(引用元 朝鮮新報より)
〈パリ五輪〉セーヌ川舞台に開幕、朝鮮代表が笑顔で入場
入場順153番目
パリオリンピックが26日(現地時間)、開幕した。
1924年以来、100年ぶり3回目のパリ五輪は、夏季五輪としては初めてスタジアムの外で開会式が行われた。市内を流れるセーヌ川を舞台に、参加する国と地域などの選手団は大小さまざまな船に乗っておよそ6キロにわたってパレードを行った。
7月26日〜8月11日にかけてフランス・パリで開催されるオリンピックに朝鮮選手団が参加する。国際オリンピック委員会(IOC)が発表したリストによると、今大会には朝鮮選手16人がレスリング(5人)、ダイビング、卓球(3人ずつ)、ボクシング(2人)、体操、柔道、陸上(1人ずつ)にエントリーしている。
メダル獲得への期待が大きいのは、昨年のアジア競技大会(9~10月、中国・杭州)で金メダルを獲得したボクシング女子54キロ級のパン・チョルミ選手(29、人民体育人)、レスリング女子62キロ級のムン・ヒョンギョン選手(25、功勲体育人)、体操女子のアン・チャンオク選手(21)だ。3人はいずれも、朝鮮における2023年の10大最優秀選手に選ばれている。
このほかにも、杭州アジア大会で銀メダルを獲得したボクシング女子60キロ級のウォン・ウンギョン選手(22)やレスリング女子50キロ級のキム・ソンヒャン選手(27)、今年2月の世界水泳選手権(カタール)ミックスシンクロ高飛び込みで銀メダルを獲得したキム・ミレ(23)、チョ・チンミ選手(19)のペアにも注目したい。キム・ミレ選手は日本で行われたダイビングワールドシリーズの富士大会(18年)、相模原大会(19年)に出場したことがある。
朝鮮オリンピック委員会委員長である金日国体育相を団長とする朝鮮のオリンピック委員会代表団と選手団は20日に平壌を出発、21日(日本時間)にパリに到着した。
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