トランプ大統領が朝鮮入境 4 (金正恩委員長が「電撃的面会」要請に応じた理由とは?) | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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米トランプ大統領、金正恩委員長に面会呼び掛け 韓国訪問時に非武装地帯で

 

トランプ大統領軍事境界線超える 金委員長と会談 ホワイトハウスに招待 

 

トランプ大統領が朝鮮入境 2 (動画はこちら 板門店での様子&史上初南北米首脳のスリーショット) 

 

トランプ大統領が朝鮮入境 3 (動画②はこちら)

 

 

 

の続き

 

 

 

 

ドナルド・トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩国務委員長が6月30日午後、板門店南側地域の自由の家で会い、握手している=キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社

 

 

 

金委員長がトランプ大統領の「電撃的面会」要請に応じた理由とは?

 
 
 
 
 
 
↑こちら
 
 
「年末」期限前の交渉再開が現実的に必要 
ビーガン代表の「柔軟なアプローチ」など宥和メッセージ 
 
トップダウン好むトランプ大統領の板門店訪問 
時期や形式、名分揃ったと判断したもよう
 
 
 

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が30日、ドナルド・トランプ米大統領の「電撃的面会」要請に応じたのは、再会の時期や形式、名分まで揃ったという政治的計算によるものとみられる。国際社会には、ハノイ会談で合意が見送られたにもかかわらず、自身の非核化意志が変わっていないことを再確認する一方、国内的にはトランプ大統領との“信頼”を誇示する効果もプラス要因だ。

 まず、金委員長がトランプ大統領の招待に応じたことには、年内に米国と非核化-国交正常化交渉の進展を見なければならないという現実的な必要性が作用したものと見られる。金委員長は、今年4月の施政方針演説で、「今年末」まで「米国の勇断」を待つと述べてから、米国国側に「新たな計算法」を求めてきた。その一方で、朝ロ、朝中首脳会談を通じて、「非核化意志」とともに、「対話による解決」を強調し、米国との対話再開時点を慎重に打診してきた。

 これに加え、最近、米国側が相次いで発信した宥和メッセージも、金委員長が行動を起こすのに肯定的に働いたものと見られる。スティーブン・ビーガン米国務省対北朝鮮特別代表は先月19日(現地時間)、「柔軟なアプローチの必要性」に言及した後、28日には「同時的・並行的」アプローチを再度確認した。ク・ガブ北韓大学院大学教授は「朝米いずれも年内に成果を出さなければならない」とし、「ビーガン非建特別代表がサインを送ったことで、両側が、同時的・並行的アプローチまたは包括的・段階的アプローチに対する一定のコンセンサスを得られたといえる」と述べた。今秋2020年の米大統領選挙政局が本格化すれば、交渉を再開するきっかけを掴むことが困難になるだろうという見通しも影響したものと見られる。

 「トップダウン」の首脳外交を好む金委員長が、トランプ大統領との面会を中断した朝米交渉を再開する最もいい出発点と判断した可能性が高い。金委員長が同日の電撃的な面会について、「(トランプ大統領と)すばらしい関係」のおかげで実現したと述べたのも、同じ脈絡と言える。また、トランプ大統領が金委員長に会いに行く形だったため、ハノイ会談が成果なしで終わったことで、国内政治的に困難にさらされた金委員長の対面を保てるというメリットも働いたものとみられる。統一研究院のホン・ミン北朝鮮研究室長は「トランプ大統領が金委員長に会うため、DMZ(非武装地帯)に来るということ自体が名分になる」とし、「(北朝鮮)内部に(米国と非核化交渉をめぐる)疑念があるなら、それを払拭し、朝米首脳間の信頼関係を再び想起させることができるため、実益が大きい」と述べた。

 金委員長が同日午後、板門店(パンムンジョム)南側地域の自由の家で明らかにした公式的な理由は、「今後さらに良い方向に、我々(朝米)が変わっていくことができることを、多くの人に示す面会である点で、肯定的に捉えた」ためだ。

 

 

 

[社説]朝鮮半島平和の道標立てた板門店の南北米首脳

 
 
 
 
 

トランプ大統領「適切な時期にホワイトハウスへ」

 

金正恩委員長「望めばいつでも」

 
 
 

 

