ご来訪下さり誠にありがとうございます。
母は腹痛を訴えながら
嘔吐するも唾などしか出ない。
激痛で顔が歪む、死にそうだ、と、、。
母は救急搬送されて救急治療室に入った。
血液検査、CTなどで腹痛の原因を探ってもらった。
鎮痛剤を点滴してもらうも腹痛は治まらない、
鎮痛剤強めのロピオン剤を点滴してもらった、
僕は急性膵炎の再発かなと思ったが、
腹痛が広範囲なので余計に心配になった。
当直日でなかった消化器専門外科ドクターが
病院から連絡を受けて駆け付けて下さった。
ドクターはCT画像をみて絞扼性腸閉塞が
疑われるとのこと。
母はロピオン剤点滴後、ほんの少し腹痛が治まった
ようだったので、ドクターは造影剤CTを撮り確定診断
すると仰った。
ドクターの見立て通り、
絞扼性腸閉塞だと確定した。
ドクターは手術しなければ腸が壊死して腸壁に穴が
あき汚物が腹内にばらまかれて、最終的に敗血症で
約10日くらいで死亡すると仰った。
当初、母は手術はイヤだと言ってたが、
ドクターから説明を受けて、
母は緊急手術することに同意した。
約3時間弱で無事、手術が終わった。
ドクターは小腸を約30㎝切除して縫合、
出血少なく輸血不要だったとのこと。
僕はホッとしたと同時に
ドクター、看護師さんに感謝した。
母にとって激痛を伴い、手術は恐怖であったと思うが
命拾いした。
母は激痛から解放された、
僕も心配の連続から解放された。
お互いに長い1日だった。
時計を見ると23時過ぎだった。
2024/2/20
22:30
最後までお読み下さり
誠にありがとうございました。