ウリ民族フォーラムin愛知 大成功! ③ (参加者の感想③&フォーラムの詳しい内容) | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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ウリ民族フォーラムin愛知 大成功! ①(参加者の感想①他) 

 

ウリ民族フォーラムin愛知 大成功! ② (参加者の感想②&愛知のホンキを示す会長の挨拶)

 

 

 

の続き




 朝鮮新報


〈愛知フォーラム〉「ありがとう」と伝えたい/各地青商会会員たちの声

http://chosonsinbo.com/jp/2017/07/20170721rpi/


〈愛知フォーラム〉愛知県青商会が見つめる未来/7カ月間育んだ大切な経験

http://chosonsinbo.com/jp/2017/07/20170721ton-2/


愛知愛族愛国運動の新たな歴史創造へ/ウリ民族フォーラム2017in愛知

http://chosonsinbo.com/jp/2017/07/20170721ton/


会員3052人の力強い組織に/青商会第21回定期総会

http://chosonsinbo.com/jp/2017/07/20170721ryd/



 

 

 

(来年のフォーラム開催地が兵庫に決定し、フォーラムプレートが手渡された)

 

 

 

朝鮮新報より http://chosonsinbo.com/jp/2017/07/20170721ton/

 

 

 

愛知愛族愛国運動の新たな歴史創造へ/ウリ民族フォーラム2017in愛知

3千余人で盛況

愛知県青商会が主管する「ウリ民族フォーラム2017in愛知」が16日、名古屋市の愛知県芸術劇場で行われた。総聯中央の許宗萬議長、副議長と局長ら、愛知県本部の徐春元委員長をはじめとする総聯本部委員長、中央団体、事業体の責任者、実行委員会の李延男委員長(中央青商会会長、愛知県青商会会長)をはじめとする各地の青商会会員、各階層の同胞ら3,000余人が参加した。

 

21回目となった今回のフォーラムは、「次世代の希望と同胞社会の未来のため愛知が一つになり、ひまわり満開の民族教育を!」をテーマとして掲げた。

フォーラム1部は合唱とダンス「フルスロットル愛知」(愛知県青商会、愛知県下児童・生徒、園児)で始まった。続いて合唱と舞踊「朝鮮学校がいいね」(県下初級部児童)、フォーラム実行委員会民族教育研究チームのプレゼンテーション「民族教育の大切さと課題を考えてみる!」、合唱「ヘバラギ学園の歌」(愛知朝高生徒、朝高学区中級部生徒)が披露された。演目ごとに寸劇があった。

2部では文芸同が「100日運動」期間に創作した歌「ウリハッキョラララ」を朝鮮大学校学生が歌う映像が紹介された後、朝鮮で平壌冷麺の調理法を習ってきた青商会会員が朝鮮学校で作り生徒たちにふるまう企画、朝鮮学校を卒業し多様な職業に就く同胞の講義を愛知中高生徒たちが受ける夢応援の企画、青商会が県下すべての学校に送るiPadを使ったICT授業を行う様子の紹介、朝高生を対象にした「コリアンビジネスハイスクール」の概要説明と朝高生のビジネスプラン発表、青商会が主導して再建した土曜児童教室「サラン学園」に関する映像と子どもたちのチャンゴ演奏が披露された。2部でも寸劇があった。

実行委の李延男委員長があいさつに立った。李委員長は、フォーラム開催までの準備期間を振り返り、愛族愛国のDNAと同胞愛、学校愛、後代愛の潜在力を持った同志たちと力を合わせ、11の全地域青商会を再建、結成したこと、フォーラム準備期間に100人以上を新たに青商会会員として受け入れ、250人の会員を抱える組織になったことなどについて述べた。そして、同胞たちが一心団結し、愛知民族教育を守っていくための決意を披歴した。

フォーラムの最後には、愛知同胞1千人が出演する大合唱「われらの誇り限りなし(우리 자랑 이만저만 아니라오)」が上演された。

来年のフォーラム開催地が兵庫に決定し、愛知県青商会からフォーラムプレートが兵庫県青商会に手渡された。

フォーラム閉会後、総聯中央の許宗萬議長は1千人大合唱に出演した同胞らを祝い、愛知愛族愛国運動の新たな歴史が創造されたと強調した。

 

 

 

 

 

 

http://chosonsinbo.com/jp/2017/07/20170721ton-2/

 

〈ウリ民族フォーラム2017in愛知〉愛知県青商会が見つめる未来/7カ月間育んだ大切な経験

 

セセデの熱意、同胞社会に拡散

 

16日、「ウリ民族フォーラム2017in愛知」の打ち上げ会場で実行委員たちは、約7カ月の準備期間を感慨深く振り返った。彼らは愛知同胞社会の新しい未来を自分たちの力で切り拓く自信と決意に満ちている。

