Jリーグ在日選手・監督契約情報 6 (契約満了鄭大世選手独占インタビュー】別れは感謝と共に) | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

毎日ブログ更新して15年かっちんブログでは全国の朝鮮学校(ウリハッキョ)情報・サッカーの速報・全国の在日同胞達の熱い活動をもっと知ってもらいたいので最新情報をアップしております。青商会時代で培ったネットワークを使って全力で発信しております

 

 

 

 

Jリーグ在日選手・監督契約情報 1 (J2FC町田ゼルビア 李漢宰選手の契約について)

 

Jリーグ在日選手・監督契約情報 2 (J3 鹿児島 金 鍾成 監督 契約満了のお知らせ) 

 

Jリーグ在日選手・監督契約情報 3 (J3 鹿児島  契約満了した金鍾成監督の功績) 

 

Jリーグ在日選手・監督契約情報 4 (J1清水 鄭大世選手 契約満了 コメントはこちら) 

 

Jリーグ在日選手・監督契約情報 5 (李漢宰選手 引退・コメントはこちら)

 

 

の続き

 

 

 

 

(引用元:Yahooニュースより  インタビュー・文 玉利剛一(footballista編集部))

 

 

【鄭大世 独占インタビュー】別れは感謝と共に

 
 

 

 

 

 

2020年12月23日、清水エスパルスから来季の契約を締結しないことが発表された鄭大世。今シーズンは期限付き移籍先のアルビレックス新潟で9得点を記録し、復活を印象付けた矢先のクラブの決断をどのように受け止めているのか。本人に話を聞いた。 インタビュー・文 玉利剛一(footballista編集部)

 

 

 

コンディション向上の要因

 
 
 
――まずは2020年シーズンの振り返りからお話を聞かせてください。
 
 
 
シーズン途中にアルビレックス新潟に移籍後9得点。第24節町田ゼルビア戦では途中出場からハットトリックも記録するなど、鄭大世選手が健在であることを印象付けたシーズンだったと思います。この個人記録に対しての自己評価はいかがでしょうか?  「活躍したという世間の評価はサッカー選手として生きていく上で大切ですが、自己評価としては最低限の結果ですね。移籍当初はサブでの起用が続いていたので、もう少し早いタイミングでスタメン出場を増やせていれば2桁得点いけたと思っています」 ――プレー時間に比例してコンディションが高まっているように見えました。  「僕の中ではコンディション=ゴールなんですよ。コンディションが良い時はゴールを取れる動きを多く出せるので、確率的にゴール数も伸びる。ゴールシーンに注目されることが多いので、瞬間的な動きで(コンディションの)良し悪しを判断されることが多いですが、点を取れている時は90分通じて動けているので。FWがゴールを取れる時は2、3回の動き直しができている時。だから、相手を外してフリーになれるし、裏も取れる。逆にコンディションが悪い時はその(ゴールを取れる)動きができないから4、5試合決定機がないこともあります」 
 
 
 
――新潟には単身赴任されていましたが、生活環境が変わって食事面などコンディション調整の難しさはありませんでしたか? 
 
 
 
 「寮のお世話になりました。ご飯も寮が提供してくれるものを毎日同じ時間に朝昼晩食べて。だから、フィジカルコンディション的には最高でした。毎日21時半には寝て、8時に起きて。家では子供を寝かせる準備もあるし絶対にできないことです。ただ、メンタルコンディションとしては難しい部分もありました。ゴールを決めて達成感がある夜に1人で過ごす寂しさや、悔しいことや納得がいないことがあった時に家族の温かさを味わえないのはきつかったです」 
 
 
 
――チーム記録についても聞かせてください。アルビレックス新潟は11位で2020年シーズンを終えています。
 
 
 