 韓国を公式訪問したトランプ米大統領は30日夜、2日間の日程を終え、ソウル南方の平沢(ピョンテク)にある在韓米軍の烏山(オサン)空軍基地から、専用機で帰国の途に就いた。
 
彼は大阪での20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席の後、29日夕方に韓国入りし、30日午前に文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談し、北朝鮮の「完全な非核化」問題や韓米同盟の強化策などを話し合った。聨合ニュースが報じた。
 
昼食をはさんで、午後1時に共同記者会見を行い、その後各々ヘリで移動、文大統領と共に南北の軍事境界線上にある非武装地帯(DMZ)を訪問し、直後、板門店(パンムンチョム)共同警備区域(JSA)へと移動した。
 
板門店の韓国側施設「自由の家」から文大統領の見送りを受けて出て来たトランプ大統領はゆっくりと歩を進め、北朝鮮側施設「板門閣(パンムンガク)」から出てゆったりと歩いて来る金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と、南北軍事境界線上での歴史的な初対面をした後握手を交わし、共に北側に約20歩ほど入ってから韓国側へと移動した。
 
金委員長は、「自由の家」の前で2人を待っていた文大統領と握手挨拶を交わし、朝米のSP(エスピー)や世界の記者たちに近距離でもみくちゃにされながら(急ごしらえの臨場感が半端じゃない中)、3人で和やかになにやら会話をした後、「自由の家」に入った。この日の対面で、史上初の南北米首脳の「3カ国会合」が実現した。(聨合ニュース動画:http://bit.ly/2RJGzMk)
 
朝米の首脳を立てて席をはずした文大統領の配慮で、「自由の家」の一室に設けられた「人共旗(イゴンギ、北朝鮮の国旗)」と「星条旗」の前で、今回は数分で終わるであろうと思われた金委員長とトランプ大統領との会談は、予想を超えて53分間も続けられ、事実上の3回目の「板門店朝米首脳会談」となった。
 
トランプ大統領は文大統領に向けて、「朝米間の対話を行う予定であり、もちろんその場には文大統領もいるだろう」と述べた。外野でやたらとかまびすしい、韓国バッシング(Korea passing)が吹き飛び、韓国バッシングの震源基が「外交音痴」でしかないのではないかと疑われる、世界の物笑いとなった痛快な瞬間でもある。
 
昨日も触れたが、韓米の首脳がそろって南北軍事境界線上にある非武装地帯(DMZ)に立ったのも初めてならば、米国首脳が北側に足を踏み入れたのも初めてで、南北米の首脳が並んで握手を交わし、話し合う場面も史上初めてのことで、歴史的な瞬間を目の当たりにし、興奮冷めやらぬまま夢にまで見た(笑)。
 
『トランプ氏は会談後、「きょうは歴史的瞬間だった。よい会談だったし、速度より正しい交渉を進めていく」と述べた上で、ポンペオ国務長官主導の下、2~3週間以内に実務チームを構成し、非核化を巡る米朝交渉を進める考えを明らかにした。北朝鮮に対する制裁緩和も交渉過程であり得ることも示唆した。
 
一方、文大統領は「きょうの対面を通じ、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的平和を構築するための平和プロセスが大きな峠を一つ越えた」と説明した。米朝対面を提案したトランプ氏に対しては、「果敢かつ独創的なアプローチに敬意を表したい」と話した(聨合ニュース)』
 
戦争と対立の象徴だったDMZ、恒久的平和の象徴となるか、その道のりの初歩が踏み出された!
 
今回の「板門店会談」は、朝米両首脳が、対立の象徴である板門店で66年ぶりに相互信頼を確認しただけに、2月に物別れに終わった「ハノイ朝米首脳会談」以降の不信と対立、苛立ちと焦燥の解消につながり、朝鮮半島情勢の好もしい方向への急変をもたらすきっかけになって欲しいと願う。
 
一方CNNによると、トランプ大統領は金委員長をホワイトハウスに招待した。今後行われる実務協議がうまく進み、正式の第4回目の朝米首脳会談につながり、金委員長がこの招待を受諾すれば、会談場所はワシントンになる可能性が開かれる。その後の首脳会談が平壌(ピョンヤン)になる可能性も視野に入れて。
 