青商会発信で実践

 
 
 

「同胞を巻き込もう、オール愛知でいこう。そう描いていた。でも不安が多かった。愛知は大きい。まとめられるのか。正直、無理だろうと思った。しかし、各支部、各団体にお願いしに行くと、とても協力的だった。すぐに同胞に連絡をしてくれる。高い統率力と組織力を見た」

南地域青商会の朴熙正会長(41、愛知県青商会副会長)は、総聯支部をはじめとする各組織、団体の協力に深い謝意を表している。

そしてフォーラム当日に披露する大合唱の練習が地域ごとに始まったとき、地域の同胞たちが見せた「本気の姿」が目から焼きついて離れなかったという。

「なんだかんだ言いながらも同胞たちは一生懸命、本気で歌っていた。愛知は冷めているというイメージを勝手に抱いていたけど、捨てたものじゃないと、オール愛知でいけると、そう思った瞬間だった」

同胞たちの真剣な表情を眺めるうちに、朴会長の不安は確信に変わっていく。同胞たちが気持ちを一つにするため、青商会世代の発信力がいかに重要か、朴会長は身をもって感じた。そして発信力があるかないかで、結果は大きく変わることも知った。

朴会長はフォーラムを準備する間、地域同胞たちに向けて「こうしたい」「ああしたい」と積極的に発言し、自ら進んで行動する青商会会員の姿を振り返りながら、今後も「青商会発」で実践行動を行っていきたいと話す。「青商会が地域同胞社会の起爆剤になれる」という自信も持てた。

一方、地域青商会が活発に活動したことで、朴会長はさまざまな効果があったと指摘する。そのうちの一つとして、同胞社会からフェードアウトしようとしていた同胞青年を呼び止めることができたと振り返った。「フォーラムは、同胞と同胞をつなげるかけ橋になった」。

 

 

 

 

 

前面に出るべき世代

フォーラムで披露する大合唱の練習は地域ごとに行われた。同胞と同胞が会う場が定期的に作られたことで、同胞たちは毎回、いろんな話で盛り上がった。名中地域青商会の金征会長(39)はそんな光景を見て、とてつもないやりがいを感じていた。

「一つのことにみんなで取り組む楽しみがある。これを青商会が主導できたことに満足している。とくに『青商会がやるならついていく』という同胞の声は、上の世代の指示をじっと待っていた自身にとって、真逆のスタンスだった。青商会がそういう前面に出るべき世代だということを、身をもって確認した」

金会長は、フォーラムを終えて青商会が抜け殻のようになるのではなく、もう一回固まりたいと考えている。「会費を払う会員ではなく、集える場を作り、一口運動や生徒増加活動にも取り組む、そんな雰囲気にしたい」。

一方、東春守山地域青商会は、どのようにしてフォーラムを迎えるべきかこの間、大いに悩み、考えあぐねたという。

鄭永悟会長(42、県青商会副会長)によると、学校があり同胞が多い地域特性を生かし、東春初級のイベントに出て同胞たちと触れ合い、フォーラムの宣伝をするため同胞宅を回ったことで、青商会を取り巻く環境は少しずつ変わったと振り返る。

とりわけ「同胞たちが何を考えているかがわかった」そうだ。オモニ会やアボジ会、分会や支部、高齢者が学校のために活動している姿を目の当たりにし、青商会にできることを今すぐにやろうと自覚が高まっていったという。

フォーラムに向けた地域青商会の活動の重要な成果の一つは、青商会が地域に住む同胞たちと会い、言葉を交わしたことだ。地域運動の課題を認識し、青商会メンバー自身の気持ちに変化をもたらした。そして自ら起こした行動は、愛知同胞たちの気持ちに変化をもたらし、セセデの役割が何かをみんなが考える機会になった。

フォーラム実行委員長は、かつての愛知同胞社会を取り戻したかったという。セセデの熱が少しずつだが着実に、愛知同胞たちにも伝わっている。

 

 

 

 

 

 

 

「前向きな気持ちになれた」/参加者の声

 

 

総聯愛知・尾張支部の朴海龍副委員長(71)は朝鮮バッシングや朝鮮学校に対する差別が横行する昨今だが、フォーラムを通じて「同胞たちが前向きな気持ちになれたのではないか」と話す。それは会場を後にする同胞たちが明るく、清々しい表情を浮かべていたからだという。「来年に行われる地域の花見にも青商会が率先して取り組むと約束してくれた。若い力は地域に活気を与えてくれるはずだ」と期待感を示した。

 

 

