パリオリンピック北朝鮮代表選手 16 (混合ダブルス日本に勝利③) | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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の続き
 
 

 

(引用元 ミョンウの記事より)

 

衝撃の敗戦!張本智和、早田ひな“日本最強”混合ダブルスに圧勝した“謎多き”北朝鮮ペアは何者?

 

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/

 

パリ五輪の卓球混合ダブルス1回戦で大波乱が起きた。日本のメダル候補だった張本智和、早田ひなの“はりひな”ペアが、“ダークホース”の北朝鮮リ・ジョンシク(男子)、キム・グムヨン(女子)に1-4で完敗し、初戦で姿を消した。

 日本からすれば「まさか」の初戦敗退。2021年東京五輪の水谷隼、伊藤美誠組に続く日本勢2大会連続の金メダルの夢もついえた。

 試合後に張本は「正直悔しい。相手のプレーが素晴らしかった。大事なところでのミスが多かった。相手の女子選手の異質のラバー、男子選手は両ハンドミスなく、それもパワーのあるボールを打ち込んできた。準備はしていたのですが、想定以上のプレーをされた」と唇をかむ。

 早田も「1本取れるか取れないかで結果につながったと思う。(打球は)すごい威力。攻めても倍に返された。情報量が少ない分、迷ってしまった。北朝鮮の精度の高さを感じた」と振り返った。

世界ランクにも名前がない北朝鮮ペア

 北朝鮮のリ・ジョンシク、キム・グムヨンのペアは一体何者なのか。正直、情報量はそこまで多くない。

 年齢はリが24歳、キムが22歳。今年4月、パリ五輪出場をかけたITTF(国際卓球連盟)の世界予選がチェコで行われているが、そこで出場権を勝ち取った。今回、パリ五輪の出場ペア中では最下位の第16シード。ITTFのランキングにも名前がなく、日本からすれば格下の相手だったわけだ。

しかし、蓋を開けてみれば堂々としたプレーで、第1ゲームを11-5で奪うと、第2ゲームは7-11で日本に軍配。しかし、第3ゲームもリとキムのペアが5連続ポイントなどで完全に主導権を握り、11-4で完全に勢いに乗った。第4、5ゲームも立て続けに奪って、4-1での圧勝劇。

 未知の相手にとまどう張本と早田に対し、北朝鮮ペアは精度の高さとパワー、ミスの少ないプレーで完全に試合の流れをつかんだ。北朝鮮からすれば、日本戦に向けた対策も練っていたのかもしれないが、そもそも北朝鮮国内の卓球選手のレベルがそれなりに高いことは日本側も想定していたに違いない。

いずれにしても北朝鮮としては、優勝候補の張本智和、早田ひなペアを初戦で下したことで、“ダークホース”としてメダル獲得に期待がかかる。

五輪女子柔道で谷亮子が無名の北朝鮮選手に敗れた衝撃

 余談だが、“無名”の北朝鮮選手が日本の“優勝候補”を下した試合で思い出すのが、1996年のアトランタ五輪の女子柔道決勝だ。当時16歳の北朝鮮ケー・スンヒが、日本の谷亮子(旧姓・田村)に勝利して金メダルを獲得したが、この時の衝撃を記憶している人も多いだろう。

 また、北朝鮮は2016年リオ五輪以来、8年ぶりの五輪出場で7種目から16人が参加している。メダル候補はボクシング女子(54キロ級、パン・チョルミ)、レスリング女子(62キロ級、ムン・ヒョンギョン)、体操女子(アン・チャンオク)。

【参照】:北朝鮮ペアの“シンクロ率”がハンパない!演技前、スイムタオルを投げるところまで完全同期化 当然のように演技も息ピタリ

 ほかにも今年2月「世界水泳ドーハ2024」の女子10メートルシンクロ高飛び込みで銀メダルを獲得したキム・ミレ、チョ・チンミも注目の選手だという。

 表舞台から長らく遠ざかり、久しぶりに五輪に登場するノーマークの北朝鮮選手ほど怖いものはない。出場人数こそ少ないが、意外な種目でメダル獲得があるかもしれない。

 

混合ダブルスで大波乱起こした北朝鮮ペアをたたえる 早田ひな「五輪だから負けたというより…」張本智和「想像を絶するようなプレー」

 

 

 

 

 

 

↑Yahooニュースより

 

 

◆パリ五輪・卓球混合ダブルス(27日、パリ南アリーナ)

