ラグビートップリーグ東芝 李聖彰(東京第5出身)引退 2 (李聖彰の物語②) | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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ラグビートップリーグ東芝 李聖彰(東京第5出身)引退 1 (李聖彰の物語①コメントはこちら) 

 

ラグビートップリーグ東芝 李聖彰(東京第5出身)引退 2 (李聖彰の物語②)

 

↑の続き

 

 

 

東京第5→東京朝高→帝京大学→東芝

 

 

李聖彰の物語②

 

 

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(引用元:ソンチャンのフェイスブックより)

 

 

今年度限りで引退となりました。

 

 

応援ありがとうございました。

 
 
李 聖彰の物語②
※この物語は2022-2023シーズンにインタビューした内容です
 
 

 東芝ブレイブルーパス東京のユニフォームを着て公式戦のピッチに立ったのは、20年2月23日が最後となっている(23年3月末現在)。もう3年もキャップから遠ざかっているが、李には自分を奮い立たせる三つのモチベーションがある。
「ひとつ目は、自分に声がかかったときに100パーセントでプレーできる準備をしておくこと。ふたつ目は、ここ2、3年の自分の立場から考えれば、いつ切られてもおかしくないので、どんなときでもチームに貢献することです」
 三つ目は、セカンドキャリアにも関連している。小学校1年から高校3年まで在日の社会で生きてきた彼は、自らのルーツに深い愛を抱く。あとに続く同胞たちに、少しでも良い環境を手渡したいと考える。
「小学1年から高校3年まで在日の社会で生きて来て、その社会が今後も盛り上がってほしいし、大阪朝鮮高校だけじゃなく、東京朝鮮高校のラグビー部も盛り上がってほしい、東京の高校を強くして在日社会に力になれたら、という思いがあります。現役を終えたら高校のラグビー部の指導をしたいんですね。そのためにいまは、選手の立場で少しでも多くのことを学びたいんです」
 東芝ブレイブルーパス東京の加入初年度から、「このチームのバックローはナンバー1だ」と自負してきた。
「日本代表と各国代表が揃っているんですからね。東芝のバックローの一員でホンマに良かったと思っていて、これからもチャレンジし続けて、もっともっと結果を残していきたいんです。22-23シーズンもケガをしてしまいましたが、いまも痛みはあるけどプレーはできます。とにかく、チームの力になりたい」

 シーズンが幕を閉じる最後の1秒まで、チームのためにできることを探す。いつか自分のラグビー人生を振り返ったときに、胸を張って「やり切った」と思えるためにも。

(文中敬称略)
(ライター:戸塚啓)
 
 
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※ソンチャン10年間お疲れさまでした。