団塊ジュニア世代が高齢者となる2040年を見据え、今後、国民誰もが、より長く、 元気に活躍できるよう、多様な就労・社会参加の環境整備や健康寿命の延伸を進めるとともに、

医療・福祉サービスの改革による生産性の向上を図りつつ、給付と負担の見直し等による社会保障の持続可能性の確保を進めるため、

2040年を展望した社会保障・働き方 改革本部が設置された。(平成30年10月)
 

 

 

厚生労働省資料

右矢印2040年を展望し、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現

右矢印2040年を展望した社会保障・働き方改革本部のとりまとめについて

 

<2040年を展望し、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現>

■2040年を展望すると、高齢者の人口の伸びは落ち着き、現役世代(担い手)が急減する。
右矢印「総就業者数の増加」とともに、「より少ない人手でも回る医療・福祉の現場を実現」することが必要

 

■今後、国民誰もが、より長く、元気に活躍できるよう取組を進める

①多様な就労・社会参加の環境整備
②健康寿命の延伸
③医療・福祉サービスの改革による生産性の向上
④給付と負担の見直し等による社会保障の持続可能性の確保


■社会保障の枠内で考えるだけでなく、農業、金融、住宅、健康な食事、創薬にもウイングを拡げ、関連する政策 領域との連携の中で新たな展開を図っていく。
 

<現役世代の人口の急減という新たな局面に対応した政策課題>
■多様な就労・社会参加
■健康寿命の延伸

■医療・福祉サービス改革



 

<多様な就労・社会参加>

より多くの人が意欲や能力に応じ社会の担い手と してより長く活躍できるよう、 

①「一人ひとりの意思や能力、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を選択可能とする社会」

②「地域に生きる一人一人が尊重され、多様な就労・社会参加の機会を得ながら、「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて、 住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともにつくっていく地域共生社会」 の実現に向けた環境整備を進める。 

 

<主な取り組み>
■70歳までの就業機会の確保
■就職氷河期世代の方々の活躍の場を更に広げるための支援

■副業・兼業の促進
■中途採用の拡大
■地域共生・地域の支え合い
■人生100年時代に向けた年金制度改革




<健康寿命延伸プラン>
■健康無関心層も含めた予防・健康づくりの推進

■地域・保険者間の格差の解消に向け、 「自然に健 康になれる環境づくり」や「行動変容を促す仕掛け」など「新たな手法」も活用し、以下3分野を中心に取組を推進
 

※2040年までに健康寿命を男女ともに3年以上延伸し(2016年比)、75歳以上とすることを目指す

<医療・福祉サービス改革プラン>
■ロボット・AI・ICT等の実用化推進、 データヘルス改革
■組織マネジメント改革
■タスクシフティング、 シニア人材の活用推進
■経営の大規模化・協働化

<社会保障制度の新たな展開を図る政策対話の成果>
医療、介護、福祉、年金、雇用保険といった社会保障の枠内で考えるだけでなく、農業、金融、住宅、健康な食事、 創薬にもウイングを拡げ、関連する政策領域との連携の中で新たな展開を図っていく。



 

>>2040年を展望した社会保障・働き方改革本部
(厚生労働省リンク)