国会が開かれております。
家にいるときは、時間のある限り観るようにしております。
先日の衆院衆院予算委員会でのあの耳を疑うような首相の「ヤジ」の場面も生で拝見しておりました。
「日教組！」
「日教組どうするの、日教組！」
と言ったらしいのですが、あいにくテレビでははっきり聞き取れず、
質問議員が「日教組って、今なにもそんなこと言っていない」と応えたところで、
「ええっ？？安倍さん、ここで日教組ってヤジってるのお？？」
って気付いた次第ですが、
思わずテレビに向って、
「アホか！！」と言ってる私がおりました。
思わず首を傾げた人も多いのではないでしょうか？？
ドキハキでもこのことが話題になりました。
長い間国会中継を観てきましたが、こんな総理見たことない！！
あまり言いたくないし、言わずにおきたい言葉ですが、
「総理の器」って言葉が頭をよぎります。
そして、ここからが本題です。
そんな総理の元で、
戦後70年我々国民が大切にしてきたことが、拙速に変えられようとしています。
いいのですか？？
安倍内閣は昨年夏、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認する閣議決定をしました。
解釈改憲を許してはならないと私は思っています。
憲法を改憲するなら、真正面から取り組むべきだと・・・・・。
そして、今、安全保障法制をめぐる与党協議で政府方針のいろいろなことが見えてきています。
周辺事態法とＰＫＯ協力法を改正して新たな恒久法を制定する方針です。
周辺事態法では地理的制約を外し、恒久法では国連安保理の決議なくても後方支援を可能にするなんてことが出てきています。
昨年夏の閣議決定（憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使容認と言う）より 大きく広がる解釈のような気がします。
安倍さんに物申したい！！
「安倍さん、そんなに急いでこの国を何処に連れて行こうとしているのですか？？」って
こんな大事なことを貴方たちだけの判断で決めていただきたくないのです。
憲法を弄りたいのなら、真正面からしてください。
あなたのしたいことそのままが国のかたちとして、国民投票で国民が選択したというのなら、
私は認めます。
しかし、閣議決定だけで解釈改憲をし、安保法制の改正なんて、許せません。
こんな大事なことを訪米のお土産つくりのために急いでるなら、最低です。
こんな総理の元で、
国のかたちが変わろうとしている今を心から憂う日曜日です。
本当にいいのですか？？
多恵子