中山です。
 
昨日届いた、産業カウンセリング2月号です。
 
{958BFAE6-E96C-4070-BFAB-BED8BBCD2AEB}
 
毎回色々な内容が紹介されていますが、今回注目したのは、26ページにある「産業カウンセラーの3つの活動領域」の改訂についてです。
 
{2DCE9054-3B4E-49AE-A811-63AB13266BF2}

【旧称】
旗メンタルヘルス対策への援助
旗キャリア開発への援助キャリア形成への支援
旗職場における人間関係開発への援助
 
【新名称】
旗メンタルヘルス対策への支援
旗キャリア形成への支援
旗職場における人間関係開発・職場環境改善への援助
 
 
「キャリア開発」から「キャリア支援」に変わった理由として、以前は仕事に特化したこと・外的キャリアの習得を支援するニュアンスだったが、昨今の流れで、ライフキャリア、生涯に渡すキャリア発達や内的キャリアを主体的に支援する必要性があると判断したようです。
 
これは産業カウンセラーの役割として、キャリアコンサルタントの役割と重なる部分が重要視されてきたともいえます。
 
そして「職場環境改善」という言葉は2015年にスタートしたストレスチェック制度の導入絵お景気に必要とされた内容です。
 
1対1のカウンセリングだけでなく、職場・組織に対する働きかけが産業カウンセラーにとってより重要視されるということになります。
 
一つの資格に求められる内容もずっと同じではなく、世間の需要に会わせて変化して行く必要があるということですね。