京都の四条通りの南側からの写真です。秋口からあまり四条通りを歩くことがなかった私ですが、昨日はいいお天気で暖かだったので、歩いてみました。四条通りを四条烏丸から四条河原町をめざして・・・・・・
そこで、何十年と慣れ親しんだ通りの佇まいが何か違うということに気が付きました。空が明るいし、すっきりしていて、「この通り、こんなんやったかあ～～
」と心の中で独り言です。
私の大好きな四条通りがどうしてこんなにゴチャゴチャしてるんだろうと長年思っておりました。がえらいスッキリしているではありませんか
屋上看板がことごとく取り払われ、ネオンサインもなくなってました。京都は元々環境に配慮して、他の街で使える広告の色も使えないということは前からありました。例えばマクドナルドなども他の街とは違う配色でしたが、もっと厳しく取り締まるという条例が効力を発揮しだしたのです。そういえば、テレビのニュースで看板撤去の映像が流れていましたよね。四条通りは大好きな場所です。私としては大歓迎だなあ～と思っています。
（条例はこちら で）
「ああ、すっきりした！！」というのが印象ですよ
お正月、八坂神社や平安神宮に初詣をしようという方、ちょっと繁華街にも足を延ばしてくださいね。
日本の風景がどこへ行っても変りつつある今、みんなもうちょっと考えたらいいのに・・・と常々思っている私です。経済至上主義で壊してきたものを取り返すのにはとても長い時間がかかります。国、地方自治に任せるだけでなく、まずは個人の意識から変えていかなくてはと思いませんか？
自分の家を建て替える、あるいは修繕する時に回りの環境に配慮するような意識改革からと・・・・・・自分の家だけ好きな色を使って周りとの調和を考えないとかいう光景って、日本中どこの町へ行っても見かけますが、（何とか言うか高名な漫画家が近所から苦情を言われていましたっけ！！）まずはそのあたりからの着手でずいぶん日本の風景が変ると思いますよ。また、企業にもそういうモラルを持ってほしいなあ～と思っています。
年末、えらい硬い話になりました。
多恵子