 1回戦で第2シードの張本智和(智和企画)早田ひな(日本生命)=北九州市出身=組がリ・ジョンシク、キム・グムヨン組(北朝鮮)に1―4(5―11、11―7、4―11、13―15、10―12)で敗れる大波乱があった。

 優勝候補に挙げられていた中で、まさかの展開で姿を消した。早田にとっては五輪の初陣はほろ苦いものとなってしまった。

 国際大会の参加が少なく、事前情報も十分ではなかった。映像などを見た上で臨んだが、第1ゲームからペースがつかめない。序盤に0―6と大きなビハインドを背負うと、5―11で先取を許した。第2ゲームは奪い返したが、第3ゲームも再び失った。第4ゲームも一時は1―7と大量リードを奪われる。それでも同点に追いつきデュースに持ち込んだが及ばず。第5ゲームも競り負け、最後は張本智のバックドライブがネットにかかり無念の終幕となった。

敗戦が決まった直後、会場の天井を見上げた早田は「特に緊張だったりプレッシャーというのはそんなに感じなかった。本当にいつも通りの試合の感じで入ることはできた。情報量が少ない分、自分自身がちょっと迷ってしまったり、男子選手に打たれたものも自分自身があまり止められなかった。そういった部分で押され続けてしまった」と振り返った。その上で「勢いっていうのはあったと思います。でもオリンピックだから負けたっていうよりは、普通に試合してても、もしかしたら負けてたんじゃないかなっていうような感じだった」と相手をたたえた。

 試合直後は椅子に座り込み、しばし茫然とした張本智は「(五輪の)有観客は初めてだった。もちろん盛り上がりはすごかったけど、だからといって自分たちのプレーに影響はほぼなかった。きょうは特に相手の男子選手のプレーが良すぎた。ミックスだけで言えばプレーは(世界の)トップ10に入るぐらいの本当に想像を絶するようなプレーだった。本当に悔しいですけど」と唇をかんだ。

 田勢監督は「相手の男性選手に最初にプレッシャーかけられた。こっちが大きく仕掛けることができなかった。このオリンピックのこの舞台で、こっちが大事に過ぎたのかなっていうのはある。それで流れをつかめなかった。相手の方がちょっと思い切りが良かった」と悔しがった。

 早田は28日にシングルスの1回戦を迎える。昨年は世界選手権で銅メダル、アジア大会では銀メダルと、いずれも強豪中国のトップ選手を撃破した上で表彰台に立った。悔恨の形になったが気持ちを切り替えて次の目標を見据える。「明日はシングルスの試合がある。あとは自分がやってきたことをやるだけ」と決意を込めた。エースのパリ五輪はまだ始まったばかりだ。

 
 
■前回アップした記事■
 
 
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(引用元:朝鮮新報より)パン・チョルミ、アン・チャンオク、ムン・ヒョンギョン選手(後列左から)をはじめ朝鮮選手たちの活躍に期待がかかる 
 
 
〈パリ五輪〉朝鮮代表が8年ぶり、7種目16人が出場
 
 

7月26日〜8月11日にかけてフランス・パリで開催されるオリンピックに朝鮮選手団が参加する。国際オリンピック委員会(IOC)が発表したリストによると、今大会には朝鮮選手16人がレスリング(5人)、ダイビング、卓球(3人ずつ)、ボクシング(2人)、体操、柔道、陸上(1人ずつ)にエントリーしている。

メダル獲得への期待が大きいのは、昨年のアジア競技大会(9~10月、中国・杭州)で金メダルを獲得したボクシング女子54キロ級のパン・チョルミ選手(29、人民体育人)、レスリング女子62キロ級のムン・ヒョンギョン選手(25、功勲体育人)、体操女子のアン・チャンオク選手(21)だ。3人はいずれも、朝鮮における2023年の10大最優秀選手に選ばれている。

このほかにも、杭州アジア大会で銀メダルを獲得したボクシング女子60キロ級のウォン・ウンギョン選手(22)やレスリング女子50キロ級のキム・ソンヒャン選手(27)、今年2月の世界水泳選手権(カタール)ミックスシンクロ高飛び込みで銀メダルを獲得したキム・ミレ(23)、チョ・チンミ選手(19)のペアにも注目したい。キム・ミレ選手は日本で行われたダイビングワールドシリーズの富士大会(18年)、相模原大会(19年)に出場したことがある。

朝鮮オリンピック委員会委員長である金日国体育相を団長とする朝鮮のオリンピック委員会代表団と選手団は20日に平壌を出発、21日(日本時間)にパリに到着した。

 

 

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