

 

論述は20代女性の問題。

女性活躍推進法が推し進められる中、女性はもっと責任をもって、

上の役職を目指すべきだという考えが広がっています。

そういう世の中の動きに対して、女性たちは自分がどう働きたいと

考えているかは、それぞれ違うことを忘れてはいけません。

 

●●であるべきという考えではなく、あくまでも相談者の方がどうしたいのかを

捉えるとともに、相談者が気づいていない課題をキャリコンとして捉え気づきを

与えるという視点で論述をまとめられるかです。

 

今回の問題は色々な見方が出来るだけに、どこを問題としようと悩んで

まとめるのに時間がかかった方が多いかもしれません。

 

学科試験、論述試験を終え、今はショックで立ち直れないという方も当然いるでしょう。

しかし、今週末から面接試験です。

学科と論述が駄目だったから、もう面接試験では挽回できないと

諦めてしまうのは簡単です。

 

 

ここで今一度受験生の皆さんは、試験に対する思いを仕切り直してください。

キャリアコンサルタントの資格をとりたいと学んできたのです。

 

最後の最後まで諦めずに出来ることに取り組んでください。

それこそが、あなたの力となるはずです。

 

面接試験は、まずは相手の話をじっくり聴くことです。

解決しようと焦って進めるのが本番で一番やってはいけないことです。

相談者の話を聴きながら、要約を行い、お互いの意識(認識)を合わせて、

目標を定めていくような面談にしてください。

 

試験の間は、悩んでいる相談者が目の前にいることを忘れないでください。

さあ、出来ることに取り組んでいきましょう!

 

 

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