第三回米朝首脳会談に向けた準備は始まっている?首脳会談に期待表明(米国) | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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(写真:ユニフォトプレス)
 
 
 

第三回米朝首脳会談に向けた準備は始まっている?

 
 
 
 
 
↑日経ビジネスより
 
 
 

2月末のハノイ・サミットが決裂した後、北朝鮮の完全非核化や朝鮮戦争を終了させるための合意が容易ではないことを示すような情報が発信されている。

 例えば、会談翌日の3月1日に北朝鮮の李外相と崔外務次官が今後の米朝関係につき楽観できない雰囲気になったことを述べたほか、同22日には韓国政府が昨年9月に南北共同で設置した連絡事務所からの撤収の通告を北朝鮮から受けたと発表した。同24日には中国の中共中央党校の張教授が、金委員長は米国が事前の認識と異なって未発表分を含めた全核施設のリストを提示し、その全ての破棄を迫ったことにショックを受けたと話した。張教授はまた、崔外務次官がサミット後の数週間を双方の意思を知るための試験期間だと考えているとともに、北朝鮮が米国の思い通りにはならないと話したことを明かした。一方、米国務省関係者は、米側は核に加えて化学兵器の廃棄も求めたと語った。

 しかし、両首脳は基本的に沈黙を続けており、両国の関係が完全に悪化したことを示唆するような発表もまだ出てきていない。

米朝間で続けられてきた北朝鮮の核廃棄交渉とは?

 現在の米国の外交戦略は基本的にゲーム理論を応用して作られると言われている。トランプ大統領が韓国大使への任用を検討したと伝えられるジョージタウン大学のチャー教授が、米誌に「北朝鮮は(核保有を武器に)昔と同じく米国にプレッシャーをかけるゲームを行っている」と語った背景にもこの発想がある。

 一方、北朝鮮は、1960年代から現在まで核兵器とそれを運ぶミサイルの開発を続けてきたが、特にミサイル関連兵器は同国の重要な外貨獲得手段でもある。このため北朝鮮が完全非核化とミサイル施設や技術を廃棄するためには、自国の安全だけでなく経済支援が必要で(3月6日付の拙稿「『ラストワンマイル』で先送りに転じた米朝首脳会談」参照)、この二つは絶対に譲れない条件である。

 米朝両国が長期にわたり行ってきた交渉は、米国にとっては、要求を完全非核化という一点に絞り、大統領の任期を無視すれば自分から攻撃せず半永久的に現状を続けるという持久戦が可能なものである。これに対し、北朝鮮の要求は、米国からできるだけ長く確実性の高い安全保障とできるだけ多い額の経済支援を引き出すという二つであり、どちらも金政権の生命線だ。ただし、35歳と若い金委員長には時間があるのも事実である。

 ちなみに、金委員長は軍事・経済両面において米国が到底太刀打ちできる相手ではないと分かっている。このため北朝鮮の核保有の意味は、命中度に不確実性の残る大陸間弾道弾で乾坤一擲を賭した勝負を米国に仕掛ける可能性と、核兵器を日本や韓国など近隣の米国の同盟国国民の大量殺戮に使う可能性の二つである。しかし、現行の北朝鮮の技術を前提とすれば前者の可能性はほぼ皆無であるほか、後者についても万一先制攻撃を行った場合の反撃を考えれば選択肢とはなりえないため、実は抜かずの宝刀なのだ。

 これが米朝間で行われてきた北朝鮮の核廃棄交渉(ゲーム)の大きな枠組みである。

 
 
 
 
 
 
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ポンペオ氏、「数か月以内」の第3回米朝首脳会談に期待表明

 
 
 
 
 

【4月2日 AFP】マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官は1日放送されたラジオ局とのインタビューで、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が「数か月以内」に3回目の会談を行い、北朝鮮の核開発計画の終結に向け実質的な進展を遂げることを期待していると述べた。

 ポンペオ長官はペンシルベニア州ハリスバーグ(Harrisburg)のラジオ局WHP 580に対し、3回目の米朝首脳会談の時期について明言することを避けつつ、「できるだけ迅速にこの問題を解決するのが米国の最善の利益だ」と述べた。

 同長官は、「両国首脳が数か月以内に再会」し、「非核化に向けた道において実質を伴った第一歩を踏み出すこと、あるいは実質を伴った大きな前進を遂げること」を期待すると表明。

