こんにちは。
天神院
植村拓也です。
先日、漫画家さいとう・たかを先生が亡くなりました。
84歳でした。
代表作品は『ゴルゴ13』
正直
私よりも上の世代の方たちの漫画で詳しくは
知らないのですが…
古い町中華屋や散髪屋さんなどに置いてある
コミックをなんとなく見て知っている程度。
（少しエッチな外交シーンに釘付けになったりして…）
その『ゴルゴ13』の主人公
『デューク東郷』の東郷
実はさいとう・たかを先生の中学生時代の
学校の先生の名前だという事
知ってました？
さいとう・たかを先生が生涯を通して
とても尊敬した先生だったそうです。
そのエピソードを少しご紹介したいと思います。
さいとう・たかを先生は中学生時代
知恵のあるチョイ悪な生徒だったそうです。
その当時の教育制度に不満を抱えた
さいとう・たかを先生はテストがある度に
答案用紙をすべて白紙で提出していたそうです。
あるテストの日もその答案用紙を白紙で提出
しようとすると
その日のテスト監督員の先生から注意された言葉が
『きみがテストの答案用紙を用紙を白紙で出すのは
構わない
ただ…
その行動（主張）には責任を持つべきだと
その白紙の答案用紙にせめて名前を書いて
提出しなさい』
そう注意をうけたそうです。
そして
その時のテスト監督員の先生の名が
『東郷先生』だったというのです。
さいとう・たかを先生からすれば当時の教育制度に
対する無言の抵抗だったようなのですが
その先生の言葉から
自分の行動（主張）＝言葉
対して自ら名を名乗り
そのことに責任も持つということを学んだそうです。
そんなエピソードを経て
連載を開始した『ゴルゴ13』は
当初
連載は10話で終わる構想だったそうですが
コミックの巻数は201巻を超え
連載も半世紀以上
発行巻数の世界一になるそうです。
しかも
さいとう・たかを先生が亡くなられても
連載は続きます。
一説には
『ゴルゴ13』の最終回は既に構想が
できあがっているそうです。
いまから
どんな展開になるのでしょうね。
インターネットが瞬く間に広がり
インターネット上で誹謗中傷が問題に
なる今の世の中
相手を傷つける方は自分の言葉に
責任を持つならば
さいとう・たかを先生の恩師
東郷先生が語りかけたように
自分の言葉に責任を持って
堂々と名前を名乗るべきだと
そう思いませんか？
さいとう・たかを先生のご冥福をお祈りいたします。
天神整骨院
植村
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