 
一時は4位まで順位を上げましたが、終盤はケガ人の影響もあり4連敗を含む7試合勝ちなしと苦しみました。  「福田晃斗の離脱が大きかったですね。ボールが回らなくなったし、(福田選手離脱による)選手のポジション変更で前線からのプレスもハマらなくなった。記者の方に『決定力不足』と指摘されることもあったけど、あのチャンスの数では難しいなと思っていて。あと、集中力を欠いた失点が多かったことも(終盤戦不調の)原因。もっとシンプルにクリアしていいし、寄せの甘さもあるし、逆サイドをフリーにするシーンが多過ぎた。僕個人としても前線からの守備でロングボールを蹴らせなかったり、コースを限定する守備をもっとやらなければいけなかった。やはり、2失点以上すると勝てない」
 
 
 
 ――今年、アルビレックスは逆転勝ちがありません。相手に引かれると崩し切れない課題をどのように捉えていましたか?  
 
 
 
「相手が引いたことによるポゼッション向上で満足してしまっている部分があったと思います。ポゼッションは高くても決定機が少ないので、チーム全体としてもっと前に人をかける必要性を感じていた。けど、決定力不足としてFWが批判されてしまう。(中村)憲剛さんはよく『チャンスが少ないのは後ろのせいだから』と言っていたのですが、要はチャンスを作るのはチーム全体の仕事で、FWはそれを決めるのが仕事という考え方。戦い方に関しては選手個々ではどうしようもないことだと思うし、選手間でも考え方が違うのですが、攻撃の選手として難しさはありました」 
 
 
 
――シーズン途中には不祥事が発生し、是永大輔代表取締役社長の辞任が発表されました。チームへの影響はありましたか? 
 
 
 
 
 「ネガティブな情報に頭が錯乱したり、暗い雰囲気に飲み込まれたりしがちですが、冷静に考えれば選手への影響はない。いつも通り練習して、筋トレして、ご飯を食べる。何の問題もないと他の選手たちに伝えていました。むしろ、ベンチ外だった選手にとっては出場機会が増えるし、チャンスでもある。自分たちの仕事に集中できる環境は変わっていないので、試合に負けて不祥事を原因と考えるのであれば、それは自分たちの弱さですよ」
 
 
 
 ――そうした精神的にポジティブな影響力を与えられるのはベテラン選手がチームにいる意義の1つだと思いますが、年下の選手と接する上で何か意識されていることはありますか? 
 
 
 
 「前提として僕は精神年齢が低い。だから、20代前半のピチピチな選手たちが大好き(笑)。世間的に兄貴分みたいに見られることもあるんですけど、全然そんなことはなくて。いまだに感情はコントールできないし、器も大きくない。ただ、若手と仲が良いだけ」
 
 
 
 
 ――とはいえ、鄭大世選手のSNSでも確認できますが、清水エスパルス入団が内定している加藤拓己選手や同じアルビレックス新潟の矢村健選手など、後輩に対して優しさや思いやりを持って接しているのは明らかです。  
 
 
 
 
「若手の時に先輩が怖かったんですよね。性格にもよると思いますが、僕は文句を言われるのが苦手で。チームの重鎮選手に励ましてもらえれば落ち着いてプレーできる。そういう気持ちをわかっているからチームに練習生が参加した時は絶対に声をかけるようにしているし、ミスをした時は『最初はみんなそんなもんだから』と伝える。萎縮してトライしなかったら選手にとっては損しかない。だから、励ますようにしています」 
 
 
 
――鄭大世選手ほどの実績のある選手に声をかけられれば若手選手は喜ぶでしょうね。  
 
 
 
「喜びますね。若手の可能性は凄いから、自信をつかんだらすぐに活躍し出して3年後にはプレミアリーグに挑戦できますよ。1週間で人生が変わる。その可能性を気付かせるのが自分の仕事だと思っています」
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

↑続きはこちら

 

 

 

 

 

 

 

「怒り狂ってるだろうと」他選手の退団に感じていた思い…清水がFW鄭大世の契約満了を発表「みんなこういう気持ちだったんですね」

 

 

 

 

 

 

 

↑こちらの記事もご覧ください。

 

 

 

 

※また情報入りましたらアップします。