ピカピカな笑顔のために
東京青商会が都内の朝鮮学校、幼稚班に入学、入園する児童、園児への制服をプレゼントすることを目的に主催した第17回東京青商会チャリティーゴルフコンペ「ピカピカCUP2015」が17日、栃木県内の2つのゴルフ場で行われた。
東京青商会の朴イッス会長（40）をはじめとする会員と、中央青商会の金テリョン会長をはじめとする中央と地方青商会の会員、OBたち、関東地方を中心とした同胞、日本市民ら540人でにぎわった。 実行委員会（昨年11月発足）を中心とする青商会メンバーたちが、ゴルフ参加者500人以上と賛同、協賛者500人以上の計1000人以上を動員目標に汗を流した結果、それを大きく上回る参加者540人と賛同、協賛者828人（法人、団体を含む）の計1368人を集めた。この数は大会史上最大。 東京青商会では、ゴルフを好きな人たちだけの行事になってしまうことを避け、大衆的な学校支援行事へと転換しようと、賛同、協賛者の呼びかけに力を注いだ。
青商会結成20周年を迎える今年、「進化」のスローガンを掲げてる東京青商会は、子どもたちのピカピカの笑顔と同胞社会の未来のために邁進し続けている。
最大級の青商会行事
参加者たちは晴れわたる青空のもと、ゴルフを楽しんだ。
プレー後のパーティー兼表彰式では、協賛団体、個人の紹介や、東京青商会会長のあいさつ、総聯東京都本部のファンミョン委員長の祝杯の音頭があった。 また、来賓の金剛保険の金竜一東京支社長、日本の協賛団体の役員、東京都商工会の朴忠佑会長、中央青商会の金テリョン会長、ボクシング日本ウェルター級王者の金スヨン選手が登壇し、あいさつした。
金テリョン会長は、17回目を迎えたイベントが盛大に行われたことに敬意と祝賀を送りながら、「青商会主催のチャリティーコンペが日本各地で行われているなか、『ピカピカカップ』は歴史も長く、規模は最大級だ。たくさんの人たちの思いが、子どもたちの笑顔と輝かしい未来につながることを信じている」と話した。
長年にわたり朝鮮学校と青商会活動に協力し、今年の春で定年退職する日本の協賛団体の役員に花束が贈呈された。 実行委員会の金グァンへ委員長（40、東京青商会副会長、台東青商会会長）はチャリティーに関する報告で、今回の収益金を朝鮮学校、幼稚班に入学、入園する児童、園児たちの制服のほかに、障がいのある子どもを持つ父母たちの会である「ムジゲ会」への支援金、都内の朝鮮学校の園児、児童、生徒たちを対象としたイベント代などに充てることを説明した。 制服はすでに1月～2月にかけて児童、園児たちへ贈られた。
パーティーでは、この他に抽選会、成績発表、表彰式などが行われた。
パーティーに先立ち、東京朝鮮歌舞団による公演が披露された。
一方、朝青東京管下の朝青員たち、留学同活動家がスタッフとして行事運営に寄与した。
動員過程で広がる交流網
ゴルフ参加者メインだったこれまでの「ピカピカCUP」を、コンペに参加できない人たちを含めた幅広い人たちに、賛同、協賛を積極的に呼びかけたことで、「ピカピカCUP」をはじめとする青商会活動への理解、朝鮮学校支援に携わるきっかけとなった。
青商会のメンバーは、東京青商会管下の17つの各地域青商会別に、各35人の賛同、協賛者を目標に掲げ、総聯の各団体の集まりに参加するなどして呼びかけた。その過程で、青商会と他の団体との交流網が広がった。各団体の同胞たちも、青商会と一緒に朝鮮学校支援活動に寄与できたことを喜んだ。
161人の賛同、協賛者を動員し行事当日を迎えた文京・千代田地域青商会の安ビョンジェ会長（39）は「（動員数）1番を目指して、メンバーたちが自発的に呼びかけに奔走した」と振り返った。
東京青商会の朴イッス会長は「行事を終えた後のメンバーの表情には、ハードな日程をこなしてきた疲労感以上に達成感がにじみ出ていた」と手ごたえを感じていた。「先輩たちの意志を受け継いでいくのは当たり前。時代のニーズに合わせ、継続的に『進化』していきたい」と熱い気持ちを語った。
（右）イッス会長のフェイスブックより
17th ピカピカカップ 2015
ピカピカカップに参加していただきました方々、また協賛という形で参加していただきました方々、本当にありがとうございました❗️
全国の地方青商会のみなさま、参加、協賛ありがとうございました❗️
東京のトンポ、企業のみなさま、本当にありがとうございました❗️
青商会OBの先輩方々、ありがとうございました❗️
そして、東京全17地域の幹事、会員の皆さん、この期間、動員、訪問、夜遅くまで本当にありがとうございました❗️
皆さんがかいた汗、一滴たりとも忘れません。
本当に東京青商会は、地域の皆さんに支えられてます❗️
みなさまのご協力により、
プレーヤー 500名 協賛者 500名の計 1000名動員目標に対し、
プレーヤー 540名 協賛者 828名の計 1368名という目標をはるかに超えて達成することができました❗️
この数字は、東京青商会だけではなく、東京の老若男女のトンポ皆さん、オール東京で達成した数字だと思います。
本当にありがとうございました❗️
今年のピカピカは、なぜこのような企画にしたのか⁉️
昨年のサッカー大会に続いて、サッカー、ゴルフをする人だけではなく、やらない方々、また都合により参加できない方々も、ウリハッキョをみんなで支えて、支援、賛同していただける方を1人でも多く動員したくこのような企画にさせていただきました。
東京青商会では、これからも幅広く活動し進化し続けます。
全ては、子ども達の輝かしい未来のために…
大成功だったピカピカカップ
東京青商会の同志たち本当にお疲れさまでした。