その傷み、本当に五十肩ですか? | サンテ整骨院へようこそ

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こんにちは

博多駅東整骨院の草場です

今回は、題名にもあるように、肩関節の症例についてお話ししたいと思います。

みなさんは、五十肩と言う症状をご存知でしょうか

中には、年齢に合わせて呼ばれる方もいらっしゃるみたいですね

五十肩の正式な傷病名は、肩関節周囲炎と言います

この、肩関節周囲炎とは、どちらか片方の肩関節がある一定の動きをする際に、痛みをともない動作制限がかかってしまう症状です

よく、患者さんの中で言われる症状は、腕を方の高さより上に挙げられないと言うものですが、以前までは、とおり名のように良く五十代の方々がなっていた症状なので、現在のような名前ができたわけです。

年齢を重ねると、私生活の中で使わなくなる動きが出てくる方がいます。そういう方々がよくなり易いと言われていますが、肩関節周囲炎の症状に似た症状が、世の中には存在するのです

その名は・・・・・・・・・

肩関節石灰沈着性腱膜炎と言う症状です

この症状が、五十肩(肩関節周囲炎)の症状と良く似ているんです。

肩に激痛が生じたり、中高年(40~60代)によく見られる疾患の一つであったり、寝返りを打つなど、ちょっとしたきっかけで激痛に襲われ、気づくことが多いです。耐え難いひどい痛みを伴うため、骨折、肉離れ等を疑う方も多いんです。激痛以外に、肩の腫れ、肩が動かせなくなるなどの症状が出ます。

 ひどい痛みの原因は、肩の腱板(棘上(きょくじょう)筋と上腕骨の骨頭をつなぐ棘上筋腱付近)に濃厚なミルク状のカルシウムが沈着し、

腱板に付着します。徐々にそれが固まって硬く変化し、石灰化し炎症を引き起こすためということが分かっています。

さらに症状が進むと、石灰化した部分がどんどんと膨らみ、肩峰下滑液包を押し破って進入します。

 

 

けど、不思議ですよね?

子どもの頃、よく大人から『カルシュームの多い食材をたくさん食べなさい』と教わった記憶はありませんか?

体の事を気遣って、食生活をこだわっている方なら、まだしも、たいていの方が、そこまでこだわれない方が殆どだし、もっと言えばカルシュームが不足している方が多いはずなのに、なぜカルシュームが関節に沈着してしまうのか?

生物は、太古の昔、海の中だけでしか生存できなかった時に、海中に存在している栄養物を摂取する事で、生依存してきました。

しかし、進化の過程で、地上で生活を始める生物も出てき始めたのです。しかし、ご存知のとおり、空気中には海の中のように、栄養素が存在しません。なので、自分の体の中で生成できるように進化を遂げたのです。なので、普段は食事で摂取している分以外で、不足しているカルシュームは体内で生成できるのです。

話しを戻しますが、この進化の過程で得た機能が、肩関節石灰沈着性腱板炎を引きを越してしまうのです。

その一つとして、人が新しく備えた器官が副甲状腺です。カルシウム量を調整するホルモンが三つあるのですが、その一つが副甲状腺から分泌される「副甲状腺ホルモン(PTH)」です。このホルモンは、カルシウム不足で、カルシウムを増やす必要があると、分泌されます。このホルモンの作用で、食物から吸収せずとも、血液中のカルシウム量を増やすことが可能です。

 副甲状腺は、海の中でカルシウム摂取が可能な魚類にはありません。この器官は、進化の中で両生類段階から発達してきたと考えられています。このほかに、血液中のカルシウム量を下げる働きをするホルモン「カルシトニン(CT)」があり、甲状腺の一部の細胞から分泌されます。さらに、カルシウム濃度を一定に保つホルモンの一つに「ビタミンD」があります。より詳しく説明すると、ビタミンD自体はホルモンに匹敵する働きをする「プロホルモン(ホルモンに変化する前の物質)」で、食物から摂取したカルシウムについて、腸からの吸収を促進する働きがあります。

 骨は、たんぱく質でできたコラーゲンの網目の中に、リン酸カルシウム(カルシウムとリンの結晶)がくっついて形成されています。副甲状腺ホルモンが分泌されると、カルシウムの血中濃度を上げるために骨からカルシウムが溶かされ、血液に動員されます。そのようなやりとりが常に体内で繰り返されています。

 

治療法としては、整形外科での治療で、痛みを抑えるために内服薬や注射によるステロイド剤を投与します。痛みを抑えるうちに、多くの場合、カルシウムが自然と体内に吸収され、痛みが治まっていきます。滑液包は炎症が治まれば、修復されます。ただし、炎症が続いていると、修復されません。このほかに、腱板に針を刺して沈着した石灰を破り、中にあるミルク状の石灰を吸引する治療法もあります。頻繁ではありませんが、痛みが強くて運動に支障が出ている場合、腱板からカルシウムを除去する手術を行うこともあります。

 

ご自身で、診断するのは無理です。

是非、肩にひどい痛みを感じたのであれば、サンテグループを頼ってみてはいかがでしょうか?

各グループの先生方が、肩関節周囲炎か、肩関節石灰沈着性腱板炎の疑いがあるのかを判断していただけると思います。

 

博多駅東整骨院はお子様連れの方を歓迎いたします。デレデレラブラブ
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