新学期、4年生の光村「国語」教科書の『春のうた』については、ブログで授業へのアイデアを提供しています。
草野心平は「蛙の詩人」とも呼ばれた人です。
①この『春のうた』単独で読むこと(その時の「冬眠」状態からなってみる学び)
②蛙の春、夏、秋、冬という流れの中で『春のうた』を読むこと(これは発展的な学びになる)
この二つの提案です。
そのブログ記事はここにあります。詳細なデータは、別に作ってありますので、関心のある人はリクエストくいださい。
この提案を参考に、実際に授業したというレポート報告が来ました。(短いメモでもアリガタイ)
北海道の人と九州の人、というコントラストがオモシロいなあ。
***********************
<北海道のmakikoさんより>
三二先生
昨日は参観日でした。
三二先生に送っていただいた資料をもとに授業をしました。
結論からいうととっても楽しかったです!
子どもたちも喜んで授業を受けていました(と思いたい)。
初めに『春の歌』を読みました。一度読んだ後に机の下にもぐりもう一度読みました。
「どんな気持ち?」など聴いて、「くもは、空の雲、虫の蜘蛛のどっち?」も聞いてみました。
34人中「雲」という子は31人でした。虫の「くも」は3人。
それぞれに読んでもらって、表現しました。
次に『勝手なコーラス』に行きました。
夜のかえるの合唱をユーチューブで聞かせた後に合唱してみました。
いい顔をしてやってました。
次に『秋の夜の会話』を読みました。一度みんなで読んだ後、会話形式で隣同士で読みました。
その後に『冬眠』の題名あてをしました。
そして最初に戻ってもう一度『春の歌』を読みました。
学年の先生二人にもお知らせして一緒にやったのですが、
お二人とも「楽しかった!」と言ってくれました。
ありがとうございました。
こどもたちと楽しく授業ができるって幸せだなとしみじみと思った一日でした。
またよろしくお願いいたします!!!
********************
「ケルルン クック」
魔法をかけて、かえるになりきらせるのが大事ですね。
カーテン閉めて、電気を暗くして、真っ暗に。
冬眠した後の12月、1月、2月、3月の語り、さんにさんの語りを参考に。ここの語り、なるほどなあ。
子どもとともに楽しく。
たくさん同化したのに、
理科でかえるの冬眠から出たところを学んだら、うわぁという子どもたち。
************
同じデータを参考にしながらも、自分の授業になって行きますね。ぼくの実践は一つのアイデアのきっかけにして、自分の実践を目指してください。
こうした、実際にやってみたという報告、とてもうれしい。データを送った後、どうだったのかなあ、心配していますから。
いっしょに教材研究などできたらいいなあ。
昨日は、D大でのス~さんゼミに参加させてもらいました。3年生と4年生(それに卒業したばかりの新任教員2人)、25人ほどの若い人たちがいました。
最初に学生の模擬授業を観ました。堂々とした子ども役の学生たちとのやり取り。頼もしい。
分数のかけ算問題、その意味を押さえることを、ス~さんが指摘していました。学生たちとス~さんへの信頼が高い。(それにしても、人数が多すぎてタイヘンだろうなあ。ゼミとしては…)
昨日は、5月に予定している「ハンセン病資料館・多摩全生園」訪問の事前学習お話をしました。学生みんなに「ハンセン病の学習を、小・中・高でした経験がありますか?」尋ねたら、一人もその経験を持っていませんでした。
ぼくは、日本における最大の人権問題だと思います。こうして学ばなければ「知らなかった」になってしまうのです。
パワーポイントを使って、60分の話。
終って、30分ほど「ことば」の学びを体験してもらいました。ここは定番の「デザート授業」です。
「そうだ村の村長さん」、「あいうえお」、「漢語と和語」、「バナナのじこしょうかい」。
終って、新任のふたりとLineでつながりました。デザート授業のデータを送りました。データ提供で応援です。