みんなで決めよう!! | 土谷多恵子のRADIO DAYS

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業界歴ン十年の(笑)土谷多恵子が、目にし耳にした放送裏話や、古今東西洋邦問わず、音楽についてのウンチクをご披露します。ついでにABC「ドキハキ」のことも・・・・

大飯原発の再稼働がとうとう決定しました。


「あ~、やっぱりこういうことになってしまったか!!」と悔しくて仕方ありません。


原発の是非を問う住民投票を大阪市で実現させようと、

投票実施の条例制定を直接請求するための署名集めが昨年末から新年にかけて行われ、

一か月という短期間に55000を超える法定署名が集まり、

直接請求をするに至りましたが、橋下市長並びに大阪市議会で否決され、大阪では住民投票に至りませんでした。(修正をかけ自民、民主は賛成、維新と公明が反対で否決)


否決されたのを受け、3月28日の拙ブログで私は

『橋下市長が

「住民投票では議論が深まらない、自分がちゃんと決めたんだから間違いない」

と発言したことをわすれないようにしましょうね。』


と書いています。


私は忘れていませんよ、徹ちゃん!!


あっさり、再稼働を容認してしまったのはどこの誰でしょう!!


また署名集めをしているとき、一部の反原発グループの人たちは

「住民投票なんかして、推進が勝つかもしれないのに・・・・・。橋下さんが脱と言ってるんだから、しょうむないないことをするな!!」という声もたくさん聞こえてきました。

彼らは今何を思ってるのでしょう。だんまりです。

あれだけの市民の気持ちを無視したつけが回ってきているのに・・・・・。



さて、今正に、東京では「原発稼働の是非を問う」都民投票の手続きが行われています。

昨日18日は、都議会総務委員会で採決され、可否同数で、公明の委員長が反対して否決されるという事態になってます。

因みに民主、共産、生活者ネットが賛成、自民、公明が反対。

自民党の議員さんは原発は市民じゃなく政治が決めるものと堂々と述べていました。


東京新聞のコラムは必読です。


この後は、都議会の本会議で、可否が決まります。

都議会議員の皆さんは是非32万にも及ぶ都民の意思を真剣に考え判断してほしいと思います。



大阪で実現しなかったこの住民投票、是非実現してほしいと切に思う一日でした。




大阪市民投票をやって、主権者である市民が選んだ結果があれば、たとえそれが拘束されないとしても、大きな歯止めになっていたはずです。

世論調査ではありませんので、その結果は大飯の再稼働問題にも大きな影響を与えたことは否めません。


あれだけの署名を無にした橋下さんのことは絶対に忘れません。



「原発の是非」は総理、都知事、市長が決めるものではありません。

主権者の国民が決めることだと思います。


この後、国民投票に発展することを期待しています。


一部の反原発グループで「国民投票」を否定する人々がいますが、

大阪での結果を見ればお解りでしょう?

だったら、誰が決めるんだということを明らかにされるべきだと私は思っています。

「反対!反対!」って言ってるだけではいつまでたっても同じことの繰り返しです。


主権者である国民が投票で決めたことは、たとえ間違っても、責任は国民が取ればいいのではありませんか!!


急がば廻れ!!

国民投票の実現を願います・・・・・・。



(追記


住民投票、国民投票に対する考えは、過去の拙ブログにあります。)



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