『トランプ大統領はこの日の朝米対話の後、記者団に対し「金委員長を適切な時期に米国に来るよう招請した」と明らかにし、「金委員長は『いつでも望むときにそうすることができる』と答えた」と伝えた(ハンギョレ新聞)』
 
 

 

ドナルド・トランプ米大統領と金正恩国務委員長が30日午後、板門店の軍事境界線で北側地域へ移動し(左側写真)、再び握手した後(中央写真)、一緒に南に移動している=板門店/キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社

 

 

トランプ大統領と金正恩委員長の板門店の出会いは“南北首脳会談の再演”

 

 

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/33779.html?fbclid=IwAR1uMar5J2CsH3uIwaxdrHzmDGzd4BCa-Klr_-Jx2yshz04pqTxeKKm6gtA

 

 

 

軍事境界線で会い握手した後、南北を行き来 
南北会談の施設「自由の家」で朝米首脳歓談 
板門店共同警備区域は9・19軍事合意書で非武装化

 

 

30日、ドナルド・トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の板門店の出会いは、昨年4月27日に板門店で開かれた文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金委員長の南北首脳会談の最初の場面を思い出させた。朝米の首脳は、板門店南北首脳がそうであったように、軍事境界線(MDL)を間に置いて会い握手した後、北に上がり再び南に下りてきた。文在寅大統領は「自由の家」の前で両首脳を待った。

 

 

 

文在寅大統領が2018年4月27日午前、板門店の軍事境界線を越えた金正恩国務委員長と握手を交わした後、手を取り合って北側へ渡り、再び南に越えてきている=板門店/韓国共同写真記者団//ハンギョレ新聞社

 

 

 

南北と米国の首脳が会った板門店共同警備区域(JSA)は、朝鮮半島の冷戦と平和が交差する所だ。1953年7月27日に停戦協定が締結されたところであり、4・27南北首脳会談以後に朝鮮半島平和プロセスが出発したところでもある。昨年9・19南北軍事合意により、武器と警戒所を撤収したことにより非武装化がなされた。非武装化の後、自由往来まで合意したが南北と国連司令部が共同勤務の規則をまとめあげられず履行が遅れている。

 朝米首脳が握手した軍事境界線は、軍事停戦委員会の本会議室(T2)と小会議室(T3)として使われる青いプレハブ建物の中間にある。1953年7月27日の停戦協定締結以後、同年10月に建てられた。66年間使われるとは考えなかったために“臨時”(Temporary)という文字がついている。

 

 

 

 

金正恩国務委員長とドナルド・トランプ米大統領が30日午後、板門店の「自由の家」の前で会い握手している=板門店/キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社

 

 

朝米首脳が対話した「自由の家」は、南北会談用の施設として作られた。軍事境界線を間に置いて、北側の「板門閣」と向かい合っている。南北会談の場所で朝米の首脳が会ったという点も興味深い。4・27南北首脳会談が開かれた「平和の家」は、「自由の家」の後方にあり、5・26南北首脳会談が開かれた統一閣は板門閣の後方にある。

 文大統領とトランプ大統領は、これに先立って共同警備区域の警備部隊である「キャンプ・ボニファス」(Camp Bonifas)北側の最北端「ウエレット(Ouellette)警戒所」を訪問した。バラク・オバマ、ビル・クリントン両大統領もここを訪ねたことがある。トランプ大統領は2017年11月の訪韓当時、ヘリコプターでここを訪問しようとしたが、気象の悪化で引き返したことがある。キャンプ・ボニファスは、非武装地帯から南に400メートル離れている。

ユ・ガンムン先任記者、イ・ジヘ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/899898.html韓国語原文入力:2019-06-30 20:06

 

 

 

 

 

 

 

トランプ大統領との会談で、金正恩党委員長「二人の関係がなければ、こんな機会はなかった。人々が予想できない次元を作っていく。これからの障害をなくしていく賢明な力となる」

 

 

 

 

(イルボンのFBより 7月1日アップ分)

 

 

 

 

 

神戸の朝鮮学校生徒が今年4月に公開した作品。

題は、「近未来予想図」。

子供たちには、未来を描き、それを実現させる力があります。

 

 

 

 

 

金委員長・トランプ大統領 2ショットインタビュー

 

 

 

動画はこちら