これほどの反対の声を無視して、特定秘密保護法は成立しました。
反対の声が日に日に高くなることを実感する毎日でしたよね。
国会前に、各地で行われたデモや集会に、反対の声をあげる多くの普通の国民が集まりました。
「反対」「反対」の声は与党には届かない。
今日は、無力感を抱いた人がどれほどいたことかと!!
「今回のような国会、国会運営を見たことがない」と言われるほどの彼らの傲慢さは、
偏に、数の力と高い支持率に支えられてのことのようです。
まるで、声を上げる国民をあざ笑うがごとく、国会を進めていると私は感じました。
原発問題もそうですが、
単に「反対」の声を上げるだけでは、駄目だということが、ハッキリしたのではないでしょうか??
今回のような議会多数派の横暴を阻止するための手段を我々主権者は持つべきです。
国民が発議する国民投票!!です。
原発市民投票や都民投票の時、「国民は馬鹿だからこんな重要な事柄は選べない」と言った
反原発派の人々がたくさんいました。
誰とは言いませんが、あの反原発のお騒がせ議員さんもそうでした。
でも、
反対、反対と言ってるだけで、何か動きましたか??
特定秘密保護法のことで気をとられている隙に、経産省は「原発ゼロからの転換」を打ち出しました。
「原発再稼働」に向け着々とすすんでいるようです。
これも数の力、支持率で、反対派をあざ笑うがごとく、進みますよ。
国民発議による国民投票制度という手段を我々は持つべきだと思いませんか??
一朝一夕にはいかないことでしょうが、
「急がば廻れ!!」です。
制度の導入を私は心から望みます。
これは自民以外のどこが政権をとったとしても、必要なんです。
この制度を持つことによって、議員を選ぶ選挙の足りないところを補填できるのです。
このままでは、我が国の民主主義は消えていくのではないかと、心から危惧しています。
「反対」「反対」というよりも、時間ははるかに掛かるでしょうが、将来未来のこの国の子供たちのためにも・・・・。
主権者は我々国民です。
多恵子