役者をやりたくて、返り咲きたくて、そのために始めたお金を稼ぐ為の行動の数々。
そもそもお金を稼ぐ行為をやりたくて生きているわけではない。
やりたい事を続けるためにお金を稼ぐ必要があるのだ。
でも、いつの間にか稼げそうな情報に飛びついては失敗するだけの10年間。
違った!!私のやりたいのはお金稼ぎではなく役者だった!!
そう気づかされたものの、今更昔のように撮影現場で「何でもやります!!」
の下っ端精神で出来るかといえば、そこまでしてやりたくはない。
じゃあ、いつの間にか役者への未練はなくなっていたのかな?・・・
否!
役者なんてもう興味ないよ!
と、自分に言い聞かせて未練の無いように、自分がキズつかないように感情に蓋をして自分に嘘をつき続けていただけだったのです。
では役者に未練があるから、また昔のようにチャレンジ出来るかといえば、独身だった頃のようにはいかない。
家族を養わなくてはならないからだ。
ならやっぱりお金を稼げるようになって・・・
いや、違うでしょ!!
それなら過去の10数年と同じことを繰り返す。
そこで自分の感情を掘り下げたのが、
「何のために俳優をやりたいのか」
と、ちゃんと考えることでした。
この、「何のためにやるか」の考え方は、何をやるにも重要です。この考えがコアとなることでブレないのです。
潜在意識の勉強をしたことで気づかされたことの一つでもあります。
漠然とじゃなく、ちゃんと考えること。
ようやく、自分が俳優という職業にこだわってきた理由が分かったのでした。
おっさんズドリームプロジェクトを始めるまであと少し!
つづく