高校無償化、朝鮮学校側の敗訴確定(記事はこちら) | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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高校無償化、朝鮮学校側の敗訴確定

 
 
 
 
 
朝鮮学校を高校無償化の対象から外したのは違法だとして、東京朝鮮中高級学校高級部の元生徒が国に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁は原告の上告を退ける決定をした。27日付。国の判断は適法として請求を退けた一、二審判決が確定した。
 
 
 
 
 
 
朝鮮学校訴訟、卒業生側敗訴が初確定 最高裁、上告受理せず
 
 
 
 
 
 

朝鮮学校を高校授業料無償化の対象から除外したのは違法だとして、東京朝鮮中高級学校高級部の卒業生61人が国に1人当たり10万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(山崎敏充裁判長)は卒業生側の上告を受理しない決定をした。請求を退け、卒業生側敗訴とした1、2審判決が確定した。決定は27日付。5裁判官全員一致の結論。全国5地裁・支部で起こされた同種訴訟で、判決が最高裁で確定するのは初めて。

 訴訟の主な争点は、朝鮮学校を授業料無償化の対象から除外した国の判断が、裁量権の逸脱、乱用に当たるか否かだった。

 平成29年9月の1審東京地裁判決は、文部科学相が無償化の適用対象に指定するかどうかの判断にあたり、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が朝鮮学校と密接な関係にあり、教育内容に影響を及ぼしているとする公安調査庁長官の国会答弁などを考慮したことは「不合理とは言えない」と指摘。「就学支援金が授業料に確実に充てられるという十分な確証が得られない」として不指定とした判断に「裁量権の逸脱、乱用があったとは認められない」とした。

 30年10月の2審東京高裁判決も、朝鮮学校の資金が朝鮮総連に流れている疑いが報じられていると指摘。適用除外の判断根拠は学校運営への疑念だったとして「政治的外交的な理由で適用を除外された」とする卒業生側の主張を退け、1審判決を支持、原告側の控訴を棄却していた。