moss blog

今年もやってきました、おバカの会!
1年前の会の終わりから
すでに次回を心待ちにしている・・
そんな至福・口福の時間

そんな会も今年で3回目を迎えました。
毎年同じ季節にうかがうため、
素材やメニューはかぶるものの・・
毎回新鮮な驚き、感動に出会えます。

さくさくっと
振り返ってみましょう。

メニューの詳細が気になる・・なんて希有な方は
過去の日記をご覧ください・・↓



moss blog

アミューズの
「ひとくちで5つの味」のトマト。
うっすら飴がけされたトマトに
へたに見立てたローズマリー、
フレーク状の塩をぱらり。


moss blog

まさに、アミューズ!な一品、
フォアグラの最中!

新鮮なフォアグラだからこそできる・・
ねっとりフォアグラ+ドライフィグを
さっくり皮でサンド。
ねっとり感があんこに通じる?!
美味しい・・


moss blog

美しきバーニャカウダ


moss blog

ずわいがにの味噌を使った絶品ソースで。


moss blog

マイクロトマトの乗った鉢には
黒オリーブの塩が。

女性の心をくすぐる
プレゼンテーションがそこかしこに・・

一同、「シルバニアファミリーのやつ!」
と妙な盛り上がりを見せるの巻。


moss blog

稚鮎のフリット

活きた状態で揚げるからこそできる
このピンっと美しい立ち姿・・
揚げたてあつあつを
塩でさくさくっとほおばります。
たまらない!

moss blog

パンも大きな楽しみのひとつ。

今回は
米粉のもっちりパンと
菜の花を練り込んだフォカッチャをチョイス。
パンやさんとして独立してもいいんじゃないか、
と思うくらい・・

moss blog

スペシャリテ、
うなぎ・フォアグラ・マンゴーの
甘美なる三位一体!

(詳しくは→おバカの会2010


moss blog

かりっ、ふわ、とろっの
北海道産白子のソテーに
フランスのホワイトアスパラ、
朝掘りのたけのこ。
トマトとケイパーがアクセントに。

moss blog

STAUBのふたを開けると・・
ザ・謝肉祭!

肉の旨味が溶け込んだ湯気が鼻をくすぐり、
ジュージューと焼ける音が胃袋をゆさぶる・・

ワイルドライスを詰めたうずらのローストに
たっぷりの野菜たち。


でも今回
私がわがままを言って
お願いしたメインは・・

moss blog

どーん!

ブルターニュ産活オマール!

moss blog

贅沢に半身をロースト、
定番のアメリケーヌソースで。

付け合わせには
STAUBのココットに入ったグリル野菜や
旬のたらの芽のフリットなど・・
ぬかりなくてうれしい。

いわずもがな、
お行儀よく手づかみで
余すことなくしゃぶりつきました。


moss blog

やっぱり日本人、
フレンチだって〆にごはん、がうれしい。

ひとり分ずつの小さなココット。


moss blog

別添えのアニス風味のスープドポワソン
(甲殻類の出汁がきいた、ブイヤベースのような)
をごはんにかけて・・

クルトンとおろしたチーズも加えて・・


moss blog

まぜてまぜて・・
リゾットに!


moss blog

こちらは定番、
いわしの蒲焼とフォアグラの炊き上げごはん。
ぱらぱらっと塩をふって
全体を混ぜていただきます。

ふわーっと幸せな何か
(なんだろう)
に包まれます。


デザートは7種類からチョイス。
せっかくなので
6名で6種類を少しずつ、
という贅沢を。

moss blog

いちごのパフェ

クリームチーズベース?のクリームと
いちご、さくさくクランブルを重ねて
表面はクレームブリュレのようにカラメリゼ。

moss blog

鉄のフライパンに焼き立てクレープ!

ヴァニラ(だったか)アイスクリーム、
ルバーブのジャム、メープルシュガー・・
あれこれのせて。

moss blog

「焼かない」タルトシトロン(レモンタルト)

アーモンドクリームの代わりに
アーモンドを使ったブランマンジェ、
メレンゲもふんわり、でなくさくっと焼いたものを散らして。
でも口に含むとあのレモンタルトの味が・・

moss blog

焼き立てホワイトチョコレートのスフレに
パッションフルーツのソルベ。

熱々とひんやり、
口の中で幸せにとろけます。


moss blog

しめくくりに
ほおづきの飴がけ。

食後のプティフール、
焼き菓子が出てくることが多いですが
おなかいっぱいの時には
こういうのがうれしいもの・・


moss blog moss blog moss blog

moss blog moss blog moss blog

今宵のワイン6本。

もちろん、
私はなめる程度でしたが・・
心なしか今回は最後まで元気に味わえました。
遅咲きながらワインに芽生えるか・・
今後の自分に乞うご期待。

moss blog

オーナー・ソムリエ、シェフ、
お二方とひとしきりお話もさせていただき・・

これだけの人気店でも、
というか
だからこそ、の
日々のお料理やサービスへの謙虚な姿勢に
改めて感じ入りました。

「熱々のスフレが冷めてしぼもうと
ひたすらブログ用の写真を撮り続けるお客さんがいたとしても
いい写真が撮れるように皿の角度を直してあげる、
それでお客さんが満足するなら、それでいいじゃないかと。

ドタキャンになっても
それで無駄になった食材を嘆くより、
そのお客さんがまた元気に来店してくれることを祈ろう、と。」

そんなようなことを話してくれました。

「お客さんの心に寄り添う」

というオーナーの言葉に
そんなお店の心意気、多くの人に支持される所以、
が端的に表れているようでした。

moss blog


おみやげにいただいたパンで
翌朝もしあわせな余韻に浸りました。

今年もおおいに、
ごちそうさまでした!

そしてそして
ムッシューH氏の営業力と
食を愛する仲間の存在に敬意と感謝をこめて。

また来年も、なにとぞよろしくお願いします。
(ここで請願・・)