【はらぺこあおむし】という絵本を、よく読んだ。
自分の子に読み、やがて孫にも読んであげてた。とても有名な本であり、食べた後の穴が面白かった。
そして時間に余裕が出来たので、小さい孫がボタンをかける練習が出来るよう、フェルトであおむしを作ってあげた。

【はらぺこあおむし】とても楽しい本だと思っていた。
それが、家庭菜園を始めて、虫の害を沢山受ける様になって考えが変わった。
ピンク色の「もものすけ」という小カブの種を蒔いて、やっと双葉が出てきたかと思ったら、葉の根元から食いちぎられた。種にしては高額だったので、「虫めぇ~」と憎たらしくなってくる。もものすけは全滅。
野菜に害のある虫が沢山ある事を知るようになり、殺虫薬に頼るしかなくなった。全くの無農薬は難しいのだと段々分かってきた。
最初は虫を見ただけでゾッとしてたが、ぱっと捕まえて遠くに放り投げれる様になった。次第に補殺出来る様になった。土をかけて踏むのである。「虫めぇ~」の気持ちを込めて。
YouTubeで野菜の作り方を教えてくれる動画が沢山ある。
作り方を説明してる途中、虫がいたので補殺した場面があった。
それに対してのコメントが。
「小さい息子が、畑からあおむしさんを見つけて持って帰り、野菜をあげて飼育してます。やがて蝶々になって飛んで行くところまで世話します。あおむしさんを補殺するのは可哀想。」
だと。
なんかイラッとしてくる。虫の食べた穴の空いた野菜、買いますか。
熊の被害で人が亡くなってるのに、熊さん捕まえたら可哀想とか言ってる人と同じ。
売り物の野菜を作って生活してる人には、虫は死活問題。
家庭菜園程度の野菜作りでも、虫の被害は頭が痛くなる。
やっぱり殺虫薬必要。
野菜に吸収される事なく、土の中の虫だけを退治するダイアジノンという殺虫薬がある事を知った。
野菜に吸収されて、それを食べた虫が死ぬオルトランは、葉を食べるほうれん草には使いたくないと思ったので、撒いてない。ダイアジノンだけでやってみたが、それでもいくつか虫に食べられた穴が空いてる。
これでは近所の方達にお裾分け出来ない。
売ってるほうれん草は、見事に穴が空いてない。
これだけ綺麗にするには、どれくらい殺虫薬を使ったのだろうかと思う。
でも、有機農法に拘って、一切殺虫薬を使わず、全滅しましたという動画を見ると、不思議でしょうがない。
黄緑色の鮮やかなあおむしさん。嫌いではなかったけど、被害を被ってからは、迷惑な害虫でしかない。
この歳になるまで、こんなに沢山の虫に出くわす事は無かった。農家さんの苦労を少し理解出来た。
それにしても、家庭菜園は楽しい。
畑を貸してくれたおばあさん、本当にありがとうございます。感謝しきれないです。
収穫したのを食べてもらいたかったのに、今はもういない。
それが寂しいですよ。
なんてね。