チリで大きな地震がありました。
そして、今日はオリンピックどころではなく、終日、テレビは「津波情報」でした。
遠く離れたチリから津波が日本に到達するまで、まる一日という時間がかかるのですね。
しかし、50年前にもチリの地震で大きな津波被害にあったという三陸沿岸。
その時の恐ろしかった記憶を語る高齢の方の話には驚きました。
津波は本当に恐ろしいですよね。
記憶に新しいところでは、日本人の被害者もでたタヒチのあの大津波です。
最初20センチ30センチなのに、時間が経て、1メートル以上のものが突然到達するというのにもビックリしました。用心に用心を重ね、避難勧告を発令する意味も理解できます。
2000年にリリースされ290万枚以上のセールスを記録したサザンの「TSUNAMI」。
とてもいい曲だし大好きな曲ですが、いつもこのタイトルには違和感を感じてしまいます。
津波を、暢気に音楽のタイトルにするべきではないような気がしてなりませんし、
「TSUNAMIのようなわびしさに~~~♪」って、如何なものかとちょっと思ってしまいます。
そんな思いを同じように持つアーティストも出会いました。
上田正樹さんです。
彼は前に会った時、私のこの曲のタイトルに持つ違和感を、はっきりと言葉でおっしゃっていました。
彼はこのようなタイトルを不用意につけるべきではないとはっきり言いました。
この時、私の持っていた違和感のようなものがハッキリと認識できたのでした。
今日一日の出来事をテレビで見ていて、あらためて、タイトル、そして歌詞にも出てくる「TSUNAMIのような」というところを、他の言い回しにできないものかとあらためて思った次第です。
みなさんはどのようにお考えでしょうか??
チリの被害も出来るだけ小さいこと、そして
わが国をはじめ、環太平洋の国々に到達するであろう津波の被害も出ませんようにと祈るばかりです。
多恵子