初代内閣総理大臣 伊藤博文公の故郷 束荷村にて その弐 ~夢で見た風景~ | 萩往還を歩く

萩往還を歩く

幕末維新の志士たちが駆け抜けた歴史の道「萩往還」は城下町萩と瀬戸内の港三田尻とを結ぶ街道であります。さあ、今から、萩往還とその周辺を歩いてみましょう。きっと新たな発見があるはずですよ。

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今日お話は、昨日のつづきであります。

「あっ!この場面。夢で見たような気がするのう。」


おそらくみなさんも、こういった体験をされた事、

ございますよね。


実は僕も、この前、そのような体験をしたのであります。


以前より、是非行ってみたかった、

伊藤博文公の故郷、束荷村。

僕はこの度、初めてその村を訪れたのであります。


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僕の故郷に比べますと、かなり広々としていますが、

よく似た風景が、あちらこちらに見られ、

初めて訪れたのに、何だか不思議と懐かしい感じがする村です。


実はこの村、僕は一度だけ、夢で見た事がありました。


「そういやあ、以前、夢で見たんよね~。

木が切ってある山があったんよね~。」


そんな事を思い出しながら、僕は伊藤公の旧宅へと向いました。

そして、駐車場に車を停めて、歩いていますと・・・。


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「あっ!この山!こりゃあ あの時、夢で見た山じゃあ!!

何とまあ。こりゃあたまげたのう!!

あの山じゃあ・・・。少し山が削れて、

木が切ってあって、近くに道路があって・・・。これじゃ、これじゃ!!」


しかし、まあ、不思議なことがあるもんですねえ。


そして僕はその後、

旧伊藤博文邸、資料館、生家、銅像などを見学しました。


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「う~む、俊輔兄さん。よう頑張っちゃったんじゃのう・・・。

よくもまあ、総理大臣にまで上り詰めたもんじゃ、

よう辛抱せちゃったのう。すごい男じゃのう・・・。」


そして、資料館のシアターホールで伊藤公の映像を見ていますと、

僕は思わず目頭が熱くなり、涙があふれてきました。


(でも最後、ちょっと笑える映像もあったんよね~。)


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しばらくすると、陽も西に傾き、束荷の村も日が暮れ始めました。


「何と、ええ所じゃのう。ほんと気に入ったのう。」


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しばらく風景をみながら、じっと佇んでいましたが、

僕は、ここを後にしました。



束荷村。ほんと、ええ所じゃのう・・・。