『ミス』との向き合い方 | 算数ソムリエブログ-中学受験突破のために-

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中学受験にまつわるココだけの話

ミスがなくならない

 

単純ミスをくりかえしてしまう

 

多くの方が抱える悩みであると思いますが、人間である以上、この悩みは尽きません。

 

↓↓まずは以下過去記事を参照して頂けると幸いです。

 

 

ミスが多い人と少ない人、という分類自体に意味が無いような気がします。

上記過去記事でも述べている通り、ミスが少ない人はミスをしていないわけではなくて、ミスを修正するプログラムを自分の中で持てているだけです。ミスを完全撲滅するのは不可能と悟った上で、最小限に抑えるためにどんなシステムを取り入れるべきか?を考えることがミスを減らす第一歩です。

 

 

  『客観的視点』を持ち合わせた人になる

 

ミスをしてしまうことも、ミスを修正する動作を取り入れられないことも『客観的視点の欠如』によるものが大きく、自分の行動や言動が相手からどのように見えるのか、相手がどのように感じるのか、を把握できていないことが要因となって様々なミスを引き起こします。相手目線で自分を見ることができるようになれば、自分の動作を自分でチェック(セルフチェック)することが、無意識レベルで自然にできるようになっていきます。

 

丁寧にやりなさい、見直しをしなさい、計算用紙をこう使いなさい、といったことを親も先生も闇雲に言ってしまいがちですが、小手先をいくら伝えたところで、やってるよう(に見せているだけ)で実質やれていない状態がどんどん築かれ、むしろ悪化していくことさえあります。自分目線しか無い状態でミスを防いでいくのはそもそも困難です。

 

客観的視点が欠如している人は、適度な環境負荷が不足または負荷に対する耐性が不足している、ことが多いように思います。日常生活の中で、全科目の学習の中で、自分本位の動作や言動主体で答えや結論を出していないかどうか、まずは確認する必要があると思います。悪癖が出ているのであれば自他からの強烈な意識で矯正していかねばなりません。(強力な意識化で無意識レベルを高める)

 

また、相手目線で自分を見れるようになったら、さらに俯瞰目線で自己観察できるようにトレーニングしていくことも次のステップとして重要と思います。

 

↓↓↓以下過去記事も参考にしてください。

 

 

 

ミスを無くそう無くそうと悩んでいる人は多いと思いますが、無くそうとするのではなく、ミスは必然的に引き起こされるものであるのだということをまずは受け入れて、その上で『ミスを修正し最小限に抑制するプログラムを自分の中に取り入れる必要性を感じることができる人』になれればひとまず十分と考えると良いと思います。

 

まずはマインド変革から。


そんな精神的成長を目指せる機会を小6時点で与えてくれる中学受験というツールは素晴らしいとも思います。

 

頑張る受験生親子の参考に、また、エールとなりますように。

 

■■算数ソムリエ■■

 

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