 さらに同長官は「そして、朝鮮半島の最終的かつ完全な非核化が実現し、トランプ大統領が言うように、その暁に、より明るい未来が北朝鮮国民に訪れる。ただ、それがいつなのかは断定できない」とした。(c)AFP
 

 
 
 
 
 
 
‪「ハノイ朝米首脳会談以後、朝米関係が膠着した状況で、
非核化問題を「段階的な方法」で進めなければならないという意見が米国内で高まっている。」
 
[高麗ジャーナル]「非核化、段階的アプローチが理に適う」 米国内で意見高まる‬
 
 
 
 
 
(イルボンのFBより)
 
 
 
 
第二回朝・米首脳会談時に(2019.2.28)、アメリカが朝鮮へと提示・要求したとされるトップシークレットファイルが、最近、報道を通じて明らかになりました。
 
発信元はロイターの3月29日付け報道、ロイターにファイルを提供したのはボルトン補佐官であるとされています。
 
アメリカが朝鮮へ提示・要求した内容は大きく6項目。
 
①朝鮮は、すべての核活動を中断し新たな活動も停止する。
②朝鮮は、自国の核プログラム透明化する。
③朝鮮は、自国の核兵器と核物質をアメリカへ移転する。
④朝鮮は、核兵器と関連するミサイルなどのすべてのプログラムを完全に破棄する。
⑤朝鮮は、視察チームの完全視察を受け入れる。
⑥朝鮮は、核開発に関与したすべての科学者らを一般職へ再配置させる。
 
素人の私でさえひと目みて解る通り、この度の「ハノイ会談」でアメリカは、朝鮮に対して「リビア式解決策」を要求していたということです。
 
つまり「トランプ政権」の本音は、朝鮮との「交渉」などは初めから考えにはなく、アメリカ国内外の政治スキャンダルで窮地に立たされた「トランプ政権」の「延命措置」「時間稼ぎ」のために、「北朝鮮との敵対関係を中和した」という政治的な目的を達成することだけを目指していたということです。
 
朝鮮の最高指導部は、ハノイを後にした帰路の車中で、「この先に、アメリカと対話を継続する意味はあるのだろうか?」とう考えを示し、「トランプ政権」に対する強烈な不信感を公にしました。
 
朝鮮は更に、2017年の「連続的ミサイル発射行動」時に見受けられた様な、「弾道ミサイル発射準備の予兆」を、最近あからさまに続々と発信しています。
 
朝鮮の崔 善姫 外務次官補は記者会見の席で(3月15日)、
 
「残念ながらアメリカは、ハノイ会談に『誠実な姿勢』で臨まなかった。…… 我々は、アメリカとの妥協的な対話をする考えは一切になく、ハノイ会談の様な繰り返しをする考えもない。私は、我々の最高指導部が、近く『我々の決心』を明らかにするであろうと思う」
 
と述べました。
 
朝鮮は、今年の「新年の辞」において、「アメリカが、我々の忍耐力への判断を誤り、自身の果たすべき約束を反故にし、一方的な立場で我々に何かを要求してくるのであらば、我々は国家の最高利益と地域の平和・安定のために、しかたなく『新たな道』を選択せざるを得ないかもしれない」と述べ、アメリカに対する自らの立場を鮮明にしています。
 
朝鮮が言う「新たな道」とは、「対話での交渉」によるアメリカとの新しい関係性の樹立ではなく、「力での交渉」によるアメリカとの新しい関係性の樹立を意味していると推測できます。
 
昨日、アメリカのテレンス・オショーネシー北方軍司令官が、「北朝鮮の弾道ミサイル配備が間近に迫っており、それは、アメリカ本土を標的にした兵器であろう」と軍事委員会の聴聞会の席で発言しました。
 
聴聞会の席では、ミサイル防衛局のグリーブ局長も出席し、「北朝鮮は、SLBM(潜水艦発射型核ミサイル)の開発を進めており、この先、ロシアや中国が開発したような極超音速弾道ミサイルの開発にも成功する可能性がある」と発言しました。
 
朝鮮の崔 善姫外務次官は、ハノイ会談が決裂したことに関連し、「アメリカは、大きなチャンスを逃した。このようなチャンスが二度と来ることは難しい」と発言しました。
 
アメリカの、一方的かつ傲慢かつ対決的な「交渉姿勢」のために、朝鮮半島情勢が再び深刻な岐路に立たされています。
 
 
 
 
※こんな見方もあります。
 
 
 
今年中に第3回朝米会談実現を期待したい。