こんにちは。
「KAWAくらしデザイン室」
川嵜あきこです。
お知らせ
さて。
前回、実家をオーダーキッチンでリフォームしたお話を書きました。
記事の最後に、
『オーダーメイドキッチンのメリット・デメリットについては、また次の記事で』
と書いたので、今日はそのお話を書こうと思います。
まあただ、
オーダーキッチンのメリット・デメリットについては、ネットで検索するとわかりやすい記事がたくさん出てきますので。
あくまで私の意見では、という内容で、書いていきますね。
オーダーキッチンのメリット
自由度が高い
まずなんと言っても、これでしょう。
サイズも形状も仕様も、入れられる設備も、基本的に全て自由。
オーダーメイドキッチンの良さは、
「自由である事」
これに尽きると思います。
リビングダイニングとよりつながりのある空間が出来る
キッチンとして自由という事は、
キッチン以外の部分とも、とても合わせやすいという事です。
LDKとして一体になったキッチンが一般的になった現在の住宅では。
キッチンを家具の一部のように、リビングダイニングとつながりを持たせたいと思う人も、多いのではないでしょうか?
システムキッチンも今はおしゃれなデザインの物が増えたので、
見せるキッチンにしても充分素敵なのですが。
リビングダイニングの家具と完全に一体化するのは難しいですよね。
その点、オーダーなら。
リビングの家具や仕上げと同素材の物を使用する事も出来、より一体感を出す事が可能。
どこまでがキッチン、どこからがダイニング、
そういった明確な区切りの無い空間を作る事も可能になります。
キッチンとリビング収納が一体となった空間も、
完全オーダーなら造る事が可能です
値段はピンキリ。高級にも安く抑える事も出来る
『オーダーメイド=高級』
というイメージがあると思いますが、一概にそうとは言えません。
もちろんお金をかけようと思えば、どこまででもかけられますが。
扉や天板の材質を抑えたり、
扉の数や不要な設備は減らしたり。
金額のバランスを取りながら、
自由に決められるのもオーダーメイドのメリットです。
オーダーキッチンのデメリット
決める事が多すぎる
メリットの「自由である事」は、
裏を返せば、
「何もかも自分で決めなければならない」、という事でもあります。
決める事が多いと時間もかかりますし、
やりたい事を詰め込みすぎると、当然お金もかかってきます。
どこまでこだわるか、どこを削るか。
自分だけで見極めるのは、難しい事かもしれません。
完成するまで実物がわからない
システムキッチンなら、ショールームや同じタイプの事例などを見れば、
全く同じではなくても大体イメージはつかめますが。
オーダーで新しいものを作る場合、同じタイプの事例も少なく、
不安になる事はあると思います。
ただ、建築家に設計を依頼する場合、
自由設計の家を建てる場合でも同じ事が言えるので、
そういう事を楽しめる人には問題ないと思います。
大手メーカーよりも廃業のリスクは高い
オーダーキッチンは個人でやられている業者さんも多いので、
大手のシステムキッチン屋さんよりは、廃業のリスクはあります。
大手のオーダーキッチン屋さんならよほど大丈夫だと思いますが、
私の実家でお願いしたキッチン屋さんも、名古屋市内の大型マンションのキッチン工事を請け負っていたような会社だったので、廃業は予想外でした。
廃業(倒産)されてしまうと、当然アフターメンテナンスを頼む事は出来ません。
ただ、大手ではない分、設備機器や金物類は自社開発品では無く、市場に流通しているものを使用している場合がほとんどだと思うので。
メンテナンスは他社でも可能ではあります。
*********************
いかがでしょうか?
廃業のリスクはどうしようもないですが。
その他のデメリットは、
①自分のこだわる部分・譲れない部分を明確にして、
②譲れない部分以外は経験豊富なキッチンメーカーの担当さんにお任せする
または、
③キッチン以外にも全体を見渡してくれる設計コーディネーターさんや、
第三者目線でアドバイスをしてくれる人に間に入ってもらう
事で、解消できそうですよね。
「全体を見渡す設計コーディネーター」の役割や
「第三者目線のアドバイスをする」役割は私も出来ますので。
気になることがありましたら、
下のフォームからお問い合わせ下さいね。
それでは、また。
本日もお読みいただき、
ありがとうございました(^ ^)