金曜日の「歌謡大全集」で、
音楽がオーケストラを使ってもテレビだとなんかチャチっぽく聴こえるというおハガキを頂きまして、
TBSの「華麗なる一族」の話になりました。
それは、南光さんも言ってましたが、劇場で聴く音楽と家のテレビで聴くのとは音響効果はぜんぜん違うので
仕方がないことでしょう。
「華麗なる一族」の音楽は服部良一先生のお孫さん、服部隆之さんです。もちろん、隆之さんのお父さんは服部克久さんです。
ロンドンでレコーディングされたんだそうです。
あのビートルズで有名なアビー・ロードスタジオ1stらしい・・・・・・・
指揮・服部隆之、演奏・フィルハーモニアオーケストラです。
しかし、そんなことはどうでもいいのです。
「華麗なる一族」を見ていて、いい場面で必ず流れてくるのが、「Desperado」(ならず者)です。
あのイントロのピアノが流れてくると胸がキュンとします。
「Desperado」はイーグルスの同名の2ndアルバムに収められ、1973年春に発表されました。
このアルバムからこの「ならず者」と「テキーラ・サンライズ」など、イーグルスの代表曲に上げられてもいい曲が生まれています。
「ならず者」は2,3年前、平井賢がCMで歌って一躍有名になりましたが、そのとき私は思ったものです。
イーグルスの「ならず者」でなくては・・・・・・と!!
Desperado,why don't you come to your senses
You've been out riding fences
For so long now
Oh you're hard one
And I know that you get your reasons
These things that are pleasing you
Can hurt you somehow ・・・・・・・・・・・・
(デスペラード、後生だから、正気に戻ってくれないか?おまえは危ないことばかりやっている
ああ、容赦なく そして得た結論は 楽しみの裏には 苦しみが潜むってことさ・・・・・・)
こんな歌です。
なんとなくシーンに合ってるような気がしますが・・・・・・
しかし、元のイーグルスのアルバム「Desperado」は西部の無法者ドルトン一味の盛衰を描くコンセプトのアルバムで、
実現はしませんでしたが、映画化を打診されたこともあるアルバムです。(西部劇の世界です)
服部隆之さんの、メインテーマはオリジナル・サウンドトラック盤としてリリースされるようです。
多恵子