メﾄﾞベージェフ・ロシア大統領が北方領土を訪問しました
ソ連時代を含めロシアの最高実力者が北方領土に入ったのは初めてです。
ロシアが実効支配をしているとはいえ、北方四島はわが国日本の固有の領土です。
メドベージェフの国後島訪問という愚行に、政府はもっと強い姿勢を示して欲しいと私は思っています。
尖閣問題といい、中国やロシアに舐められているのではないでしょうか！！
私の愛する道東を車で走ると、国後島がすぐそこに見えます。
泳いでいける距離です。
あれを目の当たりにした時の衝撃は忘れられません。
標津の知り合いは国後にお墓があると言ってました。
この夏、ご紹介した浅田次郎さんの「終らざる夏」を番組でも少しご紹介しましたが、
お勧めします！！
１９４５年８月９日、日ソ中立条約を無視して参戦してきたソ連。
日本はその直後、ポツダム宣言を受諾し、全面降伏したにも拘らず、８月末から９月にかけてソ連は攻めて来ました。そして、北方四島を占領したのです。理不尽極まりない軍事行動です。
「終らざる夏」は小説ですので、その時に駆り出された市井の人々のドラマが中心に描かれていますが、
元自衛官の浅田さんの綿密な取材によって、我々が知らなかった事実もたくさん知ることが出来ます。
戦争が終ってから攻めてくるなんて・・・・。
そして、そのことによって、普通の人たちやその家族の人生が翻弄されるなんて・・・・・。
メドベージェフの国後訪問で、
この本を、今一度お勧めしたくなりました。
よかったら、是非お読みくださいね。
多恵子