先月おこなわれた福岡マラソンでファンランの部、フルマラソンの部のフィニッシュ会場に、疲労困憊でゴールにたどり着くランナーたちの体をケアする柔道整復師の姿がありました。
このことは、新聞記事で読んでいたのでその取り組み自体は知っていたのですが、実際にその光景をみて、同じ有資格者ながら感心しました。
実際の現場で注意(気をつけないと)しないといけないのは、マラソンに慣れていない4~5時間台で走るランナーたちがゴールする時間帯。
一生懸命走ってたどり着いた時点では気持ちが高揚し、痛みも何も感じませんが、場合によっては筋肉を損傷していることもあり、的確で素早いケアが求められます。
実際に天神整骨院でも、レースによく参加されている患者さんがおられるのですが、仕事が多忙で今回の福岡マラソンへの準備期間が少なく、ちょうど同じ5時間ぐらいでゴールしたその患者さんが、マラソン終了の約1週間後に通院されて、ハムストリングス(ふともも)上1/3にあたりに痛みを訴えて来られました。
圧痛、ストレッチ痛、収縮痛どれも反応があり、筋挫傷いわゆる肉離れをおこしていました。
ゴール後すぐに適切な処置ができていればよかったのですが、マラソンのあと、クールダウンのため逆に体を少し動かしたほうがいいと思われ、翌日疲労した体でジムで軽く汗を流されてしまったそうです。
少し前にその患者さんの施術に入ったマラソン後2~3週間ぐらいのタイミングでは痛みはまだ残存していました。
(Nさん、しばらく時間がかかりますが、しっかり施術をします)
このような実際のケースもあります。
このような経験をまた別の競技をされる患者さんにアドバイス、ケア、治療に活かせるように天神整骨院は日々奮闘しております。
天神整骨院
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