昨日今日とお天気が悪いですね。午前中ちょっと晴れてきたな?と思っていたら午後からはまた冷たい地雨となりました
キャット・スティーヴンスの雨にぬれた朝が今日は聴きたくなりました。クリスマスソングではないと思いますが、この曲は原曲はケルトのトラディショナルだそうです。ある女性信者が詞を19世紀につけたとか。今もプロテスタントでは賛美歌444番として歌われています。何年か前、「フォーク大全集」あるいは「サンリク」でクリスマス特集をした時にご紹介したことがあります。去年このブログに書いた、スリー・ドッグ・ナイトの「Joy to the world」が「もろびとこぞりて」であるということをご紹介した時だったと思いますが・・・・・
キャット・スティーブンスが1971年にリリースして1972年には大ヒットしました。ヤンリクなどでよく聴いたものです。近年ではいろりろな企業がCMに使ってます。有名なところではネスカフェがありましたし電器メーカーも使っていたように思います。いろいろなアーティストがカバーもしています。
Morning Has Broken
Morning has broken, like the first morning
Blackbird has spoken,like the first bird~~~~~
歌詞を読むと、新しい朝を迎える喜びの歌のようですね。賛美歌444番は結婚式に歌われるようです。
現在、キャット・スティーブンスはイスラム教に改宗し、教育関係の仕事に従事しているそうですよ。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
そして、もう一曲、トラディショナルを・・・・・・・
Greensleeves(グリーンスリーブス)
Alas, my love, you do me wrong,
To cast me off discourteously.
For I have loved you for so long,
Delighting in your company.
Greensleeves was all my joy
Greensleeves was my delight,
Greensleeves was my heart of gold,
And who but my lady greensleeves.
この曲はクリスマス・キャロルとしてよく聞きますよね。これもイングランドの古いフォークソングだったと思います。
グリーンの袖・・・・・新約聖書でキリストの生誕のところには嬰児(みどりご)と書かれています。そのあたりから、クリスマスに歌うのでは?と・・・・私は思ってるんですが、クリスマスキャロルとしては歌詞が違います。グリーンスリーブスのメロディーにのせて・・・・
What Child is this who, laid to rest(この子は如何なる子であろうか)
On Mary’s lap is sleeping?(マリア様のひざで眠っている)
Whom angels greet with anthems sweet, (天使がお祝いを)
While shepherds watch are keeping?(羊飼いらが眺めしときに)
This, this is Christ the King,(彼こそまことの王キリスト)
Whom shepherds guard and angels sing;(羊飼いが守り、天使がたたえ歌う)
Haste, haste, to bring Him laud,(急ぎ急ぎて祝おう)
The Babe, the Son of Mary.(その幼子、マリアの子)
賛美歌第2篇216番です。
この時季あちこちからこの歌が流れてきますよね。この歌を聴くと私は中学高校時代のクリスマスを思い出します。聖歌隊やったなあ~~と・・・・・京都の街を24日にはキャロリングしたなあ~~と・・・・
遠い昔のことになってしまいました。
多恵子