20日、有明コロシアムで行われたWBA世界ミドル級王座決定戦。
ロンドンオリンピック金メダリストで、ランキング2位の村田諒太が、1位のアッサン・エンダム(仏)に、挑戦したが、判定1-2で敗れる。
{不可解判定」と言われたり、WBA会長が、「謝罪声明を発表する」など、おかしな展開になってしまったが、実際のところどうだろう?
私は、村田選手が金メダリストに輝いた時に取材した縁で、応援して居ましたが、でも・・・・・
正直に言うなら、何の問題も無い、妥当な判定だったと思います。
3人の審判のスコアーを見ましたが、村田選手が、4回にエンダムからダウンをとった時にも、きちんと3人とも採点して居るし、あとは全体的に手数の多かった、エンダムが、優勢だったのは、見てのとおり。
厳しい言い方をするなら、村田選手が、プロに、転向したのは、失敗だったのでは?
今回の試合を見て居て、つくずく「あぁ~この人は、プロボクサーには、向いてないなぁ~」と、感じてしまいました。
世界チャンピオンになるために一番必要な能力を、兼ね備えて居ないのです。
一番大切な、俊敏性、臨機応変に対応する能力が、全く無いのです。
私がやって居た剣道で、例えるなら、いつも、稽古で、「小手!面!胴!」と、練習して居たために、試合でも、「小手!面!胴!」としか、
攻撃出来ない様に、なってしまった。
そんな試合展開で、本当に、退屈でした。
ブロックして、ただただ、前に出て行って、打たれてばかり。
こんな作戦では、勝てるのは、ノックアウトで、相手を倒した時だけです。
判定になったら、100%負けてしまう。
そもそも作戦が、良くないし、コーチの、責任も、重大で有る。
このままでは、永久に、世界チャンピオンには、なれないだろう。
今回の試合、柔道だったら、村田選手は、指導を、続けて受けて、4回まで行けずに負けて居たでしょう。
なんて、ちょっと厳しすぎましたか?