『W旦那+(プラス)』 はじめてのおつかい26 三代目妄想劇場 特別編 | マヤブログ(妄想ストーリー)

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現在は三代目ファンフィクション専用垢です。
ちょいと前にブログ、オリジナル漫画、なんちゃってキャラ弁etcを公開してました。時々「はじこい妄想ストーリー」や「BTS妄想ストーリー」も気まぐれに書いてます。

健二郎「直己さんアウトー!」


ELLY「無傷なのは俺だけか?」


健二郎「ELLYずっこいなぁ!緑色の髪の毛ちょっとでも見えたら一発やのにな」


ELLY「マスクもしてないのにね。黒髪のキノコヘアと丸眼鏡でパーフェクトだよ🎵」


ファンサービスも済まして、健二郎とELLYが電信柱の陰から隆臣達の様子を見ている。


直己は陽翔にも抱っこをせがまれ、両手に隆臣と陽翔を抱き上げた。




隆二「直己さん、優しいね」


臣「隆臣 、直己さん大好きだもんな」





隆臣「きゃあ♪高ーい!」


陽翔「みんながちっちゃく見えるね!」


隆臣「そーね♪のっぽしゃんが一番おっきいのよ」


陽翔「のっぽさんお仕事してるの?」


直己「んー、まぁ仕事みたいなもんだな」


「隆臣、その手に持ってる幼虫どうしたんだ?」


隆臣「あ‼むいむいね、忘れてた‼」


直己「どこかに離してやんのか?」


陽翔「木の上がいいよね‼たぁくん」


隆臣「そーね、のっぽしゃんどこがいいかなぁ?」


直己「その枝にするか?」


陽翔「葉っぱもいっぱいあるね♪」


隆臣「ホントだね、ひーしゃん」


隆臣「じゃあむいむい置くよ!」


隆臣は直己の腕から身を乗り出して、青い葉が繁った木の枝にそっと青虫を乗せた。


陽翔「あ‼見て❗たぁくん、もう葉っぱ食べてるよ!」


隆臣「お腹すいてたのね、むいむい」


直己「このまま冬越すのかな?」


隆臣「寒くてちゅらい?」


直己「辛くなんかないさ。自然の中で生きる虫や動物はちゃんと冬を越せるんだよ」


陽翔「こたつもないのに、風邪ひかないの?」


直己「外で見るスズメや鳩も炬燵に入ってないだろ?」


陽翔「入ってないね」


隆臣「ぱんちゅもはいてない❗」


陽翔「パンツ?アハハ♪」


直己「この虫もパンツ履いてないけど、風邪なんか引かないぞ」


隆臣「しゅごいね~‼」


陽翔「すごい‼」


「陽翔!隆臣くーん!!!」


陽翔「あ‼パパが呼んでる❗」


隆臣「おいちゃん忘れてたね‼」


直己「赤ちゃんも一緒だろ?待たせちゃ悪いぞ」


陽翔「たぁくん‼行こ!」


隆臣「はぁい‼のっぽしゃんおろしてぇ」


直己「おう」


陽翔「のっぽさぁん、お仕事頑張ってくださぁい」


隆臣「くらしゃーい♪」


陽翔「たぁくんお手て貸して❗」


隆臣「あい!」


二人で手を繋いで元気よく歩きだした。


隆臣「ひーしゃん、ちょっと待ってね」


陽翔「はい」


隆臣が電信柱の陰に隠れている健二郎とELLYの方を見た。


「健ちゃんとエリたんもがんばってくらしゃーい♪」


ELLY「えー!ウソ💦」


健二郎「全滅やんか…」


隆臣はニコニコ笑って手を振りながら、陽翔の父のもとへ戻った。



つづく