それでは第2回目のエスタール(ルクセンブール)についての続き・・・
前回もふれたが、ルクセンブールには無かったが、エスタールに新たにできたところを紹介しよう。
以前のルクセンブールでいつものように飲んでいると意外に多いのが複数連れの客。
程よく何名かがカウンターで飲んでいると “カチャッ” っと扉が開く音。
マスターの 「いらっしゃいませ!何名様ですか?」に、「3人です」「4人です」は当たり前で、
「5人です」「6人です」も結構いたように記憶している。
そこで5~6人は難しいとしても、せめて4人までは対応できる空間が欲しいとの声に応えて
新たに設けられたのが4席の個室。この特別感のある席は他の客からは見えない角度に入口があり、扉は無いが、誰がいるのかは全く見えないつくりになっている。
それほど広さはないが、ゆっくりできる椅子と円卓。映画のワンシーンに登場しそうな
雰囲気のある空間である。
わたしなら・・・もちろん女性と二人で使わせていただきたい・・・
さらに、もう一つこれまでに無かった空間がある。
2人がけのテーブル席。ここは私のお気入りの席。
お互いを真正面から見つめあうのではなく、何気に斜めに座るあたりが
洒落っ気を感じる。
カウンター席はみな背中むきになるので他のお客の目線は気にならない。
ダンディーな私ならマイデキャンタでウイスキーを飲む。
今回はルクセンブールにはなかったエスタールの新たなる空間を紹介した。
第3回目は「エスタールの夏」を紹介しよう。