隆臣「あれぇ?のっぽしゃーーん?」
陽翔「そっかなぁ?違うかも」
隆臣「のっぽしゃんにそっくりなのっぽしゃんかなぁ?」
陽翔「聞いてみる?たぁくん」
隆臣「ひーしゃん聞いてみて」
陽翔「こわいね」
隆臣「こわい?お目め優しいよ」
陽翔「そっかなぁ?」
隆臣「そーだよ♪たぁくん聞いてみるね」
直己は二人の幼児に正面で完全にロックされて身動きができない。
隆臣が今にも声をかけそうだが、もじもじしている。
目の前でニコニコしながら、もじもじゆらゆらする二人。
とうとう我慢できなくなって、直己から声をかけた。
直己「僕たちどうかした?」
少し高めの声色を使った。
隆臣「あれぇ?のっぽしゃんじゃないね」
陽翔「違うね」
隆臣の手のひらで青虫が落っこちそうになってる。
直己「あ…僕!!!幼虫落っこちそうだよ!」
隆臣「あ…むいむいごめんね!」
隆臣は青虫を手のひらの真ん中に乗せ直してから陽翔と見つめあった。
陽翔「あれ?たぁくん…」
隆臣「今の声ね」
直己がしまった‼という顔をしている。
隆臣「ましゅく(マスク)してるけど、やっぱりのっぽしゃーーん❤」
陽翔「のっぽさぁん❤」
隆臣が一旦陽翔と手を離して直己の足元に立ち下から見上げた。
直己「ひっ💦」
隆臣「のっぽしゃーーん❤抱っこぉ♪」
つづく