女性同盟愛知・南支部の全壌愛さん(33)は出産予定日を明日に控え、会場に行くのを迷ったが、来て本当に良かったという。「青商会のパワーに圧倒された。小さな園児たちから高齢の同胞たちまでが、共に舞台に上がっている光景だけでも、とても感動的だった」と述べ、フォーラムを通して民族教育の歴史も学び、その歴史があって今があるということを改めて知ったと語った。

愛知県下の朝鮮学校児童・生徒たちはフォーラムでの公演出演などで成功に大きく寄与した。愛知朝高学生委員会の成済秀委員長(高3)は、フォーラム開催までの期間、同胞のパワー、熱意を感じたとしながら、「朝高卒業後、将来のためにどう生きるべきか考えたい」と話した。その考えは、未来のためにがんばる青商会の背中を見て、深く感じたことだという。

 

 

 

朴昌赫(37、北海道青商会会員)

民族教育について改めて分かったものがあった。とくに1部で流れた1世のハラボジの映像を通して、歴史を受け継ぐことの大切さ、過去からのつながりの中で今の民族教育や同胞社会があるということを思い知らされた。

金守成(40、山形県青商会幹事長)

以前、愛知中高で教員をしていた。立派な社会人になり青商会で活躍している教え子たちの姿をみてうれしく誇らしく、何よりとても感慨深い。このメンバーが愛知同胞社会を担っていくことを期待している。単身赴任で山形に住みながら、子どもたちを西播初中に通わせている。日本の会社にいると同胞社会の感覚が薄れていくのが現実だと思うが、だからこそ同胞たちと共に、ウリハッキョ、子どもたちのためにもっと一生懸命に活動していきたい。

崔龍哲(34、埼玉・東部地域青商会会長)

今年の4月、青商会代表団として共に祖国を訪問した愛知のメンバーから、熱い思いを聞いていた。愛知がフォーラム開催地として決まったそのときから積み上げてきた努力をしっかりと見ることができた。時代の流れに沿って変化しつつある民族教育。過去から新しい未来へ、世代をつなげていくことの大切さに改めて気づいた。今、自分にも幼い子どもが2人いるが、必ずウリハッキョに入れたい。青商会として、誰かにやってもらうのではなく一人ひとりがやらないといけないと思った。

朴珖秀(43、静岡県青商会会長)

今年初めて「ヘバラギ学園」に参加した息子が、そのときのことをとても楽しそうに話してくれた。同じ学区に属するウリハッキョの生徒たちが一堂に会することで、小さなハッキョの力だけでは普段できないことを率先して行っている愛知県青商会の取り組みはとてもありがたい。愛知に負けずに自分たちもがんばりたい。

河哲理(38、長野県青商会副会長兼生活文化部長)

3年前の長野フォーラムをきっかけに、長野県青商会が年々グレードアップしていると感じる。例えば、自分が学生の頃には夢があっても「どうせ叶わない」と思ったものだが、先々週に行った青商会主催の「メアリプロジェクト」に参加した子どもたちは「がんばれば何でもできるんだ」と、それぞれ夢や希望を持ってウリハッキョに通っている。やればできるし結果も必ずついてくる。決して手を抜くことなく、明日からもっと力を尽くしていき、愛知と一緒にがんばりたい。

金大成(43、大阪府青商会副会長兼大阪福島地域青商会直前会長)

愛知の現状、活動がはっきり理解できたことが良かった。自分が携わっている大阪福島は、大阪府青商会の中で人数が一番少ない。高校無償化裁判などさまざまな局面で困難が続くなか、先代たちの思いを忘れずに実践しようと奮闘している愛知のメンバーたちの作る舞台を見ながら、自分も「もっとがんばろう」とスイッチが入った。

金昌均(41、兵庫・明石地域青商会会長)

こんなに素晴らしいフォーラムを作りあげた愛知の会員、同胞たちに「고맙습니다(ありがとう)」と伝えたい。忘れかけていた大事なものを思い出すことができた。内容も濃く、「実践型」のフォーラムになったのではないか。日本の学校に通う在日の子どもたちが今日のように舞台で堂々とチャンゴを叩くなど、簡単なことではなかったはずだ。来年の兵庫フォーラムではこれ以上のものを追求し、今日までやり遂げた愛知県青商会の喜びを自分たちも味わいたい。

李浩宰(43、岡山県青商会会長)

今まで地域の特徴を重視しながら、ウリハッキョを支援する方向での活動はもちろん、岡山の同胞社会全体をリードしていく気持ちで活動してきた。世代交代も進み、会員の中でサラリーマンが占める率も高くなってきた。時間や財政問題など難しいことも多いが、これからも変わらず、皆の力でウリハッキョ、同胞社会の未来を見据えていけるようがんばっていきたい。

 

 

 

 

 

※愛知青商会同志達

 

 

 

本当にお疲れ様でした。

 

 

 

愛知青商会チェーゴインミダー