3月に大山でスキーの四国大会が行われる。この大会は小学生から一般人まで参加するレースなので、コースの傾斜がきついようだ。レースに使う大山のチャンピオンコースは中上級コースで最大斜度が27度ある。ここにポールを立てて滑るのだが、長女はともかく技術の未熟な長男はコースを外して怪我をしないか心配だ。一度下見を兼ねて練習させて置かなければならないと思っていたのだが、この週に予定されていたジュニア部の大山合宿が延期になったので、筆者家族だけで訪れる事になった。
朝5時起床。ウェアの防水処理をし、荷物を積んでいると6時前になったのであわてて子ども達を起こす。この日地元徳島は天気が良かったのだが、大山は雨の予報。わざわざ天気の悪い所へ出かけて滑るのもどうかと思うが、今回の目的はコースの下見なので、大山で滑らなければ意味が無い。明石大橋をわたり、倉敷から岡山、そして鳥取に入る頃には大粒の雨が落ちてきた。本来ならば雪になるはずの時期だが、この日の気温は6度。しかも中国地方は数日前からずっと雨が降り続いていたので、ゲレンデの状態が心配だ。反面、昨年通った時は真っ白だった道路も積雪は全くなく、わずか3時間でスキー場まで到着する事ができた。
まず、本日の宿泊施設「朝霧山荘」に荷物を預けに行く。連盟の方が合宿のために確保してくれていた部屋を残してくださったので、宿泊料も合宿料金が適用され安く泊まる事ができた。宿舎で少し休憩した後、ゲレンデへ向かう。昨年2月に来た時は宿舎前からスキー場までずっと雪道だったが、今年は全く雪が無い。ゲレンデは大丈夫なのか?登行リフトを降りてすぐ前の豪円山ゲレンデに出る。案の定あちこち土が顔を出しており、雪もほとんどシャーベット状態だ。下部の方には水溜りさえできている。出発前日にシーズン途中の大規模メンテという事でベースと滑走用ワックスをかけ直し、エッジも研いでいたのだが、このような雪の中で滑ったら板も最悪の状態になるのではないかと心配をした。豪円山ゲレンデは傾斜が緩く一本滑っただけで飽きたので、もう一つ奥の中の原スキー場に移動する。
ところが、ここが大山の欠点だが、一つひとつのスキー場が連結しておらず、板を担いでしばらく歩かなければならない羽目になった。この日一日が終わったあと、いつもより足腰の疲れを感じたが、雪が重かった事以上に度重なる横への移動が原因ではないかと思う。中の原スキー場は上中初級コースとそろったいいゲレンデだと思うが、上の方まで来ると靄がかかり、前方が見えにくい。そしてここでもゲレンデの一部では雪が溶けて土が露出している。今シーズン最悪の環境だなと思いつつ、このゲレンデを数本滑る。そしてさらに奥の上の原スキー場へ移動。ここの下部にはポールバーンがあり、どこかのジュニアのクラブが練習していた。近づいて見ていると「一緒に滑ってもいいですよ」と声をかけてくださったので、数回ポールの練